めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

猛暑の夏を乗り切る

2014-07-25 12:53:06 | 猛暑

今日も暑い!!
毎年の事ながら、梅雨が明けると日本中が蒸し風呂のような暑さです。
海外から日本を訪れる人々の印象も、自国よりも蒸し暑いと言います。
昔から夏は暑いのが当たり前でしたが、ヒートアイランド現象や温暖化で
地球全体が年々熱くなっているのを実感します。

しかしながら、四季がはっきりしていた昔の日本は、たとえ暑いとはいえ

その移り変わりを楽しんだものでした。
季節季節の風景の移り変わり、その時期に一番おいしくなる旬の食べ物、
日本の四季は人々の心に安らぎと感動を与えてきました。

季節変りがはっきりせず、極端な気候が目立ってきた昨今、私達の生活も

四季にとらわれない変化のない生活を求める様になりました。
セントラルヒーティングが浸透するにつれ、四季の変化に対応する私達
日本人の身体にも変化が見られ、増々抵抗力の無い民族になっています。
様々な難病が増え、精神的にも肉体的にもひ弱な子供達も増えています。

私の仕事場も、クーラーがフル回転していて、窓のガラスに触れると、

外気との気温差にビックリします。
しかしながら、この室温に何時間も慣れて帰宅すると、急に熱帯の国に
要った様で、寝苦しい毎日です。

もう何年クーラーを使っていないでしょうか。節電という目的でもなく

ずっと以前から夏は窓や玄関を開けて風を通し過ごしてきましたが、
さすがに、猛暑が続くと、扇風機を当て続けなければ汗が流れてきます。

中東出身の外国人は、日本の夏は自国の暑さよりも暑いと言います。

自国の暑さは普通に40度を超え、時には50度を超えると言うのに
東京の35度ほどの気温に閉口しているそうです。
いかに、湿度が高いと人の体調を狂わせるか良くわかります。
熱中症が心配される暑さがこれから何日も続きます。

暑さからいかに逃れるかという事も大切ですが、多少の暑さには動じない

身体作りを考えていかねばと思っています。
暑さ寒さも彼岸までと言った時代は過去の事、10月の声を聴くまでは
油断しないで暑さ対策を講じていく必要を感じます。