僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

巨人 トホホの4連敗

2014年10月19日 | スポーツの話題

最近の出来事で、こんな悔しかったことはない。昨日はアホらしくて途中でテレビを消してしまった。何が悲しくてこんな試合を最後まで見なきゃならならんのだ。最終回にセぺダ、坂本が連続ソロを放ったそうだが、チャンスの場面では凡打したり三振したりしているくせに、9回裏、6点もリードされている時に連続ソロホームランなど打ったところでなんの役に立つというのか。


この2人に限らないが、今回の巨人打線は集中打が全くなく、4試合で入れた得点は1点、2点、2点、4点だが、第3戦の阿部のタイムリーで1点を取った以外はすべてホームラン。それもランナーを置いての一発は第2戦の井端の2ランだけ(この時も5点リードされていたので何の効果もなし)。あとは阿部も亀井もセベダも坂本も、み~んなソロで1点どまり。どのホームランも相手投手にダメージを与えなかった。こんな調子では、負けるはずのなかった阪神相手でも、こういう結果になったのは仕方ない…と言うほかない。


それにしても、阪神に4連敗だぞ、4連敗! 誰がこんな結果を予想した? 
巨人は7年前にもリーグ優勝しながらCSで中日に3連敗したことがあったが、当時は5試合制で、3敗したら終りだった。今の制度になってからは、どのチームも4連敗というのはない。今回の巨人が「CS史上初の4連敗」ということになる。歴史に残る屈辱の敗戦…というおまけつきである。


今回の阪神は先手を取るのが早かった。テレビ中継は試合開始の6時からだったが、用事で6時を過ぎてから帰宅してすぐにテレビをつけると、もう阪神がリードしていた…というパターンばかりだった。


昨日の土曜日も、モミィの誕生日だったので、家族で三重県伊賀の「モクモク手造りファーム」というところへ遊びに行き、帰ってきたのは午後6時10分頃だった。テレビをつけたら、1回表の阪神の攻撃中だった。ふと画面上の得点を見ると「神4-0巨」と出ていたので、「えぇっ? いま始まったばかりやろ?」と、何かの間違いかと思った。


まぁこんな調子で、阪神ファンにはこたえられないシリーズになっただろうけど、その分、巨人ファンとしてこんな悔しい思いはない。


僕も50年以上巨人ファンをやっているが、これまで、ここ一番という巨人・阪神戦では、ことごとく巨人が阪神を蹴散らしてきた。巨人のライバル…と言うには、阪神は弱すぎた。巨人ファンにも「阪神だけには負けられん」という気概があった。その最も負けて欲しくない相手である阪神に、こんなに“こてんぱん”にやられたというのは、あまり記憶にないことだ。


あぁ、惜しかったのは第一戦だ。藤浪の好投で4点をリードされた7回裏の巨人。先頭打者の阿部がライトスタンドに打ち込み3点差に。続く5、6、7番打者が連続ヒットで無死満塁となった。あの時がシリーズの分かれ目だったなぁ。解説者たちは口をそろえて「当然ここはピッチャー交代ですね」と言っていたのに、和田監督は動かず、藤浪を続投させた。そして代打に出てきたセペダが1塁ゴロでダブルプレー、続く井端は凡フライで、絶好のチャンスを逃した。セペダが第4戦でホームランを打とうが、井端が第2戦でホームランを打とうが、戦局に何の影響もない。それよりこういう時にこそ打たなければならないのに…。


結局、和田監督の藤浪への揺るがぬ信頼が、それからの連勝を呼び込んだと言えるかもしれない。敵ながらあっぱれ…と言っておこう。


今回の巨人は、ピッチャーもピリッとしないし、打線も、中軸がチャンスに大活躍した阪神と違って単発ばかりでつながらない。中途半端なまま、あれよあれよの4連敗だった。地元東京ドームでの試合だというのに、聞こえて来るのはタイガースの大声援ばかりだ。観客席の阪神ファンのひとりが「参ったと言え」というプラカードを掲げた姿が画面に映ったのを見て、僕はもう笑うほかなかった。はい、参った~

 

 

 

 

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