電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

リンクをクリックさせようとあの手この手で〜不安につけこむ

2024年04月15日 06時00分14秒 | コンピュータ
このところ、だいぶ少なくなったなあと喜んでいたスパムメールでしたが、またぞろ届きました。こんどはクレジットカードの利用照会という名目です。

このたびは◯◯◯◯カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。
下記のご利用照会がございましたので、お知らせいたします。
ご利用日時: 2024-04-13 00:58:12
ご利用場所:国内加盟店ショッピング(通販·ネットショッピングなどでのご利用)
ご利用金額:25,180円
カードを使用した覚えがない場合は、以下のリンクをクリックしてカード使用の詳細を確
認してください。
〜リンク先URL〜

うーむ、「カードを利用した覚えがない場合」に問題のリンクをクリックしてカード使用の詳細を確かめろ、という設定ですか。誰かに不法利用されたかもしれないと不安を感じて思わずクリックしてしまう、という人もいるのかもしれない。そうすると、見た目はそっくりの不正な偽サイトに誘導されれて、ログインIDとパスワードを盗まれてしまうという結果になるのは目に見えています。

やはり、確認したいならばメールに書いてあるリンクを頼るのではなくて、ブラウザで「◯◯◯◯カード」の正規サイトにログインして確かめるべきものでしょう。そうすれば、そんな不正利用の実態はなく、まったくの詐欺メールであることが判明するはず。

いやはや、まったく油断も隙もあったものじゃない。気をつけましょう。



写真は、先日のお昼に作った「くきたちのスパゲッティ・アラビアータ」です。隣家の同級生にいただいた五月菜の茎たちをパスタを茹でている鍋でさっと茹でて、スパゲッティ・アラビアータに添えたもの。新鮮な季節の味で、たいへん美味しくいただきました。スパムメールの不愉快な気分もどこかに吹き飛びました。

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果樹園の春の始まり〜モモ、スモモ等の開花から

2024年04月14日 06時00分49秒 | 週末農業・定年農業
当地、山形県の村山盆地は、ただいま桜前線が急速に通過中です。どこを見ても桜、ニュースも錯乱、もとい、桜一色の状態です(^o^)/

当「電網郊外散歩道」は、主流の桜報道からはちょいと外れて、タイトル通りの郊外散歩、果樹園の春の様子をお届けしましょう。まずは、花盛りとなっているモモ「あかつき」から。



こちらは、8月初旬に収穫期を迎える品種で、当地では早生種に相当します。晩生種と比べると、開花もやや早いようです。では、晩生種「青空むすめ」はどんな開花の状況かというと、



こんな感じ。植えてから3年の若木ですが、ぽつりぽつり咲き始めたところ、でしょうか。

これに対して、花盛りなのがスモモです。剪定が間に合わず、咲かせ放題となってしまった大石早生がびっしりと花をつけています。



同じスモモでも、セイヨウスモモに相当するプルーンは、まだ芽が出たかどうかくらいの状態です。柿もまだまだ目立ちません。



サクランボも花芽が割れて白い花弁が見えるか見えないかくらいの状態。もう少し経つと、サクランボの開花が始まり、サクランボ果樹園も白い花でいっぱいになるでしょう。その頃には、プルーンも開花し、リンゴも薄紫のガク片の色気をチラリと見せながら、そっと咲き出します。



とりあえずは、我が家の果樹園の開花状況の前半部のレポートでした。

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果樹園の入り口が一気に花の季節に

2024年04月13日 06時00分23秒 | 季節と行事
4月もいつのまにか中旬になり、自宅裏の果樹園の入り口が一気に花の季節を迎えています。いつもは作業小屋の北側の落雪が遅くまで融け残り、なかなか咲かないヒマラヤユキノシタがだいぶ前から満開状態。水仙も白や黄色のラッパを吹いて春のマーチを演奏中(^o^)/



