僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

体に良い食べ物は…

2013年08月07日 | 心と体と健康と


朝のNHKニュース「おはよう日本」の中で、6時45分ぐらいから始まる「まちかど情報室」というコーナーがある。モミイが学校へ行く時は、この時間、パンを食べながらこのコーナーと、そのあと「めざましテレビ」にチャンネルを変えて「今日の占い」を見るのが朝の楽しみになっている。そのモミィの好きな番組のひとつ「まちかど情報室」で、先日ちょっとした健康に関する話題が取り上げられた。


今のこの暑さの中では、なるべく外に出ないようにする人が多いが、そうすると秋には筋力、体力が衰えることになるので、毎日こまめに身体を動かしましょう…というテーマだった。そしてその中で、立ち上がったりするときには、「よいしょ」などと声を出して立つのが良い…と、専門家の先生が勧めていた。


なんのこっちゃ?…と思いながら見ていたら、例としてテニスのシャラポワ選手の試合の様子が映し出された。彼女がボールを打つ時に甲高い叫び声をあげる映像を紹介しながら、先生は「動作の瞬間に声をあげると興奮状態が高まり、より力が出るのです」と説明した。それと同じように、僕たちの日常でも、立ち上がる時や力を入れる時などに「よいしょっ!」と声を出せば動作に勢いがついて運動効果が高まる…ということであった。


今まで、何か動作をするたびに「よいしょ」と言うのは、年寄りの証拠である…な~んてからかわれたこともあるし、からかったこともある。いちいち「よいしょ」って言うな! オジン臭い! …というのが、これまで言われてきたことだと思うのだけど、この番組ではそれを勧めていたのだから、世の中の常識と言うのはアテにならない。


健康といえば、食べ物に関しても、人気のあるテレビ番組で「これはダイエットに最適です」と紹介されようものなら、過去の寒天や納豆やバナナなどの例を挙げるまでもなく、沢山の人たちがそれに飛びつき、たちまちスーパーなどでその食品が売切れてしまう…という現象がよく起きる。今回も、僕は見ていないが、たけしの番組で「サバの缶詰には痩せるホルモンがいっぱい含まれていて体重を減らす効果大」と紹介されたそうで、それが視聴者だけでなく、ネットを通じても大きな話題になり、スーパーやネット販売でサバ缶が売れ過ぎて品不足になっている…とかいう話である。やれやれ、今度はサバ缶ですか~


もともとサバやイワシ、サンマなどの青魚は低カロリーかつ高蛋白のうえ、血液をサラサラにする成分が多く含まれて体に良い、と言われてきた。僕も3~4ヶ月ほど前に鎌田實さんの「がんばらない健康法」という本を読んで、そこに書かれていたこと…


酢が体に良い。
青魚、特にイワシが体に良い。
つまり、イワシを酢で煮たのをアテに一杯やるのが良い。


…というのを読んで、それ以来、僕は自分用に夕食の別メニューとして、2、3日に一度はイワシを酢と醤油と生姜で煮て、ビールのアテにしている。モミィはアタマから「そんなん、いらんわ~」と言って決して食べないけれど、青魚をあまり好まない妻には「体にいいから」と無理に「おすそわけ」して少しでも食べるように勧めている。


それともうひとつ、鎌田さんの著書に書かれていたのが「小腹が減ったとき、牛乳に酢を混ぜたのを飲んでいる」という話だった。これはもう、僕は半年以上前に新聞で「お酢の効果」という記事を読み、食後に酢(水や牛乳で薄める)を飲むと、食後の血糖値も下がり、内臓のあらゆる部分に良い、ということで、すでに「酢牛乳」を実践していた。さすがにこれは妻に勧めても「いや。それだけは飲メマセン」と言われてしまいましたけど(笑)。


先日の月曜日、徳〇会病院へ定期検査に行った。血液検査の結果を見ると、2ヶ月前よりも善玉コレステロールが標準範囲を超えて増え、中性脂肪が減り、糖尿病のヘモグロビンの数値が安定的正常範囲におさまり、血液サラサラ度の数値が上がり…と、イワシや酢のおかげかどうかはわからないが、いろんな数値が良くなっていた。「いいですね~」と医師もほめてくれた。僕は「でも、最近体調がおかしくなったりしましたけど…」と言うと、「この暑さですからね。こまめに水分をとってください。で、暑いのも要注意ですが、涼しくなったときに水分を補給しないのが一番怖いのです」とも言われたので、肝に銘じておいた。2週間ほど前の一連の体調不良は、やはり暑さと、知らず知らずのうちに水分補給を怠っていたことが主な原因だったのだろうか、と反省した僕である。


テレビで何かがダイエットなどに効く…と放映されたらたちまちその食べ物が売り切れてなくなる…という現象は、相変わらずである。今回の「サバ缶」騒ぎで、缶詰会社はさぞ喜んでいることでしょう。


僕はこの種のバラエティ番組での健康情報などゼンゼン関心がない(というか、何を今さら…という当たり前のことが多い)ので、ほとんど影響は受けないが、本や新聞で書いてあることには熱心に実践したりする。まあ、似たようなものかも知れませんけどね~

 

 

 

 

コメント (4)
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