電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

印刷物を依頼した帰りに行きつけの書店へ

2020年04月15日 06時01分41秒 | 散歩外出ドライブ
新型コロナウィルスの影響で、先祖の遺産として総代を続けている某寺の総会も中止になりました。ただし、総会資料の配布は必要ですので、職場の帰りに簡易印刷製本を依頼してきました。ついでに行きつけの書店に立ち寄り、お客が少ないのに驚きながら、とりあえず次の雑誌と本を購入。


  • NHK『きょうの料理』4月号
  • 加藤浩子『オペラで楽しむヨーロッパ史』(平凡社新書)
  • 鵜飼秀徳『仏教抹殺〜なぜ明治維新は寺院を破壊したのか』(中公新書)

自分で作る料理は楽しく、NHK『きょうの料理』は面白いです。
『オペラで〜』は、これまでヴェルディやバッハの本などで親しんできた加藤浩子さんの本(*1)ですから、これは読みたい。『仏教抹殺〜』は、明治の廃仏毀釈というバーバリズム(*2)への興味と言うよりも、島津製作所の前身が仏具製作の職人だったことや、廃仏毀釈で大打撃を受けた仏教寺院からの注文が激減して、仏具製造から理化学機器へ転身したあたりの事情が知りたいというものです。なかなか興味深い内容のようです。

(*1):絶版になる前に〜『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』のこと〜「電網郊外散歩道」2006年7月加藤浩子『ヴェルディ〜オペラ変革者の素顔と作品』〜「電網郊外散歩道」2017年7月など
(*2):寒河江市「慈恩寺の美仏と阿弥陀仏たち」展を観る〜「電網郊外散歩道」2015年7月
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アホ猫(娘)の粗相対策

2020年04月14日 06時00分23秒 | アホ猫やんちゃ猫
わが家のアホ猫(母)は、もうすぐ満21歳の誕生日がやってきますが、この冬を無事に過ごし、なんとか元気でやっています。アホ猫(娘)のほうが一歳だけ若いはずなのに、近ごろ粗相の頻度が多くなり、困ってしまいました。以前はちゃんと猫用トイレで用を足していたのに、最近は変な隅っこにしてしまい、大騒ぎになることが多いのです。これはおそらく、ボケの始まる年齢は猫によって違うということなのでしょう。仕方がないので、家中が匂い出す前にと、決断しました。アホ猫(娘)には、犬猫用の紙おむつをしてもらおう!


アホ猫(娘)「いや〜ん、アタシは赤ちゃんじゃな〜い!」
アホ猫(母)「そんなことを言ったって、アンタがそこらじゅうに粗相をするからよ。」

どうやら、犬猫用紙おむつも体重によってSサイズとかSSサイズとかの区分があるようで、Sサイズだとゆるいのか、勝手に脱いでしまうようです。SSサイズのほうが安心みたい。妻曰く、孫たちが中学生になる頃に、今さらおむつ交換をすることになるとは思わなかったとのこと。私も同感です(^o^)/

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畑仕事をしているほうが安心だが〜今年のサクランボはどうなる?

2020年04月13日 06時01分35秒 | 週末農業・定年農業
この週末は、幸いにお天気に恵まれ、農作業が進みました。また、農業経営関連の諸届け、手続きも行いました。

  • 耕運機で耕した野菜畑に苦土石灰を散布し、野菜つくりの準備をしました。
  • 果樹園の草刈りを行いました。
  • 桃、スモモ、リンゴの防除を行いました。今の時期は黒星病対策などが中心で、古典的抗菌剤であるボルドー液を散布しました。
  • ほ場登録書に場所、栽培面積、栽培品目などを記載し、記名・押印して農協に届け出ました。また、GAPの生産者用チェックシートを記入し、提出しました。

ちなみにボルドー液とは、硫酸銅(II)と消石灰との混合物で、100年以上の歴史を持つ伝統的な抗菌剤です。台所で銅網からできている三角コーナーを用いると、生ごみにぬめりが発生しにくいのも、銅イオンの抗菌作用の例と考えられます。同様に、葉っぱの表面でカビや細菌類が活動しにくくなる効果があるためでしょう。

