僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

自己保存の人生

2012年02月18日 | 心と体と健康と

2月17日(金)。
この日も幼稚園にモミィを送った後、駅前の整骨院へ行った。
「おはようございま~す」
男性2人、女性1人のスタッフの人たちは、とても愛想がいい。

まず、ベッドにうつ伏せになって電気治療を受ける。
「首いきまぁす…ビリビリ。 肩いきまぁす…ビリビリ。
 背中いきまぁす…ビリビリ。 腰いきまぁす…ビリビリ」

ホカホカ、ピリピリ、気持ちが良い。眠くなる。

時間が来て電気が終わると今度はマッサージだ。
頭、首、肩から背中、腰、ふくらはぎ。
グイグイと、ものすごい力で揉んでくれる。
力のいる仕事だなぁ、と揉まれながら思う。
次は仰向けになり、頭をひっぱる。
首をグリグリ揉んでくれ、またひっぱる。
「座って、あぐらをくんでいただけますか」
そのとおりにすると、次は両手を上にひっぱる。
背中を反らせるストレッチだよね、これは。

そのあとも、足のストレッチをしてくれ、
別のベッドに移動してローラーというのを寝転びながらかけてもらい、
さらにそのあと、首の牽引をしましょうと、次々やってくれる。
最後は、女性の方が「サービスで手もみもやっていますのでどうぞ」
と、僕がソファに座ると、両手をクリームのようなものを塗り、
「手は、脳にいいそうですよ」とやさしく微笑みながら揉んでくれる。

1時間以上かけて、そういうことをしてくれるのだけど、
最後に院長先生が、「鍼をしましょう」とまた言った。
「鍼は痛いから、イヤです」と僕がはっきり言うと、
院長先生は笑って、これですよ、と壁に貼っているポスターを指した。
「パイオネックス」という、まあピップエレキバンみたいなものだけど、
でも先は鍼になっている丸い絆創膏なのである。
「0.3ミリですから、痛みは感じません。風呂も運動もOKです。
 あなたの首の痛みに、これを一度やってみましょう」

…そう言われ、5か所、「鍼」を刺された…というより、貼られた。
たしかに、痛くない。これならまあ、いいか。 

これを、2、3日張っておくのだそうだ。
風呂も運動も、OKだという。


    
    なんでも記録しておこうと、
    帰宅後、妻に撮ってもらった。

  

髪の生え際まで貼ってあるので、服を着ていても人から見える。

実はその夜、元勤めていた人に飲み会のお誘いをいただいていた。
その人たちの中にもこのブログを読んでくれている人がいるので、
久しぶりに会っても「首と肩はどうですか…」と尋ねられる。
僕は待ってましたとばかりに 「ほら、こんなんやねん」と、
首から肩にかけて5枚貼られている鍼を、ちょっと自慢げに見せた(笑)。

「えぇ? 鍼が突き刺ささったままなのですか」と後輩。
「いや。針と言っても0.3ミリなので、痛くないよ」
なんだか、この鍼の宣伝しているみたいな僕だった

  …………………………………………………………………

飲み会の前に、堺の高島屋の大きな薬局へ行った。
腰痛、首・肩こり、背中痛から膝痛まで、いろんな薬がある。
どうしても薬局でもその種のコーナーへ行ってしまう。

そこで、久美浜のおばちゃんに勧めてもらった「ロイヒつぼ膏」と、
ちひろさんに勧めていただいた「あずきの力」の2つを買った。

今やもう、僕は健康依存症になっています。
耳鳴りも相変わらず苦痛だし…。
 
なんとか、この不快な状態から抜け出したい。
健康が損なわれると、集中力が欠け、大切なこともどうでもよくなる。
首・肩が痛んでから、この数ヶ月間一日も欠かさなかった英語の勉強も、
サボったままだ。こんなことではダメだけど、そんな気持ちになれないのだ。

時々、ジョークで、健康は命よりたいせつ、ということが言われる。
健康が人生の第一目的で、ほかのことはどうでもよくなってしまう。
死んでもいいから、健康でなければ…な~んてね。
僕もその心境ですわ~(笑)。

でも、健康ということを突き詰めて考えていくと、
必ず何のための健康かという問題にぶつかってくる。
何のための健康か…、なんのための養生か…。
ここをおさえておかなければね。
(僕の場合、モミィが大きくなるまで生きなければと…)

生きること、というのは、目的を持って生きる…
そういうことですよね。

でも、生きることだけに頑張っている人もいるじゃないか。
生きているだけで、人生の目的は果たされている…。

生きる目的、…う~ん。 目的はとりあえず横に置いておこう。
とにかく自分を保存することがいちばんだ。

そんな言葉もチラチラして、
ちょっと怠け心がついているこのごろの僕です。

でも…
体調が崩れたときは、自分を保存するために生きているのだ…

そう信じて毎日を過ごす方が、今の僕にはいいのかも、と思っている。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (3)
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