厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
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今年197冊目『どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座』

2009-12-08 22:19:41 | おすすめビジネス書
どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書) どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2009-11-19

評価  (3点/5点満点)

経営コンサルタント・小宮一慶さんの「養成講座」シリーズ最新刊は、アウトプットの質と量を高めるために必要な「やる気のある時間」をいかに増やしていくのか、その考え方と具体的方法を紹介しています。

「時間力」の基本は

1.時間を把握する

2.やることを自分で把握している

3.メリハリを持つ

という極めてシンプルなものですが、これを体系的に実践している人はそう多くはありません。時間術の基本書として、初心者の方は基礎を学べ、類書を数多く読んできた方は原点に立ち返らせてくれます。

【my pick-up】

◎ビジネスパーソンなら「会計」を学んでおこう

財務諸表を「つくる」のは経理や財務の人の仕事ですが、それを「読む」のは経営者や経営幹部、そして、それになりたい人すべてに必要なことです。会計は企業活動を理解するには欠かせないフレームワークなのです。

◎人を利用するための人脈術はうまくいかない

人脈というのは、あくまでも、自分が差し上げられる量によって決まるものだと思います。自分が差し上げられるもの、それはお金の場合もあるだろうし、良質のアウトプットの場合もあるだろうし、人柄の場合もある。

人脈というのは、わたしの定義でいうと、電話一本で、「あなたのためにひと肌脱ぎましょう」くらいは言