電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「介護保険制度と介護予防入門」研修会

2008年01月28日 06時46分07秒 | Weblog
今朝は、昨日とはうってかわって晴天となりました。朝から地区の壮年会が、公民館周辺の除雪を行いました。大雪の年には、独居老人の家の除雪なども担当するのですが、今年は例年よりも雪が少なく、区長さんからの依頼もなし。少々汗をかいて、すぐ終わりました。

会員はいったん自宅に戻りますが、私は壮年会主催の「介護保険制度と介護予防入門」研修会の準備のために公民館に残り、会場の準備をします。テーブルと座蒲団を並べ、正面に演題と講師の名前を書いた垂れ幕を下げました。私はあまり能筆とは言いがたく、字のうまい婦人会の会長さんに依頼。なに、ほかならぬわが妻です。

やがて、二人の講師が到着、打ち合わせを行います。市の介護保険の担当主査と、支援センターの係長さんです。日曜にもかかわらず、わざわざおいでいただいたことに感謝。世間話をしているうちに、三三五五、聴衆が集まって来ます。壮年会の会員以外では、比較的年配の方が多いようです。当地区には、実際に老老介護になっている世帯も少なくなく、夫婦が一緒のケースや、親子で来ている姿も見られます。企画した主催者としては、ありがたい限りです。

話の中身は、私にも新鮮なものでした。介護保険制度というのは、健康保険とは別に制度設計されたものであって、一定の年齢以上の人たちが、それぞれの立場に応じて介護保険料を納め、介護が必要になった世代の人たちを支えましょう、という趣旨の制度のようです。介護を個人の努力だけで解決するのではなく、介護の社会化を目指す、というものでしょうか。

講師も含めて30名弱の参加者で、ちょうどよい人数でした。二人の講師の説明も、たいへん親しみやすくわかりやすいものでしたし、何よりも近所のばあちゃんたちから「いい話を聞けてよかった」という感想をいただき、この研修会を企画して良かったと感じました。また、直接市民に接する立場の人たちは、目線が細やかだな、と思ったことでした。

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