電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

読書の秋を準備する〜どのくらい読めるかな?

2021年09月02日 06時00分43秒 | 季節と行事
日一日と秋の気配が強くなってきています。朝の気温はすでに20℃を切っており、夜でさえも室内で25℃を下回ります。一番過ごしやすく、快適な時期でしょう。ふだんの農作業と非常勤の仕事はまだ続きますが、夜は本を読む時間が増えるはず。とりあえず、何冊か準備しておきましょう。



このうち、深水黎一郎『詩人の恋』は、R. シューマンの歌曲集「詩人の恋」にからむミステリー調の作品のようで、面白そうです。実際に、フィッシャー=ディースカウの録音を聴きながら、読み進めてみたいものです。もう一冊、プロコフィエフの自伝も、音楽を聴きつつ読み進めるにはいいかもしれません。『群像』は新人賞および芥川賞受賞作、石沢麻依『貝に続く場所にて』あたりかな。



もしアホ猫母娘が存命なら、「石頭のご主人がアクタガワ賞だのナオキ賞だのはチャンチャラおかしい」と笑われた(*1)ことでしょうが、それはともかくとして、読書の秋にふさわしい読書に浸りたい気分は、視力と気力が許す限り、何歳になっても大切にしたいものです。

(*1): アクタガワ賞とナオキ賞〜「電網郊外散歩道」2012年2月
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