僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

W杯抽選会 その他

2009年12月05日 | ニュース・時事

今回のテーマに入る前に、どうしても書いておきたいことがある。

千葉県で英会話講師リンゼイさんの遺体が見つかった事件で、市橋が再逮捕された。
今回の容疑は、殺人と強姦致死である。

調べによると、市橋は自宅マンションでリンゼイさんを強姦したうえ、
首を絞めて窒息死させた疑いがある、という。

リンゼイさんの遺体から体液が検出され、市橋のDNAと一致したそうである。
捜査一課長は 「殺害が性的暴行と密接して行われたと判断した」 と説明した。

市橋は認否については黙秘を続けている。
しかし、現場状況と鑑識捜査の結果をみれば、これはどう見ても、犯人だろ。
いつまでシラを切るつもりなんだ、この男は。

先日まで絶食していて、ほんのわずかでも反省しているのかと思ったら、
いったん食べ物を口にすると、「量が少ない、もっと腹にたまるものが欲しい」
そんな不満を漏らし、チョコレートなどを差し入れてもらったという。

そして、昨日のテレビでは、
「市橋容疑者は、差し入れのお菓子を食べ、漫画を読んで過ごしています」
と報じられたのには驚いた。 なにぃ? 菓子を食って漫画を? 

いったい誰が漫画本などを差し入れをするのか。 「人権尊重」 の弁護団か…?
甘やかすにも、ほどがある。

人を殺し、顔の整形までして逃げ回り、捕まったら何を思ったのか絶食をする。
我慢出来なくなったら食べ始め、「甘いもの」 まで要求し、食べながら漫画を読む。
こんなことを許しているから、凶悪犯罪が後を絶たないのだ。
加害者の人権だか何だかしらないが、殺されたほうの身にもなってみろ。
まったく、今の世の中、どうなってるんだ。

先日、中村うさぎさんのエッセイを読んでいたときにも、よく似たことを感じた。

中村さんは著書で 「秋葉原無差別殺傷事件」 の犯人・加藤智大の話を書いた。
すると、編集者から 「実名でフルネームはやめて、K被告とかに変えてほしい」
と言われたそうである。

「なんでなの?」 という中村さんの疑問に、編集者はこう答えたという。

「加藤被告が何年かたって社会復帰した時、プライバシー侵害で訴えられるかも」
だから、個人を特定できないようにしたい…ということであった。

これに対して中村うさぎさんは怒った。

プライバシー侵害? ちょっと待てよ。
人を何人も殺しといて、メディアに名前が出たら 「プライバシー侵害」 だと?
服役後も、「人を殺した者」 として肩身の狭い想いをしてその後の人生を生きる…。
それも責任の一部じゃね~のか?

…そう書かれている。 まったく、そのとおりだと思う。

ほぼ犯人に間違いないと見られる男に、お菓子を与え漫画を読ませる…

「人権保護」 って、そういうもんじゃないんだと思うんだけどね。

 ………………………………………………………………………………

今日は南アフリカで行われたサッカーW杯抽選会のことを書こうと張り切っているのだが。
昨日の夕方、市橋が漫画を読んでいると聞いて、腹立たしくて黙っていられなかった。

…さて、気分を切り替えて、話をコロっと変えます。

来年6月にアフリカ大陸で初めて行われるW杯だが、その組み合わせが決まった。
抽選会は、日本時間の今日の未明に
行われた。

昨夜、録画をセットしていたので、今朝の5時半に起きて一番に見た。
2時から録画していたが、アトラクションや何やらで、なかなか抽選会に入らない。

でも、まあ、僕の大好きな女優、シャーリーズ・セロンが進行役だったので、よかった。
彼女は、生まれも育ちも南アフリカなのである。 
この女優さんは、いつ見てもいいなぁ (うっとり)。

          
        


 

午前3時ごろから、ようやく抽選会が始まった。
強いチーム同士や同じ地域同士が予選リーグで同じく組に入らないよう、
あらかじめ、出場32チームが4つのグループに分けられている。

