厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2022年48冊目『ラクしても成果が出る!すぐに使える仕事術』は、間違った頑張りをしていないか振り返る

2021-12-12 15:14:29 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「頑張っている感覚はない、いやむしろラクしている。でも成果がついてくる」

それをどのように自分の中にシステム化して、マイルールにしていくか?

 

この本では、理論や理想、難しい話をカットして、身近で今日から使える仕事術を解説しています。

 

本書のノウハウは、著者の渡部卓さんが心身の危機をきっかけに、仕事術やワークライフを根底から見直したことによるものです。年収に比例するように残業も増え、ストレスも限界まで急増したとのこと。

がむしゃらに働いているけど成果が出ない・・・そんな間違った頑張りをしていないか、振り返ってみましょう。

 

【my pick-up】

◎無駄な会議は出なくて良い

定例の(オンライン)会議でメンバーの一体化を作る、という言葉はすごくきれいに響きますが、無駄な会議は仕事の生産性を落とします。目的や着地点を示さない、いわゆるアジェンダがない会議は、理由をつくってサボります。オフィスでの仕事は5時間ほど働けば十分な成果が出る、という結論になるのではないかと思います。

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2022年47冊目『プロの思考整理術』は、相手の思考整理を促すステップや着眼点が分かりやすい

2021-12-12 15:03:42 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、「プロのコンサルタントの思考整理術」を、すべてのビジネスパーソンが日常的に使えるよう、シンプルに分かりやすく伝えています。

 

プロの思考整理術の4ステップ

ステップ1 タイトルを決める

ステップ2 現状を知る

ステップ3 理想を描く

ステップ4 条件(能力・行動・環境)を探す

 

特に、思考整理において成果に大きく直結する決め手が、着眼点です。目のつけどころ次第で、成果の大小は決まってしまいます。

 

着眼点1 相手が自分の価値に気づいているか(価値の見える化)

着眼点2 発想が貧弱になっていないか(極端に振り切る)

着眼点3 視点のバランス(抽象度と具体度のレバー)

着眼点4 数字で表現できているか(数値化)

着眼点5 トゲがどこにあり、どう解消するか(マーケティングのトゲ)

着眼点6 自分のコスパをイメージできているか(投資回収)

着眼点7 情報が共有できているか(情報量の不一致)

 

本書からは、「教えて」と言ってくる相手は、教えてほしいのではなく、頭の中をスッキリさせて欲しいと知りましょう。

プロのコンサルタントは、相手にアドバイスや答えを与えるのではなく、質問を通じて相手の思考整理を促しているのですね。

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2022年46冊目『毎日、うまくいく人の「意外な解決法」』は、多くの人が長年やり続けている「いつものやり方」の効果を疑う

2021-12-12 14:49:55 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

メンタリスト・DaiGoさんの最新刊は、「多くの人がやりがちなことに少しだけ違う視点を加えてみる」ことの提案です。

 

効果的なのか、あるいは効果的でないのか、さして検証もしないまま、何年も、何十年も自分なりの「いつものやり方」をやり続けてはいないでしょうか。望む結果を得られていないとしたら、それは「いつものやり方」が間違っているのです。

 

本書にはまた、多くの人が「当たり前」と思うような解決法をあえて紹介しています。しかし、その当たり前を本当に実行している人は少数。「知識としては知っているけれど、実行していない」というものがあったなら、ぜひ実行してほしいと思います。

 

〝7年間、封印されてきた幻の原稿、ついに解禁!〟

オビにこう書かれていますので、現在のDaiGoさんの原点、本質的な思想に触れられるかもしれません。

 

【my pick-up】

◎僕の能力を活かす方法を見つけることで、無敵状態を目指している

僕自身も、ときどき「あなたと私は住んでいる世界が違いますから」と言われることがあります。でも、僕が住んでいる世界はもちろん、あなたと同じです。ただ、あなたが仕事をしているときに僕は本を読んでいました。あなたが家に帰ってテレビを見ているときにも、僕は本を読んでいました。あなたが飲み会でハメをはずし、翌日グデッとつぶれているときにも、僕は本を読んでいました。

大学時代、キャンプに行ったことも、テニスの合宿に行ったこともなければ、サークルに所属したこともありませんでした。あなたがハッピーな人生を送っているときに、僕はひたすら本を読んでいたのです。

もしも、僕とあなたが違うとしたら、そんなことが違いを生んでいるのでしょう。

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