電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

私の好きな四重奏曲

2016年02月10日 06時02分26秒 | クラシック音楽
楽器編成に焦点を当て、「私の好きな」という共通項のもとで、1人の作曲家について1曲ずつ、独奏曲、二重奏曲、三重奏曲とリストアップしてきました(*1~*3)。今回は、四重奏曲です。

  • ハイドン 弦楽四重奏曲「ひばり」
  • モーツァルト 弦楽四重奏曲「不協和音」
  • ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第1番
  • シューベルト 弦楽四重奏曲「死と乙女」
  • シューマン ピアノ四重奏曲
  • ブラームス ピアノ四重奏曲第3番
  • ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲「アメリカ」
  • ボロディン 弦楽四重奏曲第1番
  • ドビュッシー 弦楽四重奏曲
  • ラヴェル 弦楽四重奏曲
    【次点】
  • スメタナ 弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」
  • フォーレ ピアノ四重奏曲第1番
  • チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番

ここで、ハイドン、シューベルト、ドヴォルザーク、ドビュッシー、ラヴェルあたりは、比較的すんなりと決まりましたが、他はだいぶ悩みました。まず、モーツァルトではフルート四重奏曲という強力な対抗馬がありますし、ベートーヴェンでは中期の「ラズモフスキー」はじめ後期の弦楽四重奏曲などもありますが、それぞれ日頃よく手にする「お気に入り」を選びました。ベートーヴェンでは、他のジャンルでも若い頃の作品を選ぶ傾向があるのは、当方の著しい特徴です(^o^)/

ブラームスとボロディンは、相反する理由のようですが、ブラームスの方は明るさのある第1番よりもハ短調の悲劇性からピアノ四重奏曲の第3番を、ボロディンの方は優しく甘い旋律で有名な弦楽四重奏曲第2番よりはロシアの大地を思わせる第1番を選んでいます。シューマンは、弦楽四重奏曲の中から選ぶと、弦四だけがやけに増えるという理由もあり、ブラームスとともにピアノ四重奏曲を選びました。いろいろ悩み深い日常にあるとき、良い慰めとなる音楽です。

次点のスメタナ、フォーレ、チャイコフスキーあたりは、10人という制限のために次点にまわったもので、スメタナ、フォーレあたりは本選に入ってもおかしくないものです。シマノフスキやバルトークなどは、まだ「お気に入り」という段階にはいたっておりません。まあ、お遊びですので……(^o^;)>

(*1):私の好きな独奏曲~「電網郊外散歩道」2015年5月
(*2):私の好きな二重奏曲~「電網郊外散歩道」2015年6月
(*3):私の好きな三重奏曲~「電網郊外散歩道」2015年8月

さて、四重奏曲まで来ましたが、次はどうしようましょうか。ここが思案のしどころです。
写真は、「私の好きな」という共通項で選んだ桜餅四重奏曲…というわけではありませんが、まあ、ちょうど季節のものということで(^o^)/

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