2022年11月8日。
ベラルーシでは10月5日に大統領の鶴の一声で始まった価格の凍結についての評価を大統領自ら発表しました。
商品の値上げを禁止したので、当然インフレ率は鈍化。政府の取り組みに高評価を与えています。
価格凍結どころか値下がりした商品もあります。しかし、日本人の間隔でいうと1個98円で売っていた物が97円に値下げしたような感覚です。これで大喜びする人はいないでしょう。
来年も8%のインフレ率が見込まれているそうです。(結局価格上昇するんですね。)が、今年最初の予想ではこの数字は19%だったので、このような急激なインフレは避けられる見通しだというのがベラルーシ政府の今後の予測です。
ロシア独立系メディアの報道によると、動員兵士ら570人の大隊は今月1日、ウクライナ東部・ルハンシク州の前線に投入され、防衛のため塹壕を掘るよう命じられました。しかし、スコップは3本しか与えられず、手で地面を掘っているところへウクライナ軍から攻撃を受けたということです。この攻撃で司令官が逃げ出し、無事だった兵士は29人、12人がケガをして、残りは全員死亡したということです。
生き残った兵士の証言だそうです。
やはり今は21世紀ですね。このような証言がデジタルの文字となり、すぐ世界中に広がる、兵士が上官に抗議している動画が拡散される。
CNNテレビなどによると、ロシア海軍太平洋艦隊の歩兵部隊が、ウクライナ東部ドネツク州で「不可解な戦闘」に投入され、4日間で約300人が死傷したと軍上層部を批判する書簡を、同艦隊の本拠地があるロシア沿海地方のコジェミャコ知事に送ったことが分かりました。
この書簡の内容も報道されています。
ロシア大統領が、国民から話を直接聞きたいと自ら事態の収拾に乗り出そうとしていますが、この国民とは何ですか。戦死兵の遺族? それとも自らウクライナの(自分はロシア領だと主張している)前線へ行って、動員兵に直接会うんですか?
昨日の投稿にも書きましたが、兵士だった聖職者、ワシリエフ氏が戦士したのを受けてロシア大統領は英雄の称号を与えることを決定しました。
オデーサのロシア皇帝エカテリーナ2世の銅像、やっぱり撤去されるんですね。
ウクライナ侵攻後はペンキで汚されたり落書きをされたりという状況だったそうで、撤去されるほうがかえっていいいような気持ちになりました。11月に入ってからは、頭巾をかぶせられるなど死刑執行人の格好をさせられているそうです。女帝の像なのに。
逆にロシア側はヘルソンから、市の創設者でエカテリーナ2世の愛人としても知られる軍人ポチョムキンの銅像などを持ち去りました。保護が目的だそうですが、確かに落書きだらけにされるから保護と言えるでしょう。
芸術作品を汚しても政党な抗議の声として私の心には入ってきませんが。どうせなら自分で一から絵を書いたり彫刻作って、いろんな抗議活動に使ったらいいと思います。
ウクライナ正教会の一派がこのほど、クリスマスを正教会の伝統である1月7日ではなく、12月25日に祝うことを傘下の教会に許可する方針を明らかにしました。
これでは正教と言えないです。
一応選択できるということになっていますが、こういうことを許すと、今度はロシア正教会がますます、ウクライナ正教会を批判し、またサタン扱いし、サタン排除のためにロシア正教会がウクライナ正教会に「聖戦」を仕掛けても良い口実を与えてしまいます。
ロシア軍がウクライナのエネルギーインフラを標的に攻撃を続ける中、キーウ市長は住民に対し、電力と水道が完全に失われる事態を含め、郊外などに避難(疎開)する準備をしておくよう市民に呼びかけていますが、こうした中、ウクライナ首相は
「首都キーウを含め、前線から離れた都市で住民の避難を実施する必要は現時点ではない。」
と述べました。
日本人の私からすると、日本で地震や台風などの被害に遭ったときのことを考えて前から非常袋を用意するのと同じように、前もって対策を練っておくのは当然のように思えます。キーウ市長は正しいです。現時点ではない、と言っても今は戦時下ですよ。
ベラルーシで何かあったら、私はダーチャ(セカンドハウス)に疎開する予定です。
キーウの計画停電はほぼ正常に戻ったと聞きましたが、その後すぐにキーウ市長のこの発言を聞いたので、実際どうなるのか分かりません。
しかし、ウクライナ全土で計画停電しているわけでもないです。
うちの子はウクライナの友人とネットで毎日ように交流しており、そこ(地方都市)では停電もないと話しています。
ただ、キーウは大都市で人口も多いし、首都が停電になると大変です。キーウからこのように問題の少ない地方都市へ避難(疎開)する人も増えるでしょう。
電気がないとオンラインで勉強ができなくなるのが、本当に気の毒です。
娘の友人たちも大学に通ったり、やっぱりオンラインになったと寮から実家に引き上げたり、大変苦労して勉強しているようです。
