厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年167冊目『すぐ成果を出す人の仕事のやり方・考え方』

2014-09-23 19:09:58 | その他私が読んだ本
すぐ成果を出す人の仕事のやり方・考え方 (アスカビジネス) すぐ成果を出す人の仕事のやり方・考え方 (アスカビジネス)
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2014-09-16

評価  (2点/5点満点)

「シンプルにゴールを導き出し、行動力をあげる3つの質問」「長期と短期の双方の視点」

この2つを身につけられれば、必ず成果をあげられる人になれるというのが、この本の主張です。

3つの質問とは、以下のとおりです。

①「どうしたい?」:ゴールを決める質問

②「どうする?」:行動を決める質問

③「本当に?」:確認を促す質問

あれこれ思いをめぐらせずに、この3つの質問に対して深く考えることが、具体的な行動を起こすきっかけとなるでしょう。

また、どんな状況でも不安はゼロにはならないので、不安の解消には行動しかないのです。まずはやってみることで、誰かが助けてくれることもあり、チャンスは確実に広がりますよ。

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2014年166冊目『「すぐ成長する」仕事術』

2014-09-23 00:05:06 | その他私が読んだ本
外資系エリートが実践する 「すぐ成長する」仕事術 外資系エリートが実践する 「すぐ成長する」仕事術
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-09-11

評価  (2点/5点満点)

GE、アーサー・アンダーセン、コカ・コーラの外資系企業3社で財務、経営企画関連のディレクター、マネジャーを経験した川井隆史さんが、「できる人」に共通する3つの心構えをもとに、具体的な仕事術として紹介します。

①すぐに動け

②期限は死んでも守れ

③言われたことだけやるな

外資系企業に就職したり、転職・独立したりしなくても、今の会社で視点を高く上げて仕事をすれば、どこに行っても十分通用するスキルやセンスを身につけることができるのではないでしょうか。

自分を囲む柵の外の世界を垣間見て、自分の現状のレベルを知ることのできる1冊です。

【my pick-up】

◎小さなことでもいいから自分の仕事をアップデートしよう

GEでは、昨年と同じ内容かつ同レベルの仕事しかしていない人は、原則として評価が一段下がる。「毎年、まわりのさまざまな環境が新しくなるのだから、今までの自分のやり方も自然と古くなるので、新しくしなくてはいけない」という考え方なのだ。ほんの小さなことでもいいから更新していこう。

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2014年165冊目『トップ0.1%の超富裕層だけが知っているお金の哲学』

2014-09-18 21:36:04 | その他私が読んだ本
トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学 トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2014-07-29

評価  (2点/5点満点)

○普通の人(金融資産5千万円未満)・・・約4686万世帯

○小金持ち(金融資産5千万円以上1億円未満)・・・約268万世帯

○お金持ち(金融資産1億円以上5億円未満)・・・約76万世帯

○大金持ち(金融資産5億円以上)・・・約5万世帯

かつてメガバンクで富裕層を担当していた掛越直樹さんが、「普通の人」「小金持ち」「大金持ち」の三者三様の考え方を紹介しつつ、「大金持ち」が日常生活の中で実践していることを34項目にまとめています。

「大金持ち」の考え方や習慣、行動などは「普通の人」とは異なり、一定のパターンがあることが分かります。

それは大まかに言えば、明るくて前向きであり、感受性が豊かであり、努力家であるということですが、本書を読むと大金持ちとしての軸を持ちつつも、細かいところでの行動の差も見て取れると思います。

【my pick-up】

◎大金持ちは、飲み会を20時に終わる

大金持ちは、飲み会を20時に終わります。大金持ちは、飲み会を「ビジネスを円滑にするツール」だと考えています。このため、飲み会も短時間に「凝縮」しています。

ダラダラと時間が経過してしまうことを好まないからです。1次会で終了し、まっすぐ帰宅します。そのあとは、読書をしたり、音楽を聞いたりして自分の時間を持つようにします。