ボルドー液を散布すると、樹幹や枝だけでなく葉っぱや果実が真っ白になりますが、これは石灰水が空気中の二酸化炭素を吸収し、炭酸カルシウムの被膜を作るためです。この被膜の内部に銅イオンが含まれるために、抗菌作用が長く持続することになり、葉っぱや果物の内部には浸透していきません。よく「農薬で真っ白になったリンゴ」などという誤解がありますが、ボルドー液は有効性と安全性を歴史が実証したものだと考えます。むしろ、真っ白な表面被膜を作らない、内部浸透性の高い農薬のほうがコワイのではないかと思います。


 (もうすぐ開花しそうな桃の花)

新型コロナウィルス禍で毎日のように新たな感染者が出ている状況では、外出するよりも裏の畑で農作業をしているほうが気分的に安心です。ただ、今後の状況がどうなるかを考えると、不安な面もあります。毎年サクランボの収穫作業をお願いしている雇い人の人たちが来てくれるのか、また農協の集荷場が開かれるのか、果たして今年はちゃんと出荷できるのだろうか? 今から心配しても仕方がありませんが、多くの業種で休業を余儀なくされている昨今、私自身が健康で過ごせたとしても、もしかすると出荷できないという事態は考えておく必要がありそうです。毎年サクランボを楽しみにしていただいている親戚友人知人等の皆さんには、なんとか週末を利用して自力収穫・選果・荷造発送をしたいと考えていますが。


 (スモモの花)

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いろいろなノートがそろそろ更新時期に

2020年04月12日 06時00分44秒 | 手帳文具書斎
いろいろなノートが、そろそろ更新時期に来ているようです。

  • 備忘録ノート ブログのネタ帳的な性格になってしまって久しいのですが、メインの備忘録ノートが、残り20枚を切りました。今月中には次のノートに移行することになりそうです。引き続き、A5判100枚、A罫のツバメノートを使う予定。
  • 自宅用雑記帳 2016年12月から使っているもので、娘のハワイ土産(*2)。「ふらりと入ったお店に普通に置いてある舶来文具」という要望に応えたもので、幅の狭いA5判といった感じの適度なサイズが便利でした。紙質はあまり上等ではなく裏抜けが激しいため、ボールペン専用。残り枚数が6枚。後継ノートは、"CaCrea" あたりでしょうか。
  • 買い物メモ 無印良品の「滑らかな書き味ハードカバーノート」を買い物用メモや時間待ちの思いつきメモ等に使っていますが、そろそろ残り枚数が少なくなってきています。用途と紙質・製本の質が合わないようで、無駄に立派すぎる(*3)と感じます。後継は普通のポケットメモに戻す予定。

車のドアポケットに入れている小型ノートは、すでにコクヨのA6判キャンパスノートに移行しております(*4)。軸にひび割れがはいったパワータンク・スマートをマスキングテープでぐるぐる巻きにして、なお実用的に使用中。

いろいろなノートを準備して書き始めるときは、なんとなく前向きな気分になります。これは、たぶん長年培った「メモ魔」の習性によるものでしょう(^o^)/

(*1):今年の備忘録ノートは三冊では不足となる見通しに〜「電網郊外散歩道」2019年11月
(*2):常夏の島のお土産〜「電網郊外散歩道」2013年3月
(*3):買い物メモを小型ノートで〜なんだか立派すぎないか〜「電網郊外散歩道」2019年12月
(*4):複数の雑記帳の中身は、ブログにかなり集約されるのかも〜「電網郊外散歩道」2020年1月

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デスクトップPC-audioより昔ながらのステレオの音がホッとするなあ

2020年04月11日 06時01分43秒 | クラシック音楽
新型コロナ禍の不安の中、少しでも心が慰められるようにと、いろいろな音楽を聴いていますが、ふと思いました。デスクトップPC-audioよりも、昔ながらのステレオ装置の再生音のほうが、なんとなくホッとします。

考えてみれば、デスクトップPC-audioでは、スピーカと耳との直線距離が110cm、これが旧来のステレオ装置では、壁面いっぱいの書棚に埋め込んだブックシェルフ型スピーカと耳との距離は450cmと約4倍あります。実質13.5畳相当の洋間ですので、反響も自然で間接音が多く含まれているでしょう。そういう包まれるような度合いが高いほうがやっぱり耳には快いということでしょうか。



