電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

新型コロナの回復期に聴いた音楽は

2022年12月06日 06時22分48秒 | クラシック音楽
新型コロナウィルスに感染し、自宅療養をしていた期間の前半は、発熱や激しい咳と痰に酸素濃度の低下もあって、音楽を聴くような余裕はとてもありませんでした。ところが、ワクチンの効果により抗体が活発に産生されるようになってきた後半は、症状もだいぶ楽になり、寝ているだけの生活に飽きて、寝床脇のミニコンポでいくつか音楽CDを聴きました。

今回、選んで心に残ったのは、

  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」、アンネローゼ・シュミット(Pf)、クルト・マズア指揮ドレスデン・フィル
  • ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第1番、スーク・トリオ

でした。とくにモーツァルトは、重症化への不安が和らぎ、回復期の心にしみるものでした。また、ドヴォルザークの若々しい活力も、回復への期待が実感されるものでした。明るく若々しい要素がいっぱい詰まった前向きな音楽。そんなところが、共感できた理由なのかも。

(*1): モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」を聴く〜「電網郊外散歩道」2006年11月
(*2): ドヴォルザーク「ピアノ三重奏曲第1番」を聴く〜「電網郊外散歩道」2009年3月

参考までに、YouTube の動画を貼り付けておきましょう。

まず、モーツァルトのピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」、マリア・ジョアオ・ピレシュのピアノで。
Mozart Piano Concerto No 9 E flat major K 271 Jeunehomme Maria João Pires Orchestre Philharmonique d


続いてドヴォルザーク。
ATOS Trio: Dvorak - Trio No.1 in Bb-Major, op.21




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