電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

父の一周忌

2009年07月12日 21時06分04秒 | Weblog
本日は、父の一周忌です。だいぶ前から、準備を進めてきました。家族が帰省し、親族も集まります。今回は、手料理をご馳走したいという老母の希望で、自宅で行うこととしました。集まる人数は20名以上、襖も間仕切りも取り払うと、広々とした続きの間が出現します。田舎の日本家屋の特徴です。少々窮屈ですが、ここで一周忌の法要を行い、その後で寺に移動し、読経と焼香を行います。その間に、近所の魚屋に依頼した料理が自宅に届きますので、老母の手料理を加えて、妻と娘たちが並べる段取りになっています。幸いにお天気は曇りの予報で、あまり気温は上がらないとのこと。親族も高齢の方々が多いので、助かります。



備忘のために、仏壇の飾りを撮影。裏の果樹園から、赤く色づいたスモモ(大石早生という品種)を収穫し、冷蔵庫で冷やしてたくさん準備しました。昔ながらの味に、年配の方々は懐かしさを感じたようです。



セピア色の写真は、当日の様子を Gimp で加工したものです。昔は、よくこんな形で法事を行っていたものでした。年配の親族も昔の懐かしい話をして嬉しそうで、住職も老母の手料理をペロリと平らげ、満足して帰られました。亡父もきっとにこにこ喜んでいることでしょう。
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6 コメント

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初盆 (駿)
2009-07-13 19:08:03
 ご自宅でのご供養よかっですね。お父さんが縁戚を集めていただいたのでしょう。西郷に縁のあるせいか山形は何故か好きな県です。
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駿 さん、 (narkejp)
2009-07-13 19:30:41
コメントありがとうございます。最近は、田舎でもセレモニー・ホールや料亭などを使う例が多くなり、自宅での法事は珍しくなっています。今回は、自分の手料理をみなさんにごちそうしたいという老母の希望で、大変ですが自宅で法要を営みました。老母も80歳を超える高齢ですので、おそらく自分なりに考えるところがあったのでしょう。本日は終日雨降りで、肌寒いくらいのお天気です。明日は晴れるでしょうか。
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お疲れ様でした (なつ)
2009-07-18 08:28:51
自宅での法要。すごいですね。
まず部屋がありません(苦笑)

両親の法要は葬儀をしたセレモニーホールでした。
祭壇や、食事・粗供養まで葬儀屋まかせで・・・
住職がお車なので、駐車場の心配がいらなかったですし。

でもお母様の希望を叶えられてよかったですね。
葬儀とか法要は本当に疲れます。
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なつ さん、 (narkejp)
2009-07-18 09:54:42
コメントありがとうございます。「ど」がつく位の田舎の古い家ですので、一人当たりの住居面積が無駄に広いことだけは確実です(^o^)/
老母の田舎料理はたいへん好評で、老人世代ばかりでなく、若い人にもウケておりました。たしかに、スーパーのお惣菜コーナーの味とはだいぶ違いまして、昔懐かしいものでした。
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親孝行をしてらっしゃいますね (安倍禮爾)
2009-07-19 12:39:11
narkejpさん

 お父様の一周忌、そしてお母様のお料理をふるまわれて、親孝行してらっしゃいますね。是非、今後もなさって下さい。「親孝行、したい頃には親はなし」という、誠にその通りですからね。山形時代、雪の中で薪ストーブの薪を割っていたわが父が、65歳で逝ってから、早くも21年!母は認知症で、ホームですのでね。
 この写真の法要風景は、何と言いますか、「昭和!」を感じさせて、勝手にほっとしています。
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安倍禮爾 さん、 (narkejp)
2009-07-19 20:08:20
コメントありがとうございます。親孝行、できるうちに、現在進行形です(^o^)/
もう一つ、亡父のために8月に鋭意計画中のこともあります。先にガイドブックなども購入して準備中です(^_^)/
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