僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

南紀白浜へ

2013年08月03日 | 日常のいろいろなこと


わが家では海水浴といえば南紀白浜である。天王寺から「特急くろしお」に乗って2時間余り。時間的にもちょういい。昔…2人の息子たちが小学生だった頃も、毎年夏休みが始まると白浜へ行くのが恒例だった。大雨に遭ったり、出発の日に子どもが熱を出したりと、ハプニングもあったけれど、白浜の美しい浜辺へやってくると、いろいろな感慨が胸をよぎり、少しウキウキしてくる。
(学生時代、結婚して新婚旅行で最初に訪れたのもこの白浜でした。へへ…)。


あの頃からほぼ30年経った今、また夏休みに小学生を白浜へ連れて行く…というのも、なんだか「歴史は繰り返される」という感じだ。モミィも4歳ぐらいの時に初めてこの海水浴場へ来たときは、押し寄せる波を怖がって浜辺で立ち止まったまま、海の中には一度も入らずにホテルに戻ったことがあった。でも、むろん今はプールも好きだし、白浜は1ヶ月以上前から楽しみにしていた。「やっと行ける日が来たねぇ」と、モミィは列車の中でサンドウィッチをほおばりながら、嬉しそうな顔で何度も同じことを言っていた。


そんなことで、7月31日と8月1日の両日、僕は体調も回復し、モミィや妻と白浜への小旅行を楽しんできました。

   


    

     今や白浜といえばパンダが売り物。列車内にもパンダ座席があり、
     乗客の記念撮影用に供している。




   
   
      白浜駅にもパンダ。

 

  

  ホテル「むさし」のロビーにも、パンダ。 どこでもパンダ…である。

 

11時半に白浜駅に到着した。駅前に停まっていたバスに乗り、宿泊ホテルの「むさし」へ…。このホテルは浜辺のすぐそばにあり、まだチェックインのできる時間ではなかったが、フロントの横に荷物預け場所があり、そこへ預けて、そばにある大浴場で水着に着替え、そのままの恰好でホテルから海まで歩いて行ける。

 

  

   浜辺に着くとまずパラソルを借りる。お兄さんが立ててくれる。
   その様子をじっと眺めているモミィ(左端)


 

  

   やはりプールと違い海には波の勢いがあるので、
   むくむくと盛り上がってこちらへ向かって来る波に、
   浮き輪を抱えたモミィはキャアキャアと喜んでいた。

 

モミィの気が済むまで海で遊んだ後、ホテルへ戻った。ホテル裏口のシャワーで体の砂などを洗い流して中へ入り、預けていた荷物を受け取ったら、チェックインをしていた妻が「そのままでいいよ」と言った。横に女性の従業員の方が僕らの荷物を持ってくれ、「どうぞ、こちらです」と促がされ、僕とモミィは水着姿のままでエレベーターに乗り、13階の部屋まで案内してもらった。このホテルはこういうところが便利である。だから、ホテルのロビーで、大胆なビキニ姿の女性が歩いている風景も珍しくないが、そんなのと出くわすと、純朴な僕は、ドキッとする (笑)。

 

夜のバイキング、翌朝のバイキングと…
こういう旅をするとどうしても食べ過ぎになる。
(帰って体重を量ると2キロ近く増えてました~)


 …………………………………………………………………………

 

翌日は、朝のテレビでは大阪は曇り空ということだったけれど、こちら白浜は朝からカンカン照り。暑い。海へ行くのはやめて、涼しいところで過ごしたかった。ちょうど、ホテルと白浜駅の間に「とれとれ市場」という巨大なマーケットがある。帰りの列車は12時半発なので、そこで午前中を涼しく過ごそうということになり、ホテルのフロントにタクシーを呼んでもらった。

 

「とれとれ市場」で売られているのは海産物が主だけど、南紀名産の梅も驚くほど沢山並んでいる。梅酒や梅ニンニクというのもあったが、大抵は梅干だ。梅干試食コーナーがあちらにもこちらにもあり、僕も少しずつそれらをつまみ食いしたところ、「こんぶ梅干」というのが一番おいしかったので、それを買った。…で、その横を見ると、こんな梅干が売っていたので、写真を撮った。

 

 

   

      特上大粒の梅干が10年分入っているそうである。
   お値段は、なんと58万円。梅干好きの人、ぜひどうぞ!


 

「とれとれ市場」で1時間半ほど過ごしたあと、タクシーで白浜駅へ行った。車内で何か食べるものをと、駅構内の売店をのぞいたが、朝に沢山食べたのでゼンゼンお腹が減らない。普通だったらとりあえず缶ビールを買うのだが、「病み上がり」の身でそんなことをしたら、嫁さんやモミィに叱られるのは目に見えている。モミィは好きなサンドウィッチを買い、電車に乗ると車内販売で妻にお菓子を買ってもらっていた。う~ん、ひとり食欲旺盛だ。

 
 
天王寺に着いたのは2時34分。いつもならもう少し帰りの列車を遅らせるのであるが、この日、8月1日は大阪府富田林市でPLの花火大会が行われる日だった。電車で富田林へ行くには、ここから近鉄南大阪線に乗って行くわけで、僕たちが乗るのも同じ電車である。つまりこの日は近鉄南大阪線が1年で最も人々が殺到する日で、特に夕方になると、道路は大渋滞するわ、電車は切符売り場に長蛇の列ができるわで、とにかくものすごい人なのだそうである。


長男が一度、たまたまこの時間帯に電車に乗ろうとして酷い目に遭ったと言ったので、僕らはこの日の列車時刻を早めたわけである。それでも、3時前だというのに、すでに駅では浴衣姿の女の子らを大勢見かけたし、切符売り場付近には整列するように床に白線が引いてあったりで、ものものしい雰囲気だった。幸いまだ大混雑とまでは行かず、大きな支障もなく乗車できた。帰り時間を早めたのは成功だったなぁ。


帰宅して、妻と後片付けをして、早い目の夕食をとり、7時半になるとそろそろPLの花火大会の始まる時間である。僕たち3人は、また出かけた。近くの下水道終末処理場の上が広い緑地として整備されており、ふだんは9時から5時まで開放されているのだけれど、この日は特別に夜も開いていると近所の人から聞いたので、歩いて10分足らずのその場所へ行き、レジャーシートを敷いて座って、約1万7千発と言われる大輪の花火を満喫したのである。

 
で…、昨日はほとんど寝転んでいて、居眠りを繰り返しながらダラダラ過ごしました。(でも今日はもう、元気ですよん) 

 

 


 

  

    
 

コメント (6)
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