電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ストコフスキーでブラームス「交響曲第2番」を聴きながらリンゴの収穫

2015年09月14日 06時03分08秒 | 週末農業・定年農業
ようやく雨が上がったと思ったら、せっかくの日曜休日はまたまた午後から雨模様という予報。リンゴ「つがる」の収穫が遅くならないうちにと、農作業用ラジオをお供に、曇天の中を果樹園に出ました。NHK-FMは、9:00から「名演奏ライブラリー▽“魔術師”と呼ばれた男 レオポルド・ストコフスキーの名指揮」という番組を放送しておりました。畑の中で、小型ラジオで後半の

シェーンベルク:「清められた夜」
ブラームス:「交響曲 第2番 ニ長調 作品73」
ヘンデル:「組曲“水の上の音楽”から“ホーンパイプ”」

の三曲を聴きました。うーむ、ブラームスの2番はやっぱり良いなあ。



リンゴは赤くなり、気温は暑くなく寒くもなく、くたびれれば一休みして野鳥が突いたリンゴの半分をナイフでスパッと切り落とし、残り半分を食べると実に美味しい。風に吹かれながらブラームスの二番を聴き、もぎたてのリンゴを食べるという、実に贅沢なひとときです。



コンテナに三つほど収穫したところで、ぽつりぽつりと雨粒が落ちて来ましたので、潔くあきらめて家にもどりました。隣家の同級生の母堂が亡くなってまだ少ししか経ちませんので、仏壇に備えてとレジ袋にリンゴをつめておすそ分けをしたところ、たいへん喜ばれました。こういうのも、週末農業の張り合いですなあ(^o^)/



収穫したリンゴは、大玉で赤く色づいて美味しそうなのですが、葉っぱの陰になった部分がまだらに黄緑色が残ってしまっています。元気老母の見立てでは、太陽の光をまんべんなく当てるための、葉摘みや玉回しなどの作業もしていませんので、とても出荷できるレベルではないそうな。うーむ、良いものだけを選果して出荷し、残りの赤黄まだら模様のリンゴをどうするか、考えなければなりません(^o^)/

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