便利さに流されて、ついPC-audioの利用が増えてきていますが、昔ながらのCD主体のスタイルもいいなあとあらためて感じた次第です。たぶん、ラジカセなどでも同様のことがあてはまり、距離を離したほうが心安らぐ聴き方ができるのではなかろうか。調べたり確かめたりするような細密な聴き方をするのであれば、ヘッドホンやデスクトップPC-audioのような、直に対面するような向かい方でも良いのでしょうが、今はもう少し気楽に聴きたい気分です。



修理したミニコンポのアンプはリビングに移動し、パイオニアのアンプ UK-A3 をメインに接続替えをしました。これで、メインのステレオ装置は昔の状態に戻りました。スピーカのヤマハ NS-650 は、エッジのポリウレタン?が加水分解してボロボロになりがちなのだそうですが、この部屋は水分が結露しがちな石油ストーブではなくずっとFF式の温風ヒーターを使ってきたせいもあり、エッジがまだ損傷しておりません。ありがたいことにずいぶん長持ちしています。なんとなく昭和のテイストが香る風情です。

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香月美夜『本好きの下剋上』第五部「女神の化身I」を読む

2020年04月10日 06時02分26秒 | -香月美夜
新型コロナウィルス感染者の拡大で世情は不安がつのる中ではありますが、それでも平凡な日常の価値は不変です。例えば好きな音楽を聴き、おもしろい物語にひたることなどでしょうか。おもしろく読んでいる香月美夜著『本好きの下剋上』は、いよいよ第五部「女神の化身」の始まりです。先月の発売日に購入し、通読した後に少し寝かせて印象をあたため、再読したところ。

ローゼマインの庇護者であったフェルディナンドがアーレンスバッハに旅立ち、プロローグは重要な登場人物となるヒルデブラント王子のお披露目の場面から。続いてエーレンフェスト内の粛清の引き金が引かれ、アーレンスバッハの第一夫人に昇格したゲオルギーネに忠誠を誓う一派は一掃されますが、貴族院の学生たちの様子は多少の動揺はあってもローゼマインの影響力のほうが圧倒的に大きいようです。大領地ダンケルフェルガーもドレヴァンヒェルも、また王族のアナスタージウスとエグランティーヌ夫妻も、ローゼマインの破格さに注目しています。

WEB 本編ではあまり強調されてはいませんでしたが、単行本への書き下ろしで明らかにされてきているのが、政変にともなう図書館の悲劇でしょう。「短編集」でも一部描かれていましたが、オルタンシアのエピソードには司書たちが犠牲になった事実が描かれ、権力と図書館の独立性というテーマが背景となっているようで、このあたりはライトノベルらしからぬ大人の味わいです。

なお、ローゼマインが楽器フェシュピールを奏でる場面のモデルは、作者によればナターシャ・グジーさんのパンドゥーラなのだそうです。イメージとしてはこんな感じでしょうか。YouTube から、「鳥の歌」。

Song of the Birds ( El Cant dels Ocells ) by Nataliya Gudziy / 鳥の歌 ・ ナターシャ・グジー


第五部第2巻は、順調に行けば6月10日に刊行予定とのこと。その頃には、できればコロナ禍も少しは落ち着いていると良いのだけれど。

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ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」で慰められる

2020年04月09日 06時03分29秒 | -オーケストラ
年度の変わり目の時期、環境が大きく変わったためか、何かと気疲れします。そんな時に、PC-audio で音楽を聴きたいとデスクの前に座ります。選ぶ曲目は、伸びやかな気分になるものであってほしい。ということで選んだのは、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」です。

いつも聴いているのはジョージ・セル指揮クリーヴランド管の演奏ですが、アバド指揮ウィーンフィルの演奏や、スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンの録音なども良く聴いています(*1)。

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管による演奏、1962年の録音。YouTube より。
Beethoven - Symphony n°6 - Cleveland / Szell


でも、たまにはネットで違う演奏を聴くのもよろしかろうということで、YouTube で探してみました。オーケストラは、互いに対立し合う国家、イスラエルとアラブ諸国の若い演奏家たちで構成されるもの(*2)らしい。