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2014年164冊目『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書』

2014-09-15 20:11:34 | おすすめビジネス書
部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書  「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本) 部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2013-11-22

評価  (3点/5点満点)

どんな部下も信頼して、仕事を任せることこそ、リーダーの要諦である。

この本は、人をどのように使い、どのように任せて、どのように組み合わせていけば、強いチームが出来上がるのか-ライフネット生命会長の出口治明さんが答えます。

・上司の管理能力はせいぜい部下2~3人分である

・社内にプレーイング・マネージャーは置くべきではない

・人間や社会の本質を知るにはたくさん人に会い、たくさん本を読み、たくさん旅をすること

・部下の短所は放っておく

・部下に的確な指示を出すためには期限・優先順位・目的背景・レベルを示すこと

などなど、出口さんのこれまでの経験から明らかになった、リーダー論、マネジメントの原理原則が具体例とともに述べられています。

本書を読んで久しぶりに、たくさん線を引きました。吸収すべき個所が多かったです。

【my pick-up】

◎会社に「サボる社員」が必要な事情

なぜ、必ず「2割の下位グループ」が存在するのでしょうか。その理由は、「緊急時や、不測の事態に対応するため」「余力を残しておくため」とする説があります。「下位2割」が存在していてこそ、むしろ正常な集団と言えるのではないでしょうか。「下位2割」の「仕事を任されたくないグループ」を何が何でも排除しようとする上司は、社会のしくみや構造がまったくわかっていません。

◎「アホな上司」ほど精神論を振りかざす

「必死に仕事に打ち込む」ことは、原則として、自発的であるべきです。「オレが鍛えてやる」とか「オレの背中を見て育て」と口にする上司は、ただのアホです。「背中に何が書いてあんねん。何も見えへんやないか」と言いたくなります(笑)。

◎残業時間が自然と減る-「部下の生産性が上がる」評価基準とは?

日本は長時間働いているのに、どうして生産性が低いのでしょう?その理由として、「残業による疲労の蓄積」が考えられます。疲労が蓄積した結果として、生産性が下がってしまったのです。では、どうすれば「残業」を減らす(なくす)ことができるのでしょうか?「評価基準を変える」ことです。「何よりも大事なのは、労働生産性の向上であって、残業時間は評価の対象にならない」ことを明確にすべきでしょう。

◎統率力とは「丁寧なコミュニケーション」のこと

「統率力」は、「丁寧なコミュニケーション力」と言い換えることができます。弱っているメンバーがいれば、「大丈夫か?」とか、「○○くん、2~3日休むか」と気遣う。周囲の環境変化や各メンバーの置かれている状況を観察したうえで、メンバーに声をかける力が真の統率力なのです。

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2014年163冊目『起業家のように企業で働く』

2014-09-12 21:13:20 | その他私が読んだ本
起業家のように企業で働く 起業家のように企業で働く
価格:¥ 1,490(税込)
発売日:2013-10-16

評価  (2点/5点満点)

「起業家」マインドが必要なのは、ベンチャー経営者だけではありません。企業で働くにしても「起業家」のように考え、働くことが必要です。

企業において、どんどん出世していく人、あるいは、やらされ感なく楽しそうに仕事をしている人は、例外なく「起業家」マインドを持って自律的に働いています。

この本は、「起業家」マインドを具体的な行動に落とし込んで仕事を進める「企業人」が一体どうやっているのか、若いビジネスパーソンに伝えたいことを中心に構成しています。

本書を読んで改めて思うのは、企業に勤めているということは、ものすごいパワーやリソースをふんだんに使えるということ。中小企業、ベンチャー、個人事業主からすると羨ましいと思うことがたくさんあるのです。

それを自覚し、それを使いこなすことによって、個人や小さな組織ではとてもなし得ない大きなことを実現していく。それこそが企業に勤める醍醐味ではないでしょうか。

企業の一員だからこそ、自由にチャレンジできるという面もありそうですね。

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