昨日(8月4日)も午前2時に起きてテレビのスイッチを入れた。
ちょうど「なでしこジャパン」の試合がハーフタイムに入ったところだった。
やった~。日本が前半に1点を取り、ブラジルをリードしているではないか。
このまま逃げ切れるか…と眠い目をこすりながらテレビを見ていると、
ブラジルのシュートが、日本のゴールに入ったかに見えてドキッとした。
角度を変えたVTRを見るとわずかにゴールの上に外れていたけれど、
ネットが揺れたので、一瞬相手のゴールで同点にされたかと思った。
そのあと、日本が喉から手が出るほど欲しかった追加点を入れ、
2対0となり、これで少しは見ているほうも楽になった。
そしてそのまま試合終了。
いよいよ準決勝に進出だ。
前回の北京五輪は4位に終わった。
今度こそメダルに届かせたい。
…が、相手は強豪フランスである。
そこを撃破すれば、決勝戦はたぶんアメリカが相手だ。
W杯と五輪を連続制覇というのはきわめて困難だけれど、
勝負に何が起きるか分からないのはW杯で証明済みだ。
ここまで来たら、金メダルをめざしてがんばってほしい。
…なでしこジャパンが終わったら、女子柔道決勝の録画中継があった。
前夜に男子の上川が破れ、男子柔道金メダルゼロが確定したので、
もうがっかりして、女子の準決勝を待たずに早々と寝てしまった。
(その日も午前2時に起きていたので、眠い眠い)
だから女子の結果を知らなかったが、日本選手が決勝に残っていた。
でも、録画中継を見ていると、双方決め手なく、旗判定で日本の負け。
またしても銀メダルであった。
この大会、日本はメダルはほとんどが銅で次に銀。
その数はかなりのものだけれど、金はまだ1個だ。
勝負の世界は、言ってみれば1位以外はみんな敗者である。
やはり、銀や銅ばかりでは寂しすぎる。 あと一歩なのになぁ。
(むろん、堂々たる銀や銅も沢山あるけれど…)
さて、楽しみにしていた陸上競技が始まった。
しかし、女子100mの福島は力を発揮できず予選落ちした。
そしてこの日最後の種目、女子1万m決勝がスタートした。
福士、新谷、吉川の日本の3選手がいきなり飛び出した。
強い強いケニア勢とエチオピア勢らを引き離す。
力で劣る日本勢だが一体どういう作戦なのだ…?
でも、3人が集団を引っ張っているのだから、
日本選手がどこにいるか、わかりやすいのは確かである(笑)。
そんなとき、映像はフィールドの男子砲丸投げに切り替わった。
決勝も大詰めに来た場面のようなので、仕方ないだろうけど、
見知らぬ外国人よりも、1万mの日本トリオが気になる。
早くトラックに切り替えてくれぇ…
砲丸投げがやっと終わり、また映像は1万mに戻った。
まだ日本人がトップを走っている。
4千mくらいのところで後続に吸収された。
3人は集団の中を行ったり来たりズルズル落ちたり。
先頭争いはケニア勢とエチオピア勢にしぼられたが、
エチオピアのディババという選手が最後に圧勝した。
まあ、強いの強くないのって…(どっちやねん?)
これでは、日本選手はどう転んでも太刀打ちできませんわい。
新谷9位、福士10位、吉川18位という結果だった。
福士という選手はいつもそうだが、どんな結果でもレース後、
大きな口をあけてギャハハハ~的な笑いをふりまくのが特徴だ。
この時も、他の2人と抱き合って、ギャハハハ~とやっていた。
なんだかねぇ… 明るいキャラは決して悪くはないけれど、
福士の場合、あまりにもテンション高すぎるのと違う…?