日本は第2グループで、同じ枠に韓国、北朝鮮、オーストラリア、米国などがある。
だから、このグループ内の国同士は、予選リーグでは同じ組に入らない。

そんなルールのうえで、抽選会が開始された。

予選リーグは、32ヵ国が、A組からH組まで8組に分かれ、4ヵ国ずつで戦われる。

その予選リーグで2位までに入らなければ、決勝トーナメントに出られない。
だから、どの組に入るかで、ほぼ、決トに出られるかどうか、予測がつく。
要するに、日本と同じ組に入る国々が、少しでも弱いところなら見通しは明るい。

結果は、日本はE組に入り、オランダ、カメルーン、デンマークと一緒になった。
この結果を、どうみるか…? 

いやまぁ、どうみるか、どころではない。 えらいグループに入ってしまった。
オランダは、現在の力は、世界最強だと言われているチームである。
うぅ…。 これは、苦し~い。

そして、カメルーンだが、ここにはFWにエトーというスーパースターがいる。
日本が、「突出した個人がいるチーム」 に弱い、というのは、周知の事実である。
うぅ…。 ということは、これも、苦し~い。

そして、デンマークは…?

その実力はよくわからないが、オランダ、カメルーンより、少しはやりやすい…?
それでも、日本よりは実力は上であることに違いない。
なんだかなぁ…。これは、1勝もできないのでは…と弱気の虫が顔を覗かせる。

日本は初戦にカメルーンと当たる。
これに負ければ、万事休すだと思ってもいい。
次のオランダに勝つためには、「奇跡」 という助っ人が必要だ。
2敗すれば、デンマークに勝っても、ほぼ、決勝トーナメントは絶望、ということ。

岡田監督は常々、W杯ではベスト4をめざす、と言っている。
士気を上げるつもりかも知らないが、ちょっと言い過ぎである。

日本は、自国開催以外のW杯(98年フランス大会、06年ドイツ大会)では、
まだ、1勝すらしていないのである。
日本で行われたときは、たしかにベスト16へ進んだことは進んだ。
ロシアに勝ち、チュニジアを破って、2勝をあげた。
しかし、あくまで舞台はホームの日本であった。
開催国だから、ベスト16進出ぐらい、当たり前の話である。

問題は、外国で行われるW杯なのだ。 ここで勝たなきゃならない。

まず、外国でのW杯で1勝をあげること。 これをめざすべきであろう。
ベスト4…なんて、あまりにも現実離れした抱負を、安易に口にすべきではない。
(と言いながらも、もしそうなったらどれほど狂喜するだろう…とも思うが)

それにしても、久しぶりに出場する北朝鮮は、えげつないグループに入ったものだ。
世界ランク1位のブラジルと、実力はそれ以上といわれるポルトガル。
そして、FWの超人ドログバのいるコートジボワールだ。
この3チームと戦わなければならない。
北朝鮮チームを応援するわが友、コスタクルタさんは、どんな心境だろうか。
                ↓
       http://blog.livedoor.jp/hwang8/


ちなみに、韓国は、アルゼンチン、ナイジェリア、ギリシャと同組だ。

韓国とアルゼンチンが対戦したら、僕は断然アルゼンチンを応援するんだもんね。

誰が韓国なぞ応援するものか。 がんばれ、アルゼンチン(まだ早いがな)。

ともあれ、W杯南アフリカ大会まであと6ヶ月。

前回W杯ドイツ大会では、深夜や明け方のテレビ中継に夢中になりすぎた。
夢中になりすぎて、不整脈が高じ、脳の血管が詰まった(つまり軽い脳梗塞)。

病院に運ばれた翌朝が、日本対ブラジル戦だったのを、今も覚えている。

次の大会は、もう少し冷静に見る…ことが、果たして出来るのかどうか。

 

 

 

 

 


コメント (4)
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