今日、9月4日は、山形市で「日本一の大芋煮会」が行われる日(*)です。台風の接近であいにくの空模様だが、例年これを楽しみにしている人は多いようです。あいにく、私は人混みと渋滞とが苦手なので、自宅で芋煮を楽しむことにしています。そのレシピを一挙大公開!
(といっても、ごく普通のものです。)
■材料(4人分)
牛肉 薄切り400g、洗った里芋 800g、平こんにゃく1枚、長ネギ 2本。(これが基本だが、あとは好みで本しめじなどキノコ類をいれても良い。)
醤油、お砂糖、酒
■作り方
(1)洗って皮をむいた里芋を、大きなものは半分に、小さなものはそのまま、鍋で水煮する。こんにゃくは手でちぎって、同じ鍋にいれて煮る。水の量は里芋が充分に隠れる程度。たぶん、この分量だと、水は4カップ位か。
(2)砂糖と酒と醤油で味付けして、好みの味に加減する。好みによるが、砂糖大さじ1、酒大さじ3、醤油は大さじ4~5 くらいか。
(3)牛肉は食べやすい大きさに切り、鍋にいれて煮る。キノコ類もこのとき入れる。あくが出たら、表面をお玉ですくい、浮かんだあくを捨てる。
(4)里芋がやわらかくなるまで煮る。目安は、おはしがすっと通ること。
(5)里芋がやわらかくなったら、ななめ切りしたネギを入れて仕上げる。
山形の牛肉消費量は、全国第2位だそうで、おそらく芋煮会の影響が大きいのだろうと思います。里芋と牛肉の味がなんともたまりません。
高校生の頃でも、料理用にお酒を持参しても良いことになっていました。なんとものんびりした時代です。クラスで1回、部活で1回、所属の委員会等で1回、という具合で、シーズンには河原で何回も芋煮会をしたものでした。今や、河川敷には専用の水道が備え付けられ、近所のスーパーでは材料と鍋・調理用具一式に薪まで付属して、芋煮会セットが並びます。職場や家族で芋煮会を楽しんでいる人々が多くいます。山形の初秋の風物詩と言ってよいでしょう。
(くれぐれもじゃがいもやタマネギやニンジンなどを入れてはいけません。シンプルな材料で、豪快に煮るのが美味しさの秘密です。)
(*): 「日本一の大芋煮会」の案内ページ
(*2): Wikipediaによる「芋煮会」の権威ある(?)解説ページ
【追記】
この記事は、分量がきちんと書いてあるせいか、毎年秋になると多くの方が検索して来られるようです。写真がないとわかりにくいでしょうから、実際の料理の様子を写真で掲載した頁を、参考までに示します。
(*3):秋の定番、山形の芋煮を作りました~「電網郊外散歩道」2010年9月
(といっても、ごく普通のものです。)
■材料(4人分)
牛肉 薄切り400g、洗った里芋 800g、平こんにゃく1枚、長ネギ 2本。(これが基本だが、あとは好みで本しめじなどキノコ類をいれても良い。)
醤油、お砂糖、酒
■作り方
(1)洗って皮をむいた里芋を、大きなものは半分に、小さなものはそのまま、鍋で水煮する。こんにゃくは手でちぎって、同じ鍋にいれて煮る。水の量は里芋が充分に隠れる程度。たぶん、この分量だと、水は4カップ位か。
(2)砂糖と酒と醤油で味付けして、好みの味に加減する。好みによるが、砂糖大さじ1、酒大さじ3、醤油は大さじ4~5 くらいか。
(3)牛肉は食べやすい大きさに切り、鍋にいれて煮る。キノコ類もこのとき入れる。あくが出たら、表面をお玉ですくい、浮かんだあくを捨てる。
(4)里芋がやわらかくなるまで煮る。目安は、おはしがすっと通ること。
(5)里芋がやわらかくなったら、ななめ切りしたネギを入れて仕上げる。
山形の牛肉消費量は、全国第2位だそうで、おそらく芋煮会の影響が大きいのだろうと思います。里芋と牛肉の味がなんともたまりません。
高校生の頃でも、料理用にお酒を持参しても良いことになっていました。なんとものんびりした時代です。クラスで1回、部活で1回、所属の委員会等で1回、という具合で、シーズンには河原で何回も芋煮会をしたものでした。今や、河川敷には専用の水道が備え付けられ、近所のスーパーでは材料と鍋・調理用具一式に薪まで付属して、芋煮会セットが並びます。職場や家族で芋煮会を楽しんでいる人々が多くいます。山形の初秋の風物詩と言ってよいでしょう。
(くれぐれもじゃがいもやタマネギやニンジンなどを入れてはいけません。シンプルな材料で、豪快に煮るのが美味しさの秘密です。)
(*): 「日本一の大芋煮会」の案内ページ
(*2): Wikipediaによる「芋煮会」の権威ある(?)解説ページ
【追記】
この記事は、分量がきちんと書いてあるせいか、毎年秋になると多くの方が検索して来られるようです。写真がないとわかりにくいでしょうから、実際の料理の様子を写真で掲載した頁を、参考までに示します。
(*3):秋の定番、山形の芋煮を作りました~「電網郊外散歩道」2010年9月
レシピを教えていただいたので、「桃」に続き、今度自分で作ってみようかと思います。
でもやっぱりこういうものは、大きななべで大量に作るのがいいんでしょうね・・・。
そして、「案内ページ」に書いてあったように、薪をつかうのがいいんだろうなー。
大鍋で煮るのがおいしいのでしょうが、当地では、一人暮らし用の芋煮のレトルトパックも売られています。大学生の合コンも、秋には河原で芋煮会、という例も。山形の野郎どもは、芋煮会を経験しているので、芋煮だけは上手な人が多いです。芋煮は女の子にまかせておけない、というタイプが多かったりして(^_^;)>poripori
うちの場合、こんにゃくでなく「しらたき」・・・これはわたくしの好みなので・・・しかし、「しらたき」は散ってはいけないのです・・・煮汁は共通しても具の置かれる位置は厳然と分けて(笑)。
コメント・タイトルの意味は “「芋煮似」に煮て入れるもの” でした。
これが「糸こんにゃく」ではダメなんです・・・好みいろいろの世界ですが、「しらたき」>「玉こんにゃく」>「手でちぎったこんにゃく」>「包丁で切ったこんにゃく」>「糸こんにゃく」でしょうか(笑)・・・好みの世界。
きぬかつぎで一杯もよし・・・そして、里芋の味噌汁・・・うちでは朝がせわしいので夕食時に味噌汁という感じです・・・「一日のエネルギー消費パターンに照らして不合理」かつ「健康上よろしくない」とされる夕食偏重型食生活の見本みたいですが・・・。
クラシカルな某 さん、
野外の芋煮会でビール片手に定番のテーマが、「わが家の芋煮」自慢です。ここでは、具を何をいれるか、醤油仕立てか味噌仕立てか、牛肉を先にいれるか後にいれるか、などなど、それぞれの家々の流儀で議論するのです。もちろん、どれが一番良いなどという結論を出すのが目的ではなく、議論を楽しむだけですけれどね(^_^)/
まぁ、田舎のディベート大会の定番テーマということでしょうか。
当地では、小中学生から自分たちで料理します。ですから、山形男児は、芋煮だけは作れる、という人がほとんどですよ~(^o^)/
まずは試してみて、お味のほどをお知らせくださいね~(^_^)Y