電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母、視覚の衰えのためついに日記を断念

2022年02月28日 06時01分47秒 | 健康
これまで、ずっと日記をつけていた老母、視覚の衰えのため、ついに日記を断念したようです。定期通院の帰りに、懐かしい道を通ってみようと車を走らせましたが、道路標識が見えなくなっていることに気づきました。どうやら、今どこを走っているかがわからないようです。最近は老眼鏡をかけても新聞が読めなくなってきており、テレビもあまり観なくなっていました。先日、食事時についに日記を断念したと話していました。「だんだんどん詰りになっているみたいだ」とも言っており、おそらく正直な感想なのでしょう。95歳という年齢ですので、無理もないとは思いますが、残念なことは確かです。自分の場合は、さて何歳まで備忘録を続けられるのだろうか。机の前に座って長時間ディスプレイを睨む生活を続けていれば、視覚に問題が出てくることは避けられないでしょう。聴覚の保護のために長時間イヤホンを使う生活は避けるようにしていますが、視力を大事にすることを意識する必要がありそうです。老人とともに暮らす生活というのは、日常の姿を目にすることで、やがてくる自分の番を意識しゆっくりと覚悟を決めるという意味もあるのかもしれません。


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