ダニエル・バレンボイム指揮、West--Eastern Divan Orchestra の演奏、2012年のPROMS より。
Beethoven - Symphony No. 6 (Proms 2012)


うん、いいなあ、ほんとにいいなあ。音楽に慰められる気がします。

(*1):ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」を聞く〜「電網郊外散歩道」2006年5月
(*2):ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団〜Wikipedia の解説より

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久しぶりに運転免許の更新

2020年04月08日 06時02分29秒 | Weblog
大都市部は新型コロナウィルス感染者の増加で、緊急事態宣言が出されました。なんだかハラハラしながら推移を見守っているような日々の中、過日、久しぶりに運転免許の更新をしてきました。新年度の始まりということもあり、受講者はごく少ないためか、あまり長い列に並ぶこともなく、また受講者間の間隔も遠く、スムーズに手続きを済ませて来ました。この程度なら、感染リスクもごく少ないだろうと思われます。



昨今の状況を見るにつけ、不特定多数の人と接触する満員電車の通勤時のリスクは大きいのでしょう。その点では、マイカー通勤は感染リスクが小さいのかもしれません。もっとも、職場や家族の誰かが感染すれば、身近にいる人たちは否応なく感染せざるを得ないわけで、通勤だけを取り上げて云々するのは適当ではなかろうと思いますが。

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梅は咲いたがサクランボはまだですよ

2020年04月07日 06時02分55秒 | 季節と行事
「梅は咲いたか、桜はまだかいな」と風流人がつぶやく季節、当地の梅は写真のように咲き、桜はようやく山形市でソメイヨシノの開花宣言が出たところです。山形の人には当たり前のことですが、サクランボはいわゆる桜の実ではありません。セイヨウミザクラという、全く別の品種の樹です。では、そのサクランボの花芽の現状はいかに?



こちらは、早生種の「紅さやか」の花芽です。太っているほうが花芽で、細身のほうは葉芽ですね。

続いて、本命の「佐藤錦」のほうは、現在こんなふうな状況です。花芽の成長は、やはり早生種の「紅さやか」のほうが早いようで、開花〜満開期も「佐藤錦」のほうがやや遅くなります。



開花期は、例年ですと今月下旬となりますが、今年は少々早まるとの予想。ソメイヨシノやヤマザクラとは違い、白い花を付けます。新型コロナウィルスの流行を離れ、花咲く果樹園でのんびりと日なたぼっこをしてみたいものですが、さてどうなりますやら。職場の隣席の新人君は、まさに東京帰りだそうで(^o^;)>poripori

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緩和ケアとは

2020年04月06日 06時01分17秒 | 健康
昨年の秋、ご近所の親族の奥さんが急逝してセレモニーホールが使えず、寺院葬のお手伝いをしたのでしたが、どうも残された夫君が夫人の突然死に心の整理がつかず、元気がないらしいと聞きました。葬儀の前の、茫然自失した様子を思い返すと、気持ちはよく理解できますし、さもあろうと感じます。

肉親や配偶者などの死去は悲しいものではありますが、思いがけない突然の逝去にくらべれば、ゆっくりと衰弱していくガン死は、後からは受け入れられるものなのかもしれません。亡父は原爆症によると思われる消化器系のガンで七回も手術を経験しておりましたので、後は抗癌剤治療しかないとわかったとき、口内炎などの副作用により生活の質が著しく低下する抗癌剤治療を忌避し、「季節の味を食って死にたい」と明言しておりました。本人を交えた家族と主治医との面談では、覚悟の上で「延命治療は望まない、痛い・苦しいはゴメンなので緩和治療を希望する」という希望を申し出て、主治医は「了解しました。必要な治療はさせてもらいます」ということで治療方針が決まり、最後まで看取っていただきました。その点では、後悔はほとんどありません。

むしろ、亡父の経過をみて、今更ながらではありますが緩和治療、緩和ケアという言葉に関心があります。WHO の定義によれば、

WHO(世界保健機関)による緩和ケアの定義(2002年)
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチである。(国立がん研究センター:がん情報サービスより*1)

というものだそうです。ガン治療中に、病気に伴う痛みや苦痛を軽減できるならば、自分の仕事や人生を整理する時間的な余裕も与えられるだろうと思います。昨年、膵臓ガンで亡くなった同級生の覚悟の最期を思うにつけても、残された者の気持ちは、ガン死のほうが受け入れられ、気持ちの上で昇華されることになるのかな、と思います。

(*1):がんの療養と緩和ケア〜国立がん研究センター:がん情報サービスより

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フルタイムの仕事に小型手帳で大丈夫か?

