電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

過剰に収集すると使わなくなる

2015年09月24日 06時04分37秒 | 手帳文具書斎
コレクションは、しばしばコンプリートを目指す収集に変質しがちです。でも、そうなると実用からはどんどん離れて行き、収集それ自体は楽しいでしょうが、実用品としての意味合いは崩壊してしまいます。例えば文房具、あるいはLPや音楽CDなどがこれにあたるでしょうか。

この現象は、まるで増えすぎた個体群が生態系の中で崩壊していくようすを連想してしまいます。当方も、若い頃はLPや音楽CDなどを、あるテーマに基づいて全部集めようとしたこともありましたが、もっぱらお小遣いの制約から(^o^;)コンプリートは早々とあきらめました。逆に、小規模なライブラリを大切に何度も繰り返して聴く習慣ができ、結果的に良かったと思います。

これ一本とかこれ一個だけというような極端なミニマリズムは、いざ故障とか紛失とかいうときに困ってしまうでしょう。予備があったために助かったケースは、しばしばあるものです。かといって、気の向くままに過剰な収集に走ると、実際には使わなくなってしまいます。ほどよく使える程度の規模におさめるというのが、実際には良いようです。



写真は、いただきものの「リンゴのタルト」。美味しかった~(^o^)/

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