空の軌跡 the 3rd その9
------------------------------------------------
つまりこの月の扉③ エピソードは、FCでクローゼがエステルやヨシュアに会う前の、前日談のようなものなのである。
しかし、前日談のエピソードに、2時間半のプレイ時間をついやすのなら、スカスカの本篇の方を充実させて欲しかったと思う。
とはいえ、このthe 3rdは暗い影の世界の部分がほとんどなので、陽光輝く通常世界は心楽しい。
こうして、クラブハウスの窓にあるロープを伝って屋上に上がり、レクターを逮捕してエピソード完了。
しかし、クローゼの独白では、「2年後に思わぬ所で、レクターと再会した」とあるが、これは何時どこでどう言う状況での再会だったのだろうか?
次は「月の扉④」で、条件はエステル・ヨシュアがいることであり、サブタイトルは「旅立ちの朝」という。
これも前日談で、ヨシュアがカシウスに保護された直後の頃の話である。
ワイスマンの道具にされていたヨシュアは、カシウスに保護された後も他人とのに交流を避け、孤独を好んだ。
森で一人寝転んでいるそんなヨシュアに、エステルは「これで遊んでゲンキ出せ!」と、差し入れをしたのだ。
その差し入れは「ダンゴムシ」だった・・・
しかし、無常にもヨシュアは「いらない・・・」とあっさり断る。
エステルはコモドオオトカゲ」まで持ち出すが、ヨシュアは冷たく「虫はいらない」と断るのである。
それでも懲りずエステルは、後から後から様々な虫を捕ってくるのだ。
ガキの頃からノーテンキにお節介やきだったエステルは、後には空族ボクッコにまで、からかわれる。
しかし、そのノーテンキさとお節介やきによって、冷たく堅く閉ざされていた、ヨシュアの心は次第に融けて行く。
と、二人の幼少の頃の思い出話が続き、最後は二人がリベルタリアとその外の世界へ旅立つところで終わる。
次は「月の扉5」で、サブタイトルは「幸せの石」であるる。
条件は不明だが、開始場所が王立学園の旧校舎ということで、一応ケビン・エステル・ヨシュアにクローゼを入れてみた。
前の日記では条件は幸運のクオーツを持っていることであると描いてある。
扉には入れたが、実際の開始場所はマーシァ孤児院である。
マリィとメ[リィは、幸せの石を探して、西の海岸で貝殻を探すことになった。
小舟の近くで孤児院の仲間と会い、バザーがあるとのことで、西のマノリア村から南西の風車小屋に入った。
バザーは風車小屋で行われていて、男の人からクローネ連山の話を聞いた。
まれに連山が赤く染まることがあり、それを見ると幸せになれる、という話である。
二人はクローネ連山を目指して、北へいこうランラランと進んだ。
ところがメ[リィとはぐれてしまい、慌てて戻ったが、今度はマリィが迷子になってしまった。
陽は暮れかかるのに、自分の居場所もわからず、しかも魔獣まで出て来る。
しかしその魔獣はへんこてりんな奴で、二人?はなんとなく仲良くなってしまったよ。
この魔獣はドラゴンの子どもであり、崖から落ちかかったマリィを乗せて、ドラゴンっこは大空を飛ぶ・・・
気が付くと、マリィは孤児院の子供たちに囲まれていて、金色に輝く石を持っていたのだ。
そして孤児院に戻り、先生には大いに喜ばれた。
テレサ先生の顔を見ながらマリィは思った。
魔獣の子はほんとにいたのだと、そして幸せの石もほんとにあったのだと・・・
これにて月の扉シリーズは完了である。
空の軌跡 the 3rd その10へ続く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます