電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

Yahoo!ブログが12月15日にサービス終了とのニュースに思う

2019年03月03日 06時02分36秒 | ブログ運営
先日、impress watch を眺めていて、ビックリしました。Yahoo! ブログが今年の12月15日をもってサービスを終了することになった(*1)のだそうです。ブログ・サービスが開始されてだいぶ経ちますが、Yahoo! ブログはサービス開始後13年だそうです。これまでいくつかのブログも停止になり(*2)、またYahoo自体のサービスも少しずつ縮小されてきていたので、ある程度予想できたことではあるのですが、いざとなると残念な気持ちになります。だいぶ前に、突然停止したDoblog事件のときは、移行もままならない面があったのですが、今回Yahoo!ブログ側で他ブログへの移行ツールを提供し、ユーザーに移行を促すようです。実質的には、8月31日で記事やコメントの投稿・編集ともにできなくなるようで、以降は「死に体」でしょうから、ほぼ「余命半年」しかない。

移行先として上げられているのは、アメーバ・ブログ、ライブドア・ブログ、Seasaaブログ、はてなブログなどです。少なくともこれらのブログは、当面閉鎖の予定はないことを確認してのことと推測します。では、名前のあがっていない当gooブログはどうなのだろう? やや懸念されるところです。



以前、「サーバ依存型サービスとユーザーの自衛法」という記事(*3)を書きました。このときは「手元にデータが残ること」を重視し、「もしかすると、ブログを本にするサービスと言うのは、個人レベルでは究極のバックアップなのかもしれません」とも書きました。しかし、ほぼ毎日更新で2004年12月から14年と3ヶ月目に入っている当「電網郊外散歩道」は、5300件の記事が積み重なっており、現実的に全体を紙の本にできるレベルを超えています。だとすれば、テキストファイルでバックアップを持つことと同時に、何らかの形で他のサービスに移行できれば良しとしなければいけないのかも。

流行の先端を走り、収益性の高さを追求する企業もあれば、じっくりと持続性のあるサービスを構築する企業もあることを祈り、個々のブログではなく、ブログサービスそのものが無くならないように願いたいものです。

(*1):Yahoo!ブログ、12月15日にサービス終了〜impress watchの記事
(*2):ブログ界の転機の予兆?〜「電網郊外散歩道」2010年4月
(*3):サーバ依存型サービスとユーザーの自衛法〜「電網郊外散歩道」2009年3月

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