goo blog サービス終了のお知らせ 

厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2016年148冊目『走れば脳は強くなる』

2016-08-20 21:34:53 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

走ることは、「体」を鍛えながら「脳力」をも高めることができる一挙両得な方法である。

この本では、走ることで得られる数多くのメリットと、そのためのメソッド、習慣化のコツなどを、最新の科学研究や実験データ、著者の経験などから紹介します。

車や交通機関、エレベーターなど、楽で効率の良い現代社会が、あまりにも走らなくても何とかなる危機的なライフスタイルに置き換わってしまっています。

走ることは「しんどい」「辛い」「無駄な時間」ではなく、習慣化すれば「爽快感」を味わうことができ、かつ「記憶力」「思考力」「発想力」を高めることに繋がります。

走ることは、誰にでも始めやすい運動。走るということを自分の健康を管理するアイテムとして考えれば、それは仕事だけでなく、生涯役に立つアイテムとなり、より長く充実した人生を送ることができるでしょう。8年以上ジョギングを続けてきた私も、それを普段実感しています。

脳と運動の関係で言うと、『脳を鍛えるには運動しかない!』(ジョンJ.レイティ著、NHK出版、2009年)が有名で、本書と合わせて是非読んで頂きたい1冊です。本書もこれを参考にしています。

【my pick-up】

◎ゲームで脳は鍛えられない

脳トレゲームをいくら行ったところでその行為がうまくなるだけで、肝心の脳の活性化は見られないという結論が出てしまったのです。「科学的に効果が証明できる脳トレは有酸素運動、つまり走ることだ」というのが最近の定説と言えるでしょう。

◎走ると仕事ができるようになる

高額所得者(年収750万円以上)の人たちは、体を動かす回数が低所得者(年収300万円以下)に比べて2倍も多い傾向にあるということがわかったのです。体を動かすことで脳が刺激され脳機能がアップし、仕事効率もよくなる。さらにドーパミンやセロトニンが放出されるため、気持ちが前向きになる。こうした効果が積み重なり、結果として年収が高くなる。

◎1日最低何キロ走れば痩せられる?

同じ体重を保持できるのは1週間に8マイル(12.8km)のウォーキングかジョギングを余分にする必要があります。つまり、1日2km程度余分に運動していれば、体重が増えることはない。さらに言えば、それ以上に実施すればそれだけ減量できるということになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年147冊目『やってはいけない!職場の作法』

2016-08-19 22:17:01 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本の目的は、「はじめに」にある以下の文章に集約されますので、少し長いですが紹介したいと思います。

この本を手に取ったみなさんは、すでにオーソドックスな職場の作法はだいたい身についていると思います。社内でうまくやっているはずなのに、なぜかしっくりとこないと感じていたり、仕事相手との意思疎通が上手にできていないのではないか、と不安に思ったりしているのではないでしょうか。ひょっとしたら、「やってはいけない」ことをしてしまっているのかもしれません。

大事なのは、職場の事情をよく踏まえて、自分のコミュニケーションや作法のレギュレーション(規則あるいはルール)を変えていくことです。それができればおそらく、「どんな職場でも仕事ができる」「別の会社に転職してもすぐに溶け込める」「短時間で人と打ち解けられる」といった、世に言われている「ヒューマンスキル」を身につけられることになると思います。

それぞれの会社・職場に独自のコミュニケーションマナーやローカルな作法があることを認識し、それを踏まえて周りと対応する。仕事を共にする人たちに無駄な時間を使わせないように、相手を思いやる。そういった姿勢や行動が必ず必要になる、キャリアの段階があることを早いうちに気づけば、会社での活躍の幅・機会が広がることでしょう。

【my pick-up】

◎「仕事キャラ」でコミュニケーションする

職場という公の場においては、プライベートにおける自分とはまったく違うキャラクターであってもいいと私は思います。むしろ、仕事をうまく進めるため、または職場の人間関係を円滑にするためであれば、その目的のために「仕事キャラ」を意図的に作り出し、それを演じるのも大いにアリではないでしょうか?俳優でなくとも、人というのは多かれ少なかれ、日常の自分とは違うキャラクターを演じることができるものです。

◎聞き役に徹してアクションで盛り上げる

ただ聞くのではなく「アクションで盛り上げる」ことが重要になってきます。発言に対して「打てば響く」ように接してくれる人が、少なくなっているのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年146冊目『37歳からの婚活』

2016-08-19 21:55:18 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本は、自分ひとりの幸せを味わい尽くした大人の男女が、はやり婚に流されずに、自分の軸を持った結婚を手にしてほしいという著者の想いが込められています。

恋愛のゴールとしての結婚よりも、スタートとしてのお見合い結婚のほうが結婚後の幸福度が上がっていくこと。さらに、お見合い結婚の離婚率が恋愛結婚の4分の1というデータもあります。

