ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2022年11月30日。ウクライナ侵攻から281日目

2022-11-30 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年11月30日。

 昨日弁護士により明らかにされたベラルーシ反政権活動家コレスニコワ氏の入院。
 家族も支援者も面会できない状態ですが、28日に手術を受けていたことが明らかになりました。どうして手術を受けたのかその理由もはっきりしませんが、外傷によるものらしいです。
 つまり病気ではなく、怪我をしたので救急病院へ搬送されたということです。
 また未確認情報ですが、コレスニコワ氏が収容されている更生施設で不品行な行いをしたとされています。この更生施設は施設と言っても、懲役刑用の刑務所と同義なので、コレスニコワさんも何らかの労務が課されていたはずです。
 所定の時間に校正施設内の労務所にいなかったため、懲罰房に移されたという情報もあります。
 この懲罰房がいわゆる独房で、一人ぽつんと入れられているうちに体調が悪化して、病気になったのではなく、怪我をしたらしいというのが気になります。
 懲罰房に移されるときにコレスニコワさんが抵抗したため、刑務官が体罰を加えてそれで怪我をし、しばらくして悪化したという可能性が捨て切れません。


 ベラルーシ国防相は、敵がベラルーシに侵攻してきた場合、ロシアがベラルーシ軍を支援してくれることを固く信じていると述べました。自信満々の発言です。


 スペイン警察当局の説明などによると、マドリードのウクライナ大使館で男性職員が大使館に普通郵便で届いた手紙を開封した際、中に入っていた爆発装置が作動し、右手を負傷しました。手紙は保安検査を通っておらず、職員は自分で病院に行き手当てを受けたそうです。


 フランシスコ・ローマ教皇が、イエズス会系の雑誌記者とのインタビューで、キリスト教徒が多いウクライナでの犠牲者と残虐行為の関係に言及し、
「最も残虐なのは、ロシア国民でもロシアの伝統に従わないチェチェン人やブリャート人らだ」
と主張しました。
 こういう立場の宗教者がこのような発言をすべきではありません。
 チェチェン人とブリャート人はそれぞれイスラム教徒とチベット仏教徒で、キリスト教徒から見れば異教徒。
 ロシア側はこの発言に猛反発しています。当然ですね。
 ロシア人でも残虐行為をしている人はいます。