僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

無理しちゃダメということ

2013年08月29日 | ランニング

今月初旬の朝日新聞大阪版に、
「駈ける27歳市民ランナー、北海道マラソン連覇狙う」

という見出しの記事が載った。この市民ランナーというのは、吉住友里さんという女性で、わが町藤井寺市、それもウチの近所に住んでおられ、今モミィが通っている小学校の卒業生でもある。つまりモミィの小学校の先輩だ。去年の北海道マラソンに優勝し、一躍期待のランナーとしてクローズアップされた。その時のブログです。↓


http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/61d9f17b687684dca3f69bd752d51f51



そして25日(日)に北海道マラソンが行われた。結果、吉住さんは5位に終り、残念ながら2連覇はならなかった。


ところで前述の新聞記事には、こんなことが書かれていた。「吉住さんの朝は早い。起きるのは、まだあたりが薄暗い午前4時過ぎ。自宅周辺を約1時間半かけて、15~20キロほど走りこむ」…と。こういうのを読むと、すぐに影響される僕なのである。やはり暑い夏は朝の暗いうちから走らなければ…


そう思いながらも、なかなか実行できなかったのだが、今日は朝4時過ぎに起床し、4時40分ぐらいから大和川堤防に走りに出ることができた。7月ならすでに明るくなっている時間であるが、さすがに8月下旬となるとまだ真っ暗である。それでも堤防を歩いている人の姿はあちらこちらに見受けられたし、中には懐中電灯をチラチラさせて歩いている人もいた。


久しぶりに涼しい空気に触れながら、10キロを走り、東の生駒山からお日さまが顔を出した頃に切り上げて帰宅した。最近、夏バテがひどく、高速道路の下の日陰の公園を走ってもドッと汗が吹き出し、1時間ほど走って家に帰ると、気分が悪くなったり吐き気がしたり、心拍が不安定になったりして、ちょっと滅入っていた。でも今日の場合は、帰宅しても心配した症状は現れなかった。少し涼しくなったうえ、涼しい時間帯に気持ちよく走ることができ、体力が回復してきたのかな~と思う。


5月ごろ、10年以上走っていないフルマラソンをめざし、11月3日に行われる大阪淀川市民マラソンに申し込んで練習を始めたわけだけど、その時はまだレースは半年も先のことだから何とかなるだろう…と思っていた。練習を始めた頃に20キロ走もできたので、多少の自信も湧いてきた。これなら次に30キロ走もいけるだろ。そして次に…と。しかし、しかし…。甘かったんだなぁ、この考えが。そこから、暑かった夏をうまく乗り切ることが出来ず、練習も全然はかどらないうちに、気がつけば8月ももう終り。レースがあと2ヵ月少しに迫ってきたのである。えらいこっちゃ!


北海道マラソンに出場して制限タイムぎりぎりの3時間57分でゴールしたのは47歳の時だった。その2ヵ月後には、高知県の四万十川100キロマラソンに参加して、13時間で完走することができた。そして50代の時にも、赤穂の100キロマラソンを完走することが出来た。で、今もまだ、練習さえ積めばそれくらいの力は残っているのではないか…と思っていたのだが、このひと夏で、それがとんでもない見込み違いだったということを思い知らされたのである。


やはり体力の衰えは、如何ともしがたい。日常の動作の中で「あぁ、年とったなぁ…」と思う瞬間が何度もある。考えてみれば当たり前のことだけれど、それでも心のどこかに、「まだ若い。やればできる」という気持ちが潜んでいたに違いない。「ボチボチやる。無理しない」と表面では言いながら、実は無理しようとしている自分が滑稽に見えてくるのだ。


ここは現実を直視しなければならない。それを見据えた上で、今後2ヶ月のトレーニング計画を見直そう。11月3日の大会にはどうしても出場したい。あと2ヵ月間、早朝に走る習慣を徹底してつけるようにしよう。涼しいところを楽しく走る…。そういう練習でなければとても体が持たないことがわかった。今日は、大和川の堤防に吹き渡るひんやりした風を心地よく受けて、いいランニングができたなぁと、久しぶりの満足感に浸りながら、無理せず、質量ともに、分をわきまえた練習をしなければ…としみじみ思ったところです。

 

 

 

 

 

コメント (7)
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