電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パソコン雑誌の休刊について

2005年02月09日 20時58分07秒 | コンピュータ
雑誌 LinuxMagazine が、今月発売の3月号をもって休刊することとなった。1999年の第2号以来、ずいぶんとお世話になった。近年は、いささかマンネリぎみで、途中で購読をやめてしまっていた。たぶん、同じ様な読者が多かったのだろう。発行部数も少なくなっていたのではないか。
パソコン雑誌の記事は、購入の参考にはなるが、いざ購入してしまうと、それほど面白く役に立つものではない。むしろ、記憶が確かでないので申し訳ないが、Unix User誌の「よしだともこのroot訪問記」や、月刊ASCII誌の「○○ってこんな仕事」のような、「人を中心にしてパソコンやネットワークとの関わりを紹介する」ような記事に興味がわく。
しかし、パソコン雑誌は、どちらかといえばCPUや各種ボードといった、モノを紹介することに中心がおかれ、ユーザーの姿や考えかたなどを取り上げることは少ない。これは、商品広告による収入を中心に雑誌を編集する営業上の必要や、いろいろな人を取材するよりも秋葉原から経費で部品を買ってきて組み立てることに喜びを感じる執筆者の特徴からやむをえないことではあるが、それだけに頼っていたのでは、早晩飽きられる、ということなのだろう。
いずれにしろ、お世話になった雑誌の休刊はさびしいことだ。最終号をぜひ購入したいと思う。
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