ベラルーシでは10月5日に大統領の鶴の一声で始まった価格の凍結についての評価を大統領自ら発表しました。
商品の値上げを禁止したので、当然インフレ率は鈍化。政府の取り組みに高評価を与えています。
価格凍結どころか値下がりした商品もあります。しかし、日本人の間隔でいうと1個98円で売っていた物が97円に値下げしたような感覚です。これで大喜びする人はいないでしょう。
来年も8%のインフレ率が見込まれているそうです。(結局価格上昇するんですね。)が、今年最初の予想ではこの数字は19%だったので、このような急激なインフレは避けられる見通しだというのがベラルーシ政府の今後の予測です。
ロシア独立系メディアの報道によると、動員兵士ら570人の大隊は今月1日、ウクライナ東部・ルハンシク州の前線に投入され、防衛のため塹壕を掘るよう命じられました。しかし、スコップは3本しか与えられず、手で地面を掘っているところへウクライナ軍から攻撃を受けたということです。この攻撃で司令官が逃げ出し、無事だった兵士は29人、12人がケガをして、残りは全員死亡したということです。
生き残った兵士の証言だそうです。
やはり今は21世紀ですね。このような証言がデジタルの文字となり、すぐ世界中に広がる、兵士が上官に抗議している動画が拡散される。
CNNテレビなどによると、ロシア海軍太平洋艦隊の歩兵部隊が、ウクライナ東部ドネツク州で「不可解な戦闘」に投入され、4日間で約300人が死傷したと軍上層部を批判する書簡を、同艦隊の本拠地があるロシア沿海地方のコジェミャコ知事に送ったことが分かりました。
この書簡の内容も報道されています。
ロシア大統領が、国民から話を直接聞きたいと自ら事態の収拾に乗り出そうとしていますが、この国民とは何ですか。戦死兵の遺族? それとも自らウクライナの(自分はロシア領だと主張している)前線へ行って、動員兵に直接会うんですか?
昨日の投稿にも書きましたが、兵士だった聖職者、ワシリエフ氏が戦士したのを受けてロシア大統領は英雄の称号を与えることを決定しました。
オデーサのロシア皇帝エカテリーナ2世の銅像、やっぱり撤去されるんですね。
ウクライナ侵攻後はペンキで汚されたり落書きをされたりという状況だったそうで、撤去されるほうがかえっていいいような気持ちになりました。11月に入ってからは、頭巾をかぶせられるなど死刑執行人の格好をさせられているそうです。女帝の像なのに。
逆にロシア側はヘルソンから、市の創設者でエカテリーナ2世の愛人としても知られる軍人ポチョムキンの銅像などを持ち去りました。保護が目的だそうですが、確かに落書きだらけにされるから保護と言えるでしょう。
芸術作品を汚しても政党な抗議の声として私の心には入ってきませんが。どうせなら自分で一から絵を書いたり彫刻作って、いろんな抗議活動に使ったらいいと思います。
ウクライナ正教会の一派がこのほど、クリスマスを正教会の伝統である1月7日ではなく、12月25日に祝うことを傘下の教会に許可する方針を明らかにしました。
これでは正教と言えないです。
一応選択できるということになっていますが、こういうことを許すと、今度はロシア正教会がますます、ウクライナ正教会を批判し、またサタン扱いし、サタン排除のためにロシア正教会がウクライナ正教会に「聖戦」を仕掛けても良い口実を与えてしまいます。
ロシア軍がウクライナのエネルギーインフラを標的に攻撃を続ける中、キーウ市長は住民に対し、電力と水道が完全に失われる事態を含め、郊外などに避難(疎開)する準備をしておくよう市民に呼びかけていますが、こうした中、ウクライナ首相は
「首都キーウを含め、前線から離れた都市で住民の避難を実施する必要は現時点ではない。」
と述べました。
日本人の私からすると、日本で地震や台風などの被害に遭ったときのことを考えて前から非常袋を用意するのと同じように、前もって対策を練っておくのは当然のように思えます。キーウ市長は正しいです。現時点ではない、と言っても今は戦時下ですよ。
ベラルーシで何かあったら、私はダーチャ(セカンドハウス)に疎開する予定です。
キーウの計画停電はほぼ正常に戻ったと聞きましたが、その後すぐにキーウ市長のこの発言を聞いたので、実際どうなるのか分かりません。
しかし、ウクライナ全土で計画停電しているわけでもないです。
うちの子はウクライナの友人とネットで毎日ように交流しており、そこ(地方都市)では停電もないと話しています。
ただ、キーウは大都市で人口も多いし、首都が停電になると大変です。キーウからこのように問題の少ない地方都市へ避難(疎開)する人も増えるでしょう。
電気がないとオンラインで勉強ができなくなるのが、本当に気の毒です。
娘の友人たちも大学に通ったり、やっぱりオンラインになったと寮から実家に引き上げたり、大変苦労して勉強しているようです。