電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

書棚の顔ぶれが変わらないとき

2017年02月28日 06時00分27秒 | 読書
書棚に新刊が増えたり、既刊書を追加したり、といった変化がない時には、従前のとおりの背表紙が並びます。文庫本の手軽さはありがたいもので、ごろりと寝転んでお気に入りの本を再読するのは、実に楽しい時間です。手に取る時は、おのずと好みが前に出ます。例えば、宮城谷昌光『管仲』よりは『楽毅』を、山本周五郎『ながい坂』よりは藤沢周平『風の果て』を、といった具合です。

一方で、書棚の顔ぶれが少しずつ変わっていくのは、お気に入りの作家の新しい作品が刊行されたり、それまで読んだことのない作家の作品が気に入り、他の作品にも手を伸ばしたり、といったときでしょうか。他の方々のブログ等で興味を持った本を、書店や図書館で探すのはけっこう楽しいものです。できるならば、書棚の顔ぶれがゆっくりと変わっていくような読書生活でありたいものです。



写真は、某日の菓子業界の陰謀に荷担した証拠写真(^o^)/ 美味しくありがたくいただきました。

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