僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ホルムズ海峡砂景色

2012年02月23日 | 雑記

いきなり国際情勢で恐縮ですが、イランの核開発をめぐり緊張が続いています。
イランは、欧米諸国の制裁に対して、ホルムズ海峡を封鎖すると脅しています。

ホルムズ海峡は原油輸送の大動脈であるところから、
最近にわかにこの場所が注目を浴び始めたことはご承知のとおりです。
わが日本国にとっても、原油が入ってこなくなると天下の一大事です。
今やホルムズ海峡という名を知らない人はないと言ってもいいほどです。

ところで、3日前の20日にあるお方から、
「ホルムズ海峡砂景色」という歌の存在を教えてもらいました。
言うまでもなく「津軽海峡冬景色」の替え歌ですが、
かつて中近東に赴任するビジネスマンの間で歌われていたそうです。
日本から遠く離れた砂漠の国での勤めを嘆いた替え歌だった…とか。

それが、ホルムズ海峡が一躍注目を浴び始めた昨今、
その替え歌が息を吹き返し、静かな人気を呼んでいるそうです。

元歌の「津軽海峡冬景色」は、僕の大好きな歌のひとつです。
誰もが口ずさむ歌だと思いますが、一応ここへ出しておきます。

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ泣いていました
ああ 津軽海峡冬景色

ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡冬景色

さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ 津軽海峡冬景色
         (東京音楽出版)

そして、3日前に教えてもらったその替え歌というのは…

~ ホルムズ海峡砂景色 ~

成田発の夜行飛行機 おりた時から
アブダビ空港は 砂の中
南へ下る人の群れは 誰も無口で
砂鳴りだけを きいている
私も一人 ひたいに汗して
つまらなそうなラクダ見つめ 泣いていました
ああ ホルムズ海峡砂景色

ごらんあれがオマーン岬 北のはずれと
見知らぬ人が指をさす
砂で曇る窓のガラス ふいてみたけど
下には砂漠が 見えるだけ
さよならアラブ 私は帰ります
砂の音が胸をゆする 泣けとばかりに
ああ ホルムズ海峡砂景色

…というものなのだそうです。

さて、話は「替え歌」から「元歌」に変わります。

この石川さゆりが歌う「津軽海峡冬景色」は、
日本の演歌史の中でも屈指の名曲ですよね。
作詞が阿久悠で、作曲が三木たかし。
 
ある資料によると、石川さゆりはNHKの紅白歌合戦で、
この曲をこれまで6回歌っており、うち3回がトリでの歌唱。
紅組で、同じ曲でのトリの回数では最多記録なんだそうです。

いかに人々に愛された歌かということがわかりますよね。

僕は3年前、2009年(平成21年)の3月末に定年退職し、
フリーの身となった4月に、妻と東北旅行に出かけました。

青春18切符で大阪から列車を乗り継いで4日目に青森に着きました。
そのとき、つい「ああ 津軽海峡冬景色」と口ずさんでしまいました。

そして「津軽海峡冬景色」の歌碑があると聞き、歩いて行きました。

旅の様子は、当時のブログに詳しく書いています。

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/393fdf83d73e3a4f0c8acbe14b2fdfe9


これらは、その時に撮影した写真です。 



  

 

 

 

 



 ………………………………………………………………………


さて、20日に替え歌「ホルムズ海峡砂景色」の歌詞を送ってもらい、
ひとしきり笑わせてもらったあとに、実は不思議なことがありました。

翌21日の夜のことです。
僕はある知人の方に「こんな替え歌を教えてもらいました」と、
「ホルムズ海峡砂景色」の歌詞を書いたメールを送りました。
すると、その翌日のこと。
早朝に起きた僕は、パソコンを開け、自分のブログを見たら、
パソコン画面の右側のコメント一覧の一番上に、
Unknown という匿名の方からのコメントが入っていました。
(今もその欄を見ていただいたらわかると思いますが…)

その匿名の方は、なんと3年前の青森へ行った時のことを書いたブログに、
コメントを寄せていただいていたのでした。これにはびっくりしました。
「津軽海峡冬景色」の歌碑の写真も載せた、先ほど紹介したブログです。

「ホルムズ海峡砂景色」のことを知人の方にメールしたとたん、
3年前の「津軽海峡冬景色」を書いた自分のブログへコメントが入る…。
なんというタイミング。これって、偶然…?

メールを送った相手の人がくれたコメントではありません。
僕がその人にメールを送ったのが21日の午後9時54分。
コメントがブログに投稿された時間は午後9時53分でした。
わずか1分違いでしたが、それもまた不思議な気がします。

Unknown さんがどなたなのか、まったく見当がつきませんが、
コメントの中身を読んでみますと、

「青森駅周辺にセブンイレブンはどれくらいありますか?
 青森でセブンイレブンによりましたか? 」
…という、ひっくり返りそうなコメント内容でした。

単に通りすがりの冷やかしコメントなのかなぁ、とも思いますし、
普段だったら無視するか、削除するかのどちらかですけれど、

それにしては、あまりにもタイミングが良すぎるというか、
偶然なのか、ちょっと気になったわけです。

Unknown さんは、なぜ3年前の津軽海峡のブログにコメントを、
それも、このタイミングに、しかも「セブンイレブンありますか?」
な~んて意味不明なコメント送ってこられたのか…?
青森のセブンイレブンの数なんか、知らんっちゅーねん(笑)

摩訶不思議な話である。

Unknown さん。
もし、これをお読みでしたら、何とか言ってくださいな。

 

 

 

 

コメント
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