2020年04月05日 06時03分36秒 | 手帳文具書斎
退職前は、スケジュール管理のため、システム手帳に見開き二週間ダイアリーをセットして使っていました。これだと、5W1Hのうち「いつ・どこで・何を」を含めて年間の予定の全体を記入でき、重宝していましたが、いかんせん重かった。そのため、退職したら身軽になろうと小型の綴じ手帳にしたのでした。では、助っ人とはいえ再びフルタイムの仕事に戻って、予定管理に月間カレンダー式の記入スペースで大丈夫なのか?

この四月の予定を記入してみましたが、仕事関連は平日のものが多く、プライベートは土日のものが多いです。残念ながら、週末のイベントは中止のものが多く、これらを消せばなんとか余白は生まれます。予定を略号で記入し、詳しい内容は付箋に書いてメモ欄に貼り付け、終わったら処分すれば良いと割り切ることにして、なんとかやりくりできそうです。まあ、定年退職前のような、極端に言えば「30分単位にスケジュールが入る」ような忙しさではありませんので、これでやってみることにしましょう。もし不都合が生じたら、そのときにシステム手帳に戻せばよいのですから。


(2011年4月の予定表)

(2020年2月の予定表)

(2020年4月の予定表)

ところで、手帳のスケジュール欄に書く件数は、多忙さの度合いの良い指標になると思います。では、年度末・年度始めのこの時期に、手帳のスケジュール欄に書かれた予定の件数は、どんなふうに推移してきたのだろうか。比較的じっくりと仕事ができたところからいきなり激多忙な職場に異動することになった2011年3月と4月頃の変化や、2013年3月〜4月の定年退職前後、その後6年間勤めた職場を退職した2018年3月から4月への変化、専業農家として迎えた2019年4月前後の時期、今回2020年4月は助っ人としての立場で、どんなふうに変化しているのだろうか?



どうやら、定年退職直前の2011年4月から2013年3月までは、細かな突発的に入ってくるものを除いて月平均で80件以上、日平均で@4件以上と、かなりの多忙が伺えます。それが、次の職場では月平均で40件程度と半減しました。専業農家として働いた昨年の4月〜5月以降は、月平均で20件台とさらに半減。今度は月平均で40件台ですので、定年退職前のような激多忙ではないけれど、のんびり専業農家をしていた頃のようなゆとりはない、といったところでしょうか。新型コロナウィルスによる急な予定変更もしばしばあり、本当はスペースに余裕がほしいところですが、あらためて四月はじまりの手帳を購入するべきか、それとも今の手帳で乗り切るべきか、ここは考えどころです。過去のデータから判断する限りでは、このまま工夫しながら試してみるのが良さそうです。

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えっ!体重増でBMIが23台に〜早くも検診をすませる

2020年04月04日 06時03分50秒 | 健康
過日、職場の健康診断があり、今年の結果はどうかと受診しました。その結果、血圧や視力はほぼ変わらず、変化があったのは体重と腹囲でした。とくに体重は、昨年よりもなんと4キロも増えてしまっています。その結果、BMI の値は 23 になってしまいました。まずいぞ!

妻の言では、「やっぱり! 近ごろ食欲あるもの。」だそうです。たしかに、畑で働いた後に食べるご飯は美味しいし、先日ご飯茶碗を更新したのですが、一回り大きくなってしまっています。コーヒーにお菓子はついているし、たぶんカロリーオーバーの可能性が大です。うーむ、飯碗を一回り小ぶりなものにもどすべきだろうか?

