電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「マーフィーの法則」とは

2010年06月08日 06時00分00秒 | コンピュータ
先日の記事で、演奏会におけるマーフィーの法則などという戯れ言(*1)を書きましたし、デジタルカメラの修理の件でも、マーフィーの法則まがいの出来の悪い「法則」に言及しました(*2)が、そもそもマーフィーの法則というのは何か。昔、アスキー社から出た単行本を読んではおりますけれど、その由来というか背景というか、法則の発見史といったものに関心を持ちました。

そういう類の調べ物ならば、Wikipedia でしょう。その道の泰斗が薀蓄を傾けてくれているのではないか、と期待して、調べてみました。それがこの「マーフィーの法則」です。

人間の場合、飽きるとか嫌になるとか、途中で止めてしまうことが多いので、執拗に繰り返す作業は向いていませんが、コンピュータの場合には、すべての可能性をしらみつぶしに試すプログラムを正しく書きさえすれば、あとの実行作業は機械が忠実にやってくれます。いわば、自動化・無人化がコンピュータ利用の本質です。ですから、

"If it can happen, it will happen."
「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる。」

という法則に意味がある、というふうに考えています。

例の、「バターを塗ったトーストがバターの面を下にして落下する確率は、カーペットの値段に比例する」という法則は、実は

アストン大学のロバート・マシューズは「トーストの転落 マーフィーの法則と基本的定数」という論文を発表した。彼はその論文の中で通常のテーブルを使用した時ほとんどの場合にバターを塗った面が下になることを証明し、バターを塗った面を上にして着地させるためには高さ3メートル以上のテーブルを使うべきだという結論を出した。マシューズはこの功績により1996年にイグノーベル賞を受賞した。

のだそうで、まるでロゲルギストの「物理の散歩道」の世界です(^o^)/

そうそう、秋になって、色づいた葉っぱが落葉しますが、地面の落葉の表と裏との比率は正しく半々なのでしょうか。どうも、必ずしもそうではないように思います。小学生や中学生の自由研究の恰好のテーマかもしれません(^o^)/

(*1):クラシック音楽の演奏会におけるマーフィーの法則~「電網郊外散歩道」
(*2):デジタルカメラの電池の消耗がやけに早いと思ったら~「電網郊外散歩道」

今日・明日は、出張となります。移動は電車ですので、荷物を軽くするために、ノートパソコンは持参いたしません。記事のほうは予約投稿に設定して行きますが、そんなわけでコメント reply はたぶん遅くなると思います。
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