電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

娘のインドネシア土産は、ファーバーカステルのボールペン(とコーヒー)

2019年05月28日 06時02分47秒 | 手帳文具書斎
先ごろ出張していた娘のインドネシア土産は、「現地で普通にある文房具」というリクエストどおり、ファーバーカステルのボールペン2本とコーヒーでした。ノック式の黒色0.7mm青軸には、53,000Rp.という値札が貼ってあり、もう1本はスタイラスペン型の青と黒の回転式二色ボールペン(0.7mm)です。この臙脂色の軸には、スマートフォン用の導電?ゴムが付いていて、お値段は63,000Rp.です。いずれも "Made in Indonesia" ですが、"by Faber-Castell International Quality Standards" とわざわざ断っているところをみると、安かろう悪かろうの粗悪製品ではなく、国際標準準拠製品だよと訴えているのでしょう。



黒単色のボールペンのほうは、インク容量の大きなパーカー互換タイプのプラスチック製リフィルが入っており、昔ながらの重い書き味の油性インクではなくて、ちょいと現代風な滑らかさになっています。でも、その分だけダマが出やすくなっているようで、ちょっとなあ。二色ペンのほうは、いわゆる4C芯なのでしょうか、中身のインクの方は、同傾向です。



軸のデザインは、国産の100円〜150円タイプのものとは異なり、一定のレベルの美しさがあります。同国の通貨ルピアの現在のレートは、ごく大雑把に言って 1 Rp.= 0.008 円 くらいでしょうから、千ルピア=8円とすると、53千ルピア=53×8円=424円、63千ルピア=63×8円=504円 となりますので、国産で言えば約400〜500円クラスの製品になるようです。




単色軸について、手持ちのパーカー互換Jetstream替芯と交換してみました。金属製リフィルのため、少々重くなりますが、ペン先のガタつきもなくなるようです。また、ダマになる頻度がごく少なくなるため、紙面の字面の仕上がりが段違いにきれいです。これなら、ちょいとオシャレなボールペンとして日常使いにできそうです。できれば、スタイラスペンのほうも、二色ともジェットの4C芯に交換してみたいところです。



多民族国家インドネシアには行ったことがありませんが、ガムランとこの曲だけは知っています。「ブンガワン・ソロ」、作詞・作曲をしたグサン・マルトハルトノの歌です。


もう一つ、日本語と母国語で歌われるソプラノの歌。中間部、母国語で歌うときは楽譜を閉じています。なんとなく、説得力があるような気がします。
Bengawan Solo - Bernadeta Astari (Soprano)


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