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山響第284回定期演奏会が中止に

2020年04月03日 06時01分28秒 | クラシック音楽
この週末に予定されていた山形交響楽団第284回定期演奏会は、「新型コロナウィルス感染症の状況を鑑み、中止することに」した(*1)との通知が届きました。この回は、

  1. ボロディン/歌劇「イーゴリ公」第二幕より"だったん人の娘たちの踊り"、"だったん人の踊り"
  2. トマジ/トロンボーン協奏曲
  3. ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ(トロンボーンと弦楽のための)
  4. バルトーク/管弦楽のための協奏曲
      トロンボーン:中川英二郎、指揮:飯森範親、山形交響楽団

というプログラムで、とりわけバルトークは、飯森さんが2004年に山響の常任に就任したときの定期で取り上げた曲で、たいへん印象に残っているものだっただけに、昨年から再演を楽しみにしていたものでした。まことに残念無念。

どの業界もたいへんな状況だと思いますが、終焉しない感染症の流行はないわけで、医療の崩壊を賢明に避けながら免疫を得て回復する人が徐々に増加し、集団の中で一定の割合になったとき、その人たちが防護盾となって感染を抑制することになりましょう。あるいは、ワクチンや治療薬が開発され、季節性インフルエンザと同じ程度の怖さに落ちつくのが早いでしょうか。その時期がいつ頃になるのか、待ち焦がれている気分です。

(*1):山形交響楽団のお知らせ

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受け継いだ農地はどこか、わかる方法

2020年04月02日 06時00分47秒 | 週末農業・定年農業
亡父から農地を受け継ぎ、農業後継者として果樹園農業を中心に経営してきたものの、他にも水田やら休耕田を転作して畑にしたものやら、いくつかの農地があります。市役所や農業委員会、農協などから様々な調査が届きますが、登録されているこの地番の農地は、いったいどこなんだ? と疑問を持つことも少なくありません。自分が相続した農地は、どの場所にどれだけの面積であるのか、全体像を地番や地目、面積などとともに把握したいものだと願っていたところ、たまたま「農業委員会だより」のバックナンバーの中で、「農地ナビ(*1)」がインターネットで公開されているのを知りました。

試しに、自宅裏の果樹園の◯印をチェックしてみると、地番とともに詳細情報が表示されますが、所有者の名前はコード化されており、当然のことながら表示されません。ただし、同じ所有者の農地を同じ色の◯印で表示させることができるようで、これで黄色に表示された場所を確認し、ぶじに農地の全体像を把握することができました。1つの園地が実は2筆で登録されていることがわかるなど、私にとっては意外な事実もありましたが、おおむね自分の理解と一致しており、ようやく安心しました。

写真は、おそらく何かの果樹を伐り倒し、新しく植えているところ。何だろう? ラフランスかな。わが家の農地ではありません。うーむ、こんなふうにして農地は装いを変えながら受け継がれていくのだなあ。

(*1):全国農地ナビ〜都道府県から探す
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今日から勤め人生活が再スタート

2020年04月01日 06時01分16秒 | 季節と行事
世間では新型コロナウィルス対応に追われ、エイプリルフールどころの騒ぎではなさそうです。東日本大震災当時も自粛・延期ムードで、一番ウケたエイプリルフール・ネタは「今年のエイプリルフールは延期だって!」というものでした(*1)。なんだか、当時と同じような自粛・延期ムードですが、当時はみんなで協力して頑張ろう、みたいな空気だったのに、今は互いに疑心暗鬼というか、感染しているのは誰だろうというような、いやな空気を感じます。

ところで、当方、本日から再び勤め人生活に逆戻り。せっかく自由な身になったと思ったのに、専業農家として働くことができたのはわずか一年間でした。自由な生活の気楽さを知ってしまってから、時間に追われる窮屈な勤め人生活に戻れるのか、はたまた山形県内でも初の感染者が出て、新型コロナウィルス対策がどうなっていくのか、今後の見通しには疑問もありますが、なにせ頼まれた事情が切羽詰まってのものですから、まずは助っ人の役割を果たせるようにいたしましょう。





梅の花も咲き始め、日当たりの良い場所から水仙も順に咲き始めました。サクランボの芽も太りつつありますし、スモモもつぶつぶのような芽が黃緑色に色づいてきています。春の女神さんは、裏の果樹園でも伸びやかに春の舞を舞っているようです。

(*1):今年、いちばん受けたエイプリルフール・ジョークは〜「電網郊外散歩道」2011年4月

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