電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

おもしろかった新書ランキング・・・はありますが

2011年09月29日 06時05分53秒 | 読書
だいぶ前の朝日新聞土曜版beに、beランキング「読んで面白かった新書」の満足度を調査した結果がありました。本好きには、これがなかなか興味深いものでした。具体的には、例えば上位ベストテンは、

(1) 福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)
(2) 堤未果『ルポ貧困大国アメリカ』(岩波新書)
(3) 星野仁彦『発達障害に気づかない大人たち』(祥伝社新書)
(4) 池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題2』(角川SSC)
(5) 野中広務・辛淑玉『差別と日本人』(角川Oneテーマ21)
(6) 藤原正彦『国家の品格』(新潮新書)
(7) 曾野綾子『老いの才覚』(ベスト新書)
(8) 武田邦彦『偽善エネルギー』(幻冬舎新書)
(9) 山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』(光文社新書)
(10)藻谷浩介『デフレの正体』(角川Oneテーマ21)

という具合です。

残念ながら、私が読んだことがあるのは、(2) の『ルポ貧困大国アメリカ』のみ。『生物と無生物のあいだ』は、興味は持ちながら、まだ読んでおりませんでした。

先日の『放射線と健康』のように、新書は興味のあるテーマについて、突っ込んで掘り下げてみたいときに選ぶことが多いです。いわば、百科事典の記述をさらに詳しく、その前後を含めて知りたいとき、かな。新書のベストセラーを手にすることが少ないのは、どうも私のそういう流儀によるところが多いようです。

コメント