婚活によってスピーディーに結婚した場合、新婚から何年もの間、恋愛気分でいられることが多いというメリットも紹介されています。

未婚の40代が今後結婚できる確率は、女性で2.7%、男性で1.2%というショッキングなデータもありますが、これは40代に入って既に諦めているか、まだ自分は大丈夫だと思って、婚活の行動を実行していない人が大半であるということです。

お見合いだけでなく、本書に掲載されている様々な婚活の方法を知り、本当にすぐに結婚したいと思って実践すれば、その可能性は大いに広がると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年145冊目『仕事が速いお金持ち 仕事が遅い貧乏人』

2016-08-18 20:13:36 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

午堂登紀雄さんの最新刊は、お金持ちと呼ばれる人やサラリーマンから起業家に転身して成功した人たちの行動とその背景にある考え方を、様々なシチュエーションにおいて「仕事が速いお金持ち」と「仕事が遅い貧乏人」という比較軸で紹介します。

敢えて対比構造にすることで、お金持ちとそうでない人との思考パターンの違いを顕著に浮かび上がらせています。本書から、今までの自分が持っていない新しい思考パターンを取り入れてみましょう。

また、午堂さんの時間術は、過去の著書でも同じですが、自己実現のために必要な行動やお金の余裕を創り出し、最適のライフスタイルを送ることがその目的です。仕事を効率化して創出した時間を何に使うのか?その答えにそれぞれの人の人生の価値観が表れると思います。

 【my pick-up】

◎仕事が速い人は「やりたいタスク」にチャレンジする。仕事が遅い人は「やるべきタスク」ばかりやっている

いくら「しなければならない」ことをたくさんやっても、それでは結局、他人の夢の実現に貢献させられたり、他人の目的達成の一部として利用されるだけです。

◎仕事が速い人は「目的」を重視する。仕事が遅い人は「手段」を重視する

仕事が遅い人は、目的よりも手段を重視します。手段を重視すると、効果のない安易な方法を選んでしまいがちです。ビジネス自己啓発の世界でよく言われる「努力の方向性が間違っている」ということです。

◎仕事が速い人は「大事なことは最初」で結果を出す。仕事が遅い人は「大事なことは先延ばし」で失敗する

たとえばイベントを企画するとき、内容の詳細を詰めるよりもまずは日程を決める、というような行動パターンです。その日程に向かってタスクを洗い出し、準備をしていくのです。先にゴールを決め、無理っぽくでもなんとかして達成する、という経験です。その経験を経ると、準備よりもまずはゴール設定してからタスクを組み立てたほうが、いかに効率的か実感できるはずです。

◎仕事が速い人は少なく食べて頭を働かせ続ける。仕事が遅い人はお腹いっぱい食べて眠くなる

私の周りの成功しているネット起業家と一緒に仕事をしていて気付いたことがあります。それは、彼らはランチを食べないか、食べても小食ということです。「1日3食は当たり前」「12時になったらランチタイム」という習慣で動くのではなく、自分が最もパフォーマンスを発揮できる食事の摂り方を、柔軟に変えることです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2016年144冊目『仕事と人生を劇的に変える100の言葉』

2016-08-18 19:43:37 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本で取り上げている100の言葉は、‘伝説の外資系トップ’と呼ばれる新将命さんご自身の経験の中で発見し、磨き上げ、効果を実証してきた言葉です。

つまり借り物の言葉ではなく、新さんの手づくりの言葉。迷った時、悩んだ時、困難に直面した時に、自分を励まし背中を押してくれた言葉だと言います。

また、「経験」(少しばかりの成功と数多くの失敗)、「人」(信頼・尊敬できる先輩や先達)、「本」という三位一体が新さんの人生の師であり、メンターであるとしており、それが本書の言葉にも表れています。

100の言葉には、それぞれ2ページの解説が加えられています。言葉の真意を理解し、皆さんの仕事や人生にも役立ててください。

【my pick-up】

◎一見矛盾するものを両立できるのが一流の人である

そもそも一見矛盾しているものが、本当に矛盾しているか、よく見てみることが大切である。一見対立しそうな二つのことを両立させてこそ、優れた経営者なのである。一見、両立できそうにないことを両立させるのが一流の人だ。

◎オーバーレポートはアンダーレポートに勝る

報告を疎かにする人間というのは、チームプレーのできない人という烙印を押されてもしかたがないだろう。したがって、評価できないのだ。結果さえ出していれば、報告など省略してもかまわないというのは誤った考え方である。

◎数値化されるものは実行に移される

結果が出る・出ないは、目標を立てる段階ですでに決まっていると言えよう。目標には、必ず数字を入れるべきだ。数値化できない目標というのは、実はめったにないものだ。最終目標が数値化されていると途中にある中間目標のほとんどは数値化できる。

◎1日4回メシを食え、1度は活字のメシを食え

1日に少なくとも30分、できれば1時間は本を読む習慣を身に付けようというすすめである。古今の名著、古典を広く読むことで、人と会っても会った人のコンテンツが本物か、そうでないかを見極めるための基本もでき上がる。「本を読む」という習慣は、人の人生をよいものにするための貴重な財産である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする