ノーベル物理学賞で日本人3人が受賞して話題を集める中で、
ノーベル文学賞の発表があり、今年も有力候補だった村上春樹が、
またまた受賞を逃し、「3度目の正直ならず」などと報じられた。
ご当人も毎年この時期に大騒ぎされ、さぞ困惑しておられることだろう。
「参るなぁ。これじゃノーベル賞じゃなく、脳減る賞だよ」と漏らしたとか。
ところで…
きょう10月10日は、東京オリンピックの開会式があった日である。
1964年のことだから、ちょうど50年が経ったわけだ。げぇぇ~~50年!
気が遠くなるほど長い歳月だけれど、
僕にとってはそんな遠い昔のような気がしない。
その日のことは、今でもはっきり覚えているものね。
あのとき僕は高校1年生で15歳だった。可愛かったなぁ(自分で言うな!)
「♪ あぁぁぁ~~ 高校3年生~」という歌がはやっていました。
50年前の10月10日は土曜日だった。
むろん当時のことだから、土曜日も授業はあった。
それで登校したわけだけど、朝礼のときに、校長先生が、
「諸君、今日から、アジアで初の五輪が東京で開かれます。
よって授業を短縮するので、帰ってテレビを見るように」
そう演説口調で言われたので、僕らは「やった~」と喜んだ。
開会式を見たいというよりも、早く帰れるのが嬉しかったのだ。
それでも帰宅してテレビを見ると、心が躍動し、若い血が騒いだ。
ジェット機が真っ青な空に5つの輪を描いた時は大いに感動した。
一生忘れられない東京オリンピックの開会式だった。
そうか…あれからもう50年も経ったのかぁ。
その後、10月10日が「体育の日」という祝日になった。
その日の開会式を記念しての祝日制定である。なのに…
いつのまにか、体育の日は10月の第2月曜日に変わってしまった。
これでは体育の日の記念すべき日が曖昧になってしまうではないか。
国はいったい何を考えているのか…と大いにフンガイしたものである。
で、毎年体育の日は日が替わり、今年は10月13日である。
10月10日が東京五輪の開会式に設定された理由のひとつは、
過去の気象統計上、その日が最も天気がいいということだった。
10月10日は雨は降らず、必ず晴れる…というデータがあったのだ。
そして運命の開会式は、予想どおり絵に描いたような秋晴れとなった。
今年も、きょう10月10日は、なかなかいいお天気である。
しかし、体育の日の13日には、台風がやってくるという。
しかも…なんと「ことし最強の台風」と言われているそうだ。
だから今年の体育の日は、大変な悪天候に見舞われる可能性が高い。
体育の日にちなんだいろんな催しも、開催は難しい見通しになってきた。
つまり…
10月10日という日を尊重しなかったから、こんなことになるのだ。
…と、意味不明なことを、ぶつぶつボヤいている僕である。
ちょっと話が変わるが、13日はモミィのエレクトーン演奏会である。
事情により、今月末にエレクトーン教室をやめることになっている。
すなわち、教室のお友だちと一緒に演奏する最後の舞台になるのだ。
この日をめざして、みんな一生懸命に練習を積んできたのだからね~
屋内の催しだからといって台風が来ても大丈夫…とは言えないだろう。
何とか弱まってくれて、中止の事態だけは避けられたら…と切に願う。
それにしても…
「最強の台風」なんて言われているけれど、ほんまかいな?
でも、注意するに越したことはありませんよね。
今後の気象情報から、目が離せませんね。