ということで、五輪実況生中継の終りが1日の始まりとなる。
土曜日ということで、午前中はモミィのキックベースへ付き添った。
あまりの暑さに、倒れる子どもも出たが、モミィは何とか大丈夫だった。
午後から長男の車に乗って家族全員大阪市内の大型店舗で買い物。
わが家の扇風機がひとつ壊れたので、新しいのを買ったけれど、なんと、
今の扇風機ってこんな安いのか…? と思うような値段だった。
夕方5時から、今度はモミイを市民会館に連れて行った。
実は今日の日曜日に、市民文化祭でヒップホップダンスが出る。
モミィも、派手な衣装を購入して、初の本番の舞台に備えている。
昨日は、その最後のリハーサルを本舞台でやる日だった。
舞台に、モミィが通う道場の子どもたちがずらりと並ぶ。
指導者の女性が、舞台の下から何やらこまかく指示をする。
そして曲が流れ始め、モミィらのチームのダンスが始まった。
モミィは2列目にいて、見えたり見えなかったり。
しかし次に1列目に出てきたので、踊りがはっきり見えた。
一人前にみんなと踊っている姿を見ると思わず顔がほころぶ。
本番が楽しみです。
先生の指示を受ける子どもたち。 (真ん中ピンクの小さい子がモミィです)
ということで昨日の暑い1日が暮れ、夜は男子サッカーを見た。
相手に恵まれた日本は、エジプトになんと3対0で快勝した。
44年ぶりに準決勝進出というから、銅を獲ったメキシコ五輪以来だ。
あの年…1968年(昭和43年)の夏、僕は19歳の大学生だった。
翌年、北海道まで往復の自転車旅行をするために、
資金稼ぎで製紙工場でアルバイトをしていた頃だったが、
マラソンの君原が銀メダルを獲ったのと、男子サッカーが、
3位決定戦で地元メキシコを破り銅メダルを獲得したのが思い出深い。
それ以来のサッカーの準決勝進出だ。
しかもその相手は、奇しくもまたメキシコである。
どうも因縁めいているけれど、メキシコならなんとか勝てるのでは…
という感じがする。
一方、別の組では準々決勝で韓国対イギリス戦があった。
いかにしぶとい韓国も地元の強豪イギリスには負けるだろう。
アジアからは日本だけが4強に進出するのである…
と思っていたら、ギョギョッ、イギリスがPK戦の末敗れたのだ。
うっそ~。 イギリスは何をしているのだぁ。
これで韓国はブラジルと準決勝を戦うことになった。
日本がメキシコに負け、韓国がブラジルに負けたら…
日本と韓国が3位決定戦を戦う可能性も出てきたぞ。
これはヤバイ。 日本にとって、韓国ほどイヤな相手はない。
絶対にメキシコに勝って決勝に進んでくれ~ニッポン。
…と昨日はサッカーを見て寝てしまい、今日の日曜日、
また午前2時に起きてテレビをつけたのであるが、
こう書いていると、一体いつ何の競技を見たのやら…
ごちゃごちゃになって、わけがわからなくなってくる。
え~っと、陸上競技を見ていたんだったっけ。
男子100メートル予選にボルトが初登場。
むろん本気で走っていないのは素人目にもはっきりしていた。
ゆっくり走って、横を見ながら1位でゴール。
「どうですか、ボルトは?」とアナウンサーに尋ねられ、
「う~ん、これでは調子がいいのか悪いのか、わかりませんね~」
と、解説の朝原さんが正直に言っていた。
途中、この日のハイライトが流れ、女子バドミントンダブルスで、
日本の「フジカキ」 が中国に破れたが、銀メダル獲得、とあった。
同じ銀メダルでも、競技史上初となれば、値打ちがありますよね。
楽しみにしていた男子1万メートルの佐藤悠基は、
やはり世界の壁は厚かったか、22位に終わってしまった。
そんなとき、僕は大きな失敗をしてしまった。
テレビで陸上競技をずっとかけっ放していたけれど、
ぼんやり見ているうちに、水泳のことを忘れてしまっていた。
別のチャンネルで、男女のメドレーリレー決勝が行われていたのに…
男子が北島の活躍などもあり、アメリカに次ぐ2位となり、
女子は日本新記録で3位となって共にメダルを獲得!
…というのは、生放送では見ず、あとから知ったのだ。
あぁ、その時間にテレビの前にいたというのに。
これこそナマで見なければならなかったのに。 とほほ。
それにしても、蒸し返すようで恐縮だけれど、
やっぱり、柔道の男子金メダルゼロは悔しい。
男女合わせても金は松本のひとつだもんね。
アテネでは8つ。 北京では4つ。
…と、半分ずつに減っていった日本の柔道の金メダル。
じゃぁ今回は2つか…と冗談で思っていたら、1つだった。
シャレにもなりまへんわ。
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では、今日も暑い1日になりそうですが、
みなさん、よい日曜日をお過ごしください。
僕はモミィのヒップホップダンスの本番に付き添うのが、
本日の 「行事」 のメインです~
昨日から喉が痛く、ガラガラ声になってきていますが、
屋外が無茶苦茶暑かったり、建物に入ると冷房が効き過ぎたり、
あるいは寝不足だったりして、体の調子がちょっと狂ってきました。
皆さんも、お体には十分お気をつけください。