冬を越して、クリスマスローズも元気です。




草取りの合間に、花越しに隣家の畑を見ながらポカポカ陽気を満喫します。そういえば、忘れないように今年の開花日をメモしておこう。

  • スモモ 大石早生、ハニーローザ 4月9日頃
  • 桃 あかつき 4月11日

サクランボはまだ花芽が割れたくらい。これから徐々に風船状になっていきます。開花は来週かな。

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コーヒーと甘味〜バターバトラー・フィナンシェ

2024年04月12日 06時00分11秒 | Weblog
最近は、HbA1c という健康上の理由から(^o^)空腹時、とくに早朝のコーヒー習慣をやめてお砂糖抜きのホットミルクに切り替え(*1)ておりますが、それでも食後のコーヒータイムや、グルカゴンが減少しインスリンが一定の濃度を保っている10時のおやつタイムなどには、変わらずコーヒーと甘味を楽しんでおります。




先日は、娘からもらった「バターバトラー・フィナンシェ」というのを楽しみました。なんだかずいぶん凝った箱というかパッケージでしたが、味の方もなかなか美味しかった。もしかするとかなりお高い製品? 田舎暮らしのジイサンの日常には縁の薄いお菓子ですが、たまにはこういうハイカラな写真も良いでしょう。持つべきものは気が利く娘かも(^o^)/



コーヒーは、この透明感を見るとインスタントじゃないなあ。たぶん、いつもの UCC の粉をコーヒーメーカーで淹れたものでしょう。これだと、砂糖ぬき、ブラックでそのままのほうが美味しくいただけるようです。

(*1): 甘味の摂り方と血糖値を考える〜「電網郊外散歩道」2023年11月

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復活させた野菜畑に今年は何を植えようか

2024年04月11日 06時00分41秒 | 週末農業・定年農業
父母が元気だった頃、休耕田に客土して畑にして、野菜を作っていた農地がありました。父が亡くなり母も衰えが目立つ頃、じゅうぶんに管理ができずに荒らしてしまっていたのを2019年に復活させ(*1)、その後なんとか維持してきています。昨年からは広すぎて耕運機で耕すのがしんどくなってきて、ご近所の農家のトラクターで耕してもらっています。今年もなんとか手配できて、数日前に耕したと連絡をもらいました。



やっぱりトラクターで耕耘したほうが深くまで耕せて良いみたいです。作業手順としてはすぐに苦土石灰を散布できればよかったのだけれど、あいにく地域の行事とかちあい、昨日になってようやく手があきました。一昨日の雨で畑に入るとズブズブで、とても中には入れません。仕方がないので、あぜ道から届く範囲で苦土石灰を散布。終わってから長靴で無理やり中央突破で、両側に散布。来週あたり、こんどは堆肥を入れる予定です。果樹園の仕事が一段落するまで待ちましたのでかなり遅くなってしまいましたが、野菜畑の土作りが終わったら、さて今年は何を植えようか。

  • ジャガイモ  男爵、キタアカリ、アンデスレッド
  • 里芋  どだれ
  • サツマイモ
  • カボチャ
  • 枝豆  湯上がりむすめ、秘伝豆
  • トウモロコシ

こんなところかな。連作を避けて別の場所に植えるには、ある程度の広さがあったほうが便利です。出荷もしていない自家用菜園としては広すぎる畑も、その点では意味があるかもしれません。

こうした記事を毎年のように記録しているおかげで、野菜畑の作業もブログが農事暦代わりになっています。写真付き、検索機能付きで、なかなか便利です。

(*1): 荒らしていた畑を復活させる〜「電網郊外散歩道」2019年5月

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春のポカポカ陽気の価値

2024年04月10日 06時00分41秒 | 季節と行事
昨日は朝から雨降りで、寒い一日でした。昨年は同時期に雪が降り(*1)、遅霜の害も重なってサクランボに大きな被害が出ましたが、今年は雪が降るまでには至らず、まずはホッとしたところです。そういえば今年は大陸の寒気団の周期的な南下が弱いようで、暖冬に続き花冷えも強烈な寒さにはなっていないようです。


 (2023年4月9日の降雪)

やっぱり、春はあけぼのよりもポカポカ陽気が好ましい。早起きしてクイックルワイパーで掃除をしてからゆっくりすると、朝からポカポカ陽気の日には猫が隣に来てゴロリと横になります。猫も気持ちが良いのでしょう。夏の強すぎる日差しではなく、春の穏やかな陽光がありがたい、価値あるひとときと感じます。

