厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
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2014年162冊目『マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣』

2014-09-10 21:24:46 | おすすめビジネス書
マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣 マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-07-26

評価  (3点/5点満点)

この本では、「クオリティ×スピード」を実現することをテーマに、主にマッキンゼーで大切にされている39の習慣を紹介します。

問題解決やできる部下、ダンドリ上手、お客様の心をつかむ、できる上司、働くモチベーションを高めるためのシンプルで今すぐできる習慣ばかりです。

ちなみに、39番目の習慣は本書のあとがき(終章)に出てきますが、それは「心を体を整える」ということ。「早寝早起きをする」「お酒を飲み過ぎない」「ジョギングしたり、ジムに通ったりして、体をつくる」など、仕事に挑む上で自分の心や体の状態をベストにして、仕事に支障をきたすような原因を自ら作らないことです。

自己管理のしっかりしている人は、仕事ができる人の重要な要素です。

【my pick-up】

◎メールの件名に【重要!】と書いてはいけない

そのメールが「重要」かどうかを決めるのは、あくまで読み手です。【重要!】と件名に入れられたほうからすると、「これは重要だから早く読め!」と経験の浅い人に言われているわけですから、気分を損ねて当然です。そもそも、緊急なことや重要なことは、口頭で伝えるべきです。

◎できる上司は、ひたすら認める

部下の能力を最大限引き出すためには、部下を「認める」ことが何より大切です。「褒める」と似ていますが、じつは大きく違います。「認める」とは、その人の存在そのものを認めることです。その人のすばらしさを知っているということ。一方、「褒める」は、こちらが期待したことを、その部下が達成したときに行うもの。いわば、条件つきなのです。人は、条件つきで褒められるより、存在そのものを認めてもらっていると感じたときにこそ、やる気のスイッチがオンになります。そして、成長していくのです。

それぞれの部下の強みを、最低10個リストアップしてみてください。そして、その強みを、部下自身に伝えてみるのです。大切なのは、成果を出したから認めるのではなく、その部下のありのままの存在を認め、それをちゃんと知ってるよ、感謝してるよ、と伝えることです。

やたらと怒ってばかりいる上司がいますが、これでは何の成果も出せません。まずはチームメイトである部下を認める。それができる上司への第一歩です。

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2014年161冊目『ビジネスパーソンの誘う技術』

2014-09-09 20:47:35 | その他私が読んだ本
ビジネスパーソンの誘う技術 ビジネスパーソンの誘う技術
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-04-18

評価  (2点/5点満点)

この本では、イタリア出身の料理研究家、ベリッシモ・フランチェスコさんが、日本で試行錯誤しながら身につけてきた「誘う技術」を余すことなく紹介します。

・断られるのが怖いからって、誘われるのを待つばかりでは、何も始まらない。誘われる前に人生が終わってしまう。

・誘う一歩を踏み出すことで、人生の可能性は何百倍にもなる。

・みんな誘われるのを待っている。必要とされるのは誰でもうれしいこと。

著者もイタリア出身だから、生まれつき誘うことに抵抗がなかったのではありません。「すぐ誘う」「恐れず誘う」「紳士的に誘う」ことを繰り返し実践してきたからこそ、自然と誘うことができるようになり、仕事や人生が楽しく充実したものになったと言います。

あなたの誘いを周りのみんなは待っていますよ。

【my pick-up】

◎新しいことには抵抗がある

どちらが最初の一歩を踏み出すか、なのです。そして、最初の一歩を踏み出す人がいつも優位に立てるのです。

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2014年160冊目『失敗の整理術』

2014-09-08 17:53:16 | その他私が読んだ本
失敗の整理術   耳の痛い話はすべて日記につけよ (PHPビジネス新書) 失敗の整理術 耳の痛い話はすべて日記につけよ (PHPビジネス新書)
価格:¥ 864(税込)
発売日:2014-01-18

評価  (2点/5点満点)

衆議院議員の中田宏さんは、日常の中で人に言われたことや自分の思考を日記に書くようにしてきたそうです。

親切な助言も、単なる嫌みも、聞き捨てるより書き留めることで、自分を省み、他者に学び、境遇に感謝できるとのこと。

また、失敗した時に立ち直る術を持っているかどうかが、失敗経験後を左右し、失敗を共有することは、考えるためのヒントになるし、何よりも勇気や元気が湧いてきます。

中田さんは横浜市長在任中に多くのスキャンダル報道を週刊誌等に掲載されました。判決でそのほとんどが十分な裏付けのないものと認められましたが、バッシング等のダメージは相当なものだったと思います。

その間、中田さんがどういう心や体の整理を行っていたのか、本書を読めばよく分かります。

【my pick-up】

◎1日をフルに働ける食事のとり方

人は完全に満たされていない方がいい。腹八分と言うが、食欲については特にそのようだ。

15年ほど前から私は、昼食をとらないことにした。1日の始まりである朝は、しっかり食べてスタートしたい。仕事上、夜の会食は避けられない。酒を飲むことも多い。ならば、昼を削るということに決めたのだ。

昼はヨーグルトのみ。昼食会や弁当付きの会議が入ってしまった場合は、仕方がないので朝食を食べないようにする。いずれにせよ、1日2食を徹底している。今では、お腹も脳もこのリズムに慣れているので、朝しっかり食べれば、夕食までもつ。

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2014年159冊目『笑う仕事術』

2014-09-03 23:27:34 | その他私が読んだ本
笑う仕事術 (ワニブックスPLUS新書) 笑う仕事術 (ワニブックスPLUS新書)
価格:¥ 896(税込)
発売日:2014-08-25

評価  (2点/5点満点)

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』『笑ってはいけない』シリーズ、『恋のから騒ぎ』『踊る!さんま御殿!!』の制作に携わり、日本テレビを早期退職して独立を果たした菅賢治さんが、テレビのプロデューサーとはいかなる職業なのか語ります。

また、菅さんの経験を通して、違う業界で頑張っているビジネスパーソンにも相通ずる話も盛り込まれています。

たしかに、「固定概念の破壊なくして創造もなし」や「偉くなるほど現場と遠くなる寂しさ」など、どの業種・職種でも当てはまりますよね。

テレビ業界の裏側を知る、読み物としても面白かったです。

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