電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

B6判キャンパスノートでダイアリーを作ってみる

2019年10月09日 06時02分25秒 | 手帳文具書斎
キングジムの「レザフェス」カバーノートを購入してからだいぶ経ちます(*1)が、ごく限定的な使い方(*2)しかできていませんでした。では、ダイアリー用途に使えないかと考えましたが、候補となる「キャンパス・ダイアリー」でもB6判は最近まで発売されず、これも実現しませんでした。



では、ふつうのB6判キャンパスノートでダイアリーを自作してしまったらどうか? 1頁に1週間とすると、40枚ならば80週、充分に使えます。先日、いろいろ考えた自作のアイデアのうちのいくつかを使い、挑戦してみました。



まず、2019年と2020年の年間カレンダーですが、既存のものをカラーで拡大コピー。休日の色分けもそのまま再現されます。

次に、1頁が22行ですので、1日あたり3行を使い、月曜始まりで日曜は4行とします。これは、退職後は土日に地域行事が入ることが多く、ビジネス用の平日重視フォーマットでは色々と合わない面が出てきたためです。日付は中字のサインペンで手書きしますが、月のはじめに知人にもらった写真やその月のカレンダーのコピーを貼り付けて、曜日や祝祭日等を間違えないようにしました。




一応、10月から3月までの今年度後半6ヶ月分を作り、タック・インデックスを付けて月別に開けるようにしましたが、これはこれで、けっこう見やすいです。手間はかかりますが、老眼対応の大きめの字で書き込むことができ、視認性は良好。実用になります。ダイアリーの自作を楽しむ時間的余裕のある人ならば、面白いかもしれません。

ただし、毎年この労力が必要と考えると、はたして続くかどうか、継続性には難ありでしょう。もう一つ、せっかくかさばるシステム手帳から綴じ手帳にスリム化したのに、カバーノートにしたら元の木阿弥になってしまわないか。耐久性に難はありますが、キャンパスノートの自作ダイアリーだけをむきだしで持ち運びするほうが良さそうな気もします。
うーむ、いろいろ考えると、試みとしては面白いけれど、素直にシンプルな市販ダイアリーを購入するほうが良いのかもしれません。

(*1):キングジムのB6判カバーノートを見つける〜「電網郊外散歩道」2010年3月
(*2):キングジムの「LezaFace」について〜「電網郊外散歩道」2015年7月


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2 コメント

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クラシカルな某 さん、 (narkejp)
2019-10-10 06:25:28
コメントありがとうございます。やってみて実感しましたが、市販のダイアリー製品におけるデザイナーさんの役割、工夫を実感しました。手作りの楽しさは感じることができますが、同時に毎年これを一年分作るのは大変だなあと思います。市販の製品を選ぶほうが合理的ですね。システム手帳の時代は、けっこう多忙だったこともあり、見開き二週間のタイプを使っていた時期もありました。今は、最低限でも山響チケットとお札が入る大きさの綴じ手帳が結果的に軽くて一番便利そうです。
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こんばんは (クラシカルな某)
2019-10-09 22:30:42
 わたくし自身は現在、既製品/市販品同等のA5版マンスリー・タイプのスケジュール帳=「見開き状態にするとA4版で1か月表示、そして月曜スタートのタイプ」を使っております。右端に土日の2日分の欄があるため、そこには「その週の案件のうち特定の日に属さないもの等」を記入することにしていて好都合であります。また同時に、予定の多い日には別途で自製プリントの「1日ぶん予定表シート」を使っています。   
 しかし、もしも、ずっとコンパクトなスケジュール帳を選ぶという決断をするならば・・・世の主流からは外れるとは思いますが、「見開きで2週間」というタイプのものが今もちゃんと存在しているようですから、そういうものも検討対象になるかも知れません・・・「コンパクトさ」・「スケジュール記入のための余裕」・「既製品に頼ることで手間いらず」といった利便と妥協点を見出だせそうに思えますので。   
   
 ちょうど本日(9日)発売となった雑誌「サライ」(小学館)11月号では、来年のダイアリーが付録になっていました・・・スリムっぽそうですが、この号を(も)買わなかったので、はて、実物がどのようなものであるか承知しません・・・たぶん、見開きでマンスリーまたはウィークリーでしょうね。100円ショップにも実に多様なダイアリーが並ぶ時代になっていますが、紙質の点ではどうなのか、ちょっと気にはなります。

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