電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

料理のレシピを万年筆で書くとインクの耐水性が問題になる

2020年01月18日 06時03分53秒 | 手帳文具書斎
ダブルリングノートにお目当ての料理のレシピを転記し、頭に入れてから厨房に立つと、料理がスムーズに作れるようで、このスタイルがすっかり定着しています。『きょうの料理』のような料理本を広げながら作業をするというのは、ただでさえ狭いキッチンの流し台まわりを無駄に狭くすることになり、好ましくありません。その点、ダブルリングノートならば二つ折りして目の前に置くと、最小の面積で最大の効果をあげることができます。

とはいえ、問題点もあります。それは、どうしても水しぶき等で濡れる可能性がある、ということ。特に万年筆で書いている場合は、インクの耐水性が問題になります。この点から見ても、プラチナ古典ブルーブラック・インクは合格、及第点を付けられますが、パイロットの色彩雫「紺碧」は不満が残ります。水濡れした箇所は滲んでしまい、急いでいる時に元の字を判読するのに焦ります。


(プラチナ 古典ブルーブラック)


(パイロット 色彩雫「紺碧」)

A5判のダブルリングノートに古典ブルーブラックで。料理のレシピでもこのスタイルを通しております。


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