(*1): サクランボの花芽の生育に霜や雪の影響は〜「電網郊外散歩道」2023年4月

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健康維持には運動が大切だと言うけれど、どんな運動がいいのか

2024年04月09日 06時00分36秒 | 健康
古希を過ぎて、健康の大切さがしみじみと感じられます。春から秋には農作業で野外活動しますので、ある程度は体を動かしているわけですが、冬場はがたっと動かなくなり、自分でも筋力の低下が感じられることから、この冬は無駄に広い田舎家で室内ウォーキングを取り入れるなどして歩数の確保につとめました。そのせいもあってか、春はまずまずの出だしになっています。

ところで、健康の維持には運動が大切だと言われ、自分でも運動するように意識していますが、ではどんな運動が良いのか。ジョギングが良いのか、散歩=ウォーキングでも良いのか、器具を使った筋トレが良いのか、それとも入念なストレッチなどが適しているのか。自分としては、田舎住まいのため器具を使った筋トレができる施設等は近所にはなく、せいぜい自然の中のウォーキングや室内ウォーキング、あるいはスクワット等の簡易な筋トレなどを取り入れるくらいです。健康維持のためにどんな運動が有効なのか、根拠ある考え方を知りたいと思っていました。

たまたま、「北品川藤クリニック院長のブログ」に「3種類の運動の健康効果比較」という医療トピック記事(*1)があり、興味深く読みました。2023年6月14日付けの BMC Public Health 誌に掲載された論文を基にしたもので、興味深い内容でした。要点を抜き出して見ると、

  • 運動 (1)ジョギングなどの有酸素運動、(2)筋力トレーニング(無酸素運動)、(3)ストレッチング の3種類
  • ストレッチングをまったくしない場合と比較し、週5日以上のストレッチングを行う場合、総死亡リスクは20%低下し、心血管疾患による死亡リスクは25%、有意に低下していた
  • 有酸素運動の場合、週に50エクササイズ(メッツ・時)の有酸素運動を行うと、全く行わない場合と比較し、総死亡リスクは18%低下し、心血管疾患による死亡リスクは45%、有意に低下していた
  • 筋力トレーニングのみを週5日以上行っている場合、全くしない場合と比較して、総死亡リスクは17%低下したものの有意ではなく、心血管疾患による死亡リスクの低下は見られなかった

という結果だったそうです。

これに基づき、筆者は

  • 生命予後に関して見ると、運動の効果は有酸素運動が最も優れていて、それに次いで死亡リスクを下げていたのは筋トレではなくストレッチングであった
  • 筋トレの効果は別にあり、3種類の運動を適時組み合わせることが良い

と結論づけています。

なるほど、たいへん参考になります。

ちなみに、メッツというのは運動強度を表す数値(*2)だそうで、例えば犬の散歩は3.0、ウォーキングは3.5、自転車は4.0、かなり速いウォーキングが5.0、ジョギングが7.0となっています。ですから、週に 50 METs・時ということは、速歩きウォーキング2時間を週5回というレベルになります。農作業というのがどのくらいの運動強度になるのかは不明ですが、少なくとも汗をかくレベルですので平均して3.5はあるのでは。週に4日、1日あたり4時間働いたとすると、4時間/日×3.5×4日=56(METs・時)という運動強度になります。ふーむ、やはり夏場は果樹園や畑で働くことが健康の維持に役立ち、冬場の運動量確保が大切だ、ということで間違いないようです。

(*1): 3種類の運動の健康比較〜「北品川藤クリニック院長のブログ」より
(*2): 運動強度(MRTs)で見る、効果的な身体活動は?〜スポーツ庁WEB広報マガジンより

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桃の剪定枝の開花状況はすっかり花盛りに

2024年04月08日 06時00分11秒 | 季節と行事
妻が日当たりの良い書斎にバケツを持ち込んで、ドサッと桃の剪定枝を放り込み、花が咲くのを楽しみにしていましたが、蕾もふくらみ、枝の先の方はほぼ咲きそろいました。始めは白っぽかった花色も、たくさん咲きそろう時期になると、ピンク色が濃くなって実に見事です。日に日に暖かくなる野外でも花芽が次第にふくらんできています。例年通り4月20日前後の開花になりそうです。



今年は、3年前に苗木を植えた晩生種の「青空むすめ」を試しにならせて収穫してみる予定。どんな実がなるのか、収穫適期はいつ頃か、食味はどんな味なのか、川中島白桃と美晴白桃が終わった後の「青空むすめ」の初収穫が楽しみです。

【追記】
写真を4月8日現在の最新のものに交代しました。4月6日撮影のものと比較しても、花盛りの様子が格段に違いました。枝の根元側にはピンクの蕾がだいぶ残っていますし、花弁もまだ散っていませんので、もう少し楽しめそうです。

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ステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』2024年4月号を読む

2024年04月07日 06時00分36秒 | 手帳文具書斎
先日、行きつけの文具店でファイルやセロテープ、画鋲などを補充してきた際に、隔月刊行されている文具に関するフリーマガジン『Bun2』の2024年4月号をもらってきました。今号の特集は、

新生活お役立ち最新文房具

というもので、サブタイトルによれば「多彩なワークスタイルに対応」し「仕事に役立つ文房具」を集めたものとなっています。具体的には、

  • ナカバヤシ「スマウス」〜マウスパッドが一体になったマルチケースで、スマホスタンドにもなる
  • ライオン事務器「マウスパッドポケット」〜マウスパッドにもなる収納ケース 

が目につきます。実際、非常勤で勤務していた職場ではパソコンは1人1台で使えましたがマウスパッドがなく、ビジネス用の角2封筒をちょん切って代用していましたので、こういうのがあったら良かっただろうと実感します。また、あちこち移動して仕事をしている人にとっては実用的で便利な製品であることは確かでしょう。今は引退してもっぱら書斎やリビングでデスクトップ・パソコンを使うだけですので、マウスパッドはそれぞれに完備しておりますが。
記事はさらに続き、

  • コクヨ「キャンパス フラットが気持ちいいノート」〜キャンパスノート史上最高にフラットに開く〜スマホ撮影にも適する
  • LIHIT LAB.「カスタマイズ・オープンリングノート」〜表紙やリングの色などを選んで組み合わせたオリジナルなA5判リングノートを作れる

など、ノートの新製品も紹介しています。当方、コクヨのドット罫線ノートはパイロットの万年筆インクが裏抜けすることから敬遠しておりますが、紙質はどうなのか疑問が残ります。また、最新筆記具コレクションとしてパイロットの「フリクション・シナジーノック」やゼブラ「サラサクリップ3色」、「ブレン4色+シャープ」などが紹介されているほか、三菱鉛筆の「ジェットストリーム・ライトタッチインク」を使ったシリーズを少しだけ顔見世しています。



恒例となった OKB48総選挙の結果発表は、ジェットストリームとユニボール・ワンの圧倒的な人気とフリクションボールの後退、ジュースアップの前進が目立ち、やはりインクの色がくっきりハッキリ濃いものが選ばれていると感じます。また、私にとってはかけがえのない存在となっている加圧式ボールペン「パワータンク」は33位。地味ながらしっかり特性が評価されているようで、なによりでしょう。

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最近、ネット界で目につく「次へ」偽装ボタン

2024年04月06日 06時00分39秒 | コンピュータ
最近、興味深い記事を読んでいるときに、「次へ」「次ページ」等のボタンをクリックしたら全く関係のない広告だった、ということがあり、偽装ボタンの存在に気づきました。本当の「次頁」へのリンクはずっと下にあり、目立たないテキストベースのものなので、大きな「次へ」画像を使ったボタンはやけに目立ちます。クリックしたのは自己責任、クリックしたほうが悪い、ということなのでしょうが、続きに興味を持ってクリックしたのに無関係な広告を見せられた方の怒りはかなり大きく、詐術的な手法として反感を持たれることが多いのではないかと思います。



では、そんな広告手法がなぜまかり通るのか。これは想像でしかありませんが、おそらくはネット広告の事情に不慣れなクライアントがカモにされているだけなのでは。クリックされた回数を実績として数値で示されると、広告主はつい信用してしまう。しかし、クリックされた数値は同時に反感を買ってしまった回数でもある、という実態を隠しているからでしょう。ネット広告がテレビ等の旧媒体の広告宣伝費を上回ったと報道されてからしばらくなりますが、不慣れなクライアントが実はカモにされていたことに気づくまでにはまだ時間がかかるのではないかと懸念されます。



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室内に生けた桃の剪定枝に花が咲いた

2024年04月05日 06時00分40秒 | 季節と行事
三月下旬に剪定した桃「あかつき」と「川中島白桃」の枝を、妻が何本かドサッと水に入れて書斎に飾っていましたら、先日、開花し始めました。書斎ではまだ暖房を入れていますので、戸外よりもずっと暖かいです。おそらく、ソメイヨシノと同様に累積温度が開花に必要な値に達したためと思われます。



咲き始めの桃の花は薄いピンクで、つぼみの先端のほうが濃いピンクです。葉芽も先端が緑色になってきて、徐々に伸びようとしているのがわかります。これは、桃農家だからできる豪華な生花かもしれない。



では、野外の桃の花芽の様子はどうか。これは、気温が低いせいか、まだまだ花芽も固いです。例年の開花時期は、当地では4月20日前後となることが多いですが、4月5日ではまだ2週間ほど間があります。おそらく、累積温度がまだ開花に必要な値に達していないからでしょう。



多くの植物は、短日植物・長日植物に区分される草本植物のように昼と夜の長さで開花時期をコントロールしますが、桜や桃などの場合は気温の累積が一定の値に達すると開花を始めるようです。ということは、光周性に基づいて産卵や孵化がコントロールされる昆虫の場合と比較するとき、室内のように開花時期が早まってしまうと、訪花昆虫はまだ全然姿も見えない、したがって受粉もできない、という事態が起こることになります。果樹園芸農家が温暖化を懸念する理由の一つです。

とはいうものの、春とはいえ日が陰ると外はまだまだ寒く、暖かい室内に生けた桃の剪定枝に花が咲いたのを眺めるのはいかにも春らしくて嬉しいものです。理性は温暖化の進行を懸念しながら、素朴な感情としては季節を早めた桃の開花が嬉しい、そんな気分。

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新年度4月を機に農作業メモの記録ページを新しくする

2024年04月04日 06時00分03秒 | 手帳文具書斎
一気に春になり、連日、農作業に追われています。これを記録しておかないと、記憶の彼方に流れ去ってしまいますので、新年度4月を機に、「農作業メモ」ノートの記録ページを新しくしました。



項目は例年通りで、

月/日(耀) 天気 AM PM    作業内容    自宅裏 園地2
4/1(月) 晴れ 2 4 剪定枝焼却、リンゴ剪定     ◯
4/2(火) 晴れ 3 2 同、梅剪定、野菜畑耕耘  ◯
〜 

というような具合です。ちなみに、AM/PM の数字は実時間を記録しています。右ページには書類提出の内容や防除記録等を記録します。以前は、何時に作業開始して何時に終わったかを記録していたのですが、そちらはダイアリーの行動記録のほうに記入しますので、同じものを二度繰り返す必要はないと判断して実時間数に絞ったところです。実際、作業時間の目安があれば足りますので、これで充分でしょう。

記録用には、パワータンク・スマートの黄緑軸を使っています。書きやすく上向き筆記も可能で軽トラックの窓を台にして立ったまま書き込むという芸当もでき、野外作業には実にありがたい相棒です。唯一の難点はクリップの保持力が弱くうっかり落としやすいこと。同じ三菱鉛筆のジェットストリーム・ラバー軸のような金属クリップのパワータンクが出てくれないものかと願っているのですが。

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梅が咲き、花の季節が到来〜「アイネ・クライネ」を楽しむ。

2024年04月03日 06時00分16秒 | 季節と行事
昨日は引き続いての晴天でした。ポカポカ陽気に誘われたのか、裏の畑の梅が開花しました。節田梅の老木ですが、ようやく剪定に着手。というよりも、サクランボ同様に動力噴霧機の不調で防除がうまくいっていなかったため、ウメシロカイガラムシがびっしりついていましたので、罹患枝を思い切ってバッサリと切除して焼却処分しました。こんどは5月下旬と8月ころの幼虫期に、サクランボ同様にタイムリーに防除しておきましょう。



その後、野菜畑を耕運機で耕耘。数日後に、堆肥と苦土石灰を散布してもう一度耕しておきます。やっと野菜畑の仕事ができるようになりました。果樹園の草刈りが始まる前の今の時期に、野菜畑の土作りを進めておく必要があります。



もう一つの広い畑(休耕田)をトラクターで耕耘してもらおうと、昨年同様に某氏にお願いしたら、トラクターのコンピュータが故障して平準にできないそうで、修理可能かどうか問い合わせているとのことでした。幸いに、我が家の電子制御のない平成の古い耕運機はなんとか動くようです。いったんエンジンが始動してしまえばパワフルに働きますので、心強い相棒。いざとなったら時間はかかるけれど耕運機で耕すことも考えなければいけないようです。



春のポカポカ陽気に動きすぎてくたびれた日は、モーツァルトのセレナード「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」でも聴きましょう。どちらかというと豪華なゆるふわ系、カラヤン指揮ベルリン・フィルの1959年の演奏で。

Mozart: Eine Kleine Nachtmusik, Karajan & BPO (1959) モーツァルト アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク カラヤン


毎年恒例、ヒマラヤユキノシタも咲き始めました。



除雪機で雪と一緒に飛ばされる砂利片にも負けずに、亡母のクロッカスが今年も咲きました。





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好天に恵まれ、引き続き果樹園で農作業

2024年04月02日 06時00分58秒 | 週末農業・定年農業
昨日に続き好天に恵まれて、果樹園で農作業を続けています。過日、カイガラムシの防除は終わっていますので、サクランボ剪定枝の残りを焼却しつつ、自家用のリンゴを剪定。サクランボや桃とは異なり、こちらは出荷していないので、どうしても後回しになってしまいます。今ごろリンゴの剪定かとリンゴ栽培農家には笑われるところですが、正直言ってサクランボの本数が多すぎるので、なんとも仕方がありません。



しかし、暖かくなったら一気に草が伸び始めました。オオイヌノフグリやオドリコソウなどが中心ですが、密生して繁茂する様子はなかなか迫力があります。昨秋にどっさり入れた堆肥も効いているでしょうし、まだ果樹の葉が出ていないため光は当たり放題です。今こそおらが天下の意気込みでせっせと光合成をしていることでしょう(^o^)/



晴天続きで地面も固まり、長靴の必要はなくなりました。作業シューズで歩き回ると、足元がずいぶん軽く感じます。暑くもなく寒くもなく、今ごろからゴールデンウィーク前後までのお天気が一番気持ちがいい、農作業日和かもしれません。



妻はお出かけ中。私は一人で留守番で、お昼は軽くチャーハンととうが立った白菜を使ったコンソメスープ。食後にミカンを添えましたが、何というミカンなのか聞くのを忘れました(^o^)/

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もう通勤がない朝の幸せ感

2024年04月01日 06時00分51秒 | Weblog
朝、寝床の中で目がさめました。まだ4時半を過ぎたばかり。そういえば、退職前は新年度の始まりで、何かと気ぜわしい日だったような気がします。引退して、通勤がない。急いで準備しなければいけないものもない。締切が迫る課題もない。なんて幸せなんだろう(^o^)/ とくに生活上の不足もない自由とゆっくり感が朝の幸福感の原因でしょうか。

いやいやアンタ、それは寝床の中だからでっせ。起きてみなはれ、果樹園の防除はなんとか終わったけれど、野菜関連の畑仕事は目白押し、場所ふさぎなダンボールや梱包材の始末に地域のボランティアの仕事もありまっせ!

うん、確かにそうなんだけど、マイペースでできるっていうのはまるで違うよね(^o^)/

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