電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボ果樹園の今冬の豪雪被害状況は

2021年03月10日 06時01分37秒 | 週末農業・定年農業
ようやく春めいてきましたので、自宅裏の果樹園の様子を見に行ってきました。途中までは除雪機で除雪していましたので、雪どけで道がすでにできていますが、そこから先はまだ雪の原です。それでも、幹の周りは土が見えて、春だなあと感じます。

さて、例年にない豪雪に見舞われた今年、サクランボ果樹園の被害状況はどんな具合でしょうか。まずは、腕より太い枝がぼっきり落ちていました。




あちゃー! だいぶひどいなあ。でもまあ、これくらいなら途中から枝が再生してまた伸びてくるだろう。




こっちもか。これは傷口をうまく対処しておかないと、ここから枯れ込みが入ってしまうと致命傷になりかねないぞ。



いやいや、どうも太枝の雪折れ被害だけではなさそうです。例年にない、初めての被害も発生しています。




サクランボの樹が根こそぎひっくり返っています。どれどれ、根っこはどうなっているのだろう。



ふーむ、なるほど。根がやられている。ひっくり返っている樹が園地の低地側に偏って発生していることから考えても、夏の集中豪雨で冠水した部分が根腐れを起こし、根張りが不足して雪の重みを受け止めきれなかったもののようです。

大きな被害は、50〜60年の樹齢の老木が4本でした。少し離れた場所にあるもう一箇所の園地では大きな倒壊は発生していないので、大きな被害は自宅裏の低地側、水はけの悪い箇所だけにとどまるようです。

これからサクランボの倒木の始末もたいへんですが、桃はどうか。



川中島白桃の老木が、やはり一箇所だけ枝がぼっきり折れていました。幸いに植えたばかりの桃「見晴白桃」の苗木は3本のうち2本が生き残り、



計画的な世代交代により昨年ようやく収穫できた「あかつき」の若木2本も、なんとか雪折れ被害を免れたようです。若木は枝がやわらかいので、雪折れも起こりにくいのかもしれません。



やっぱり若さがポイントなのかなあ(^o^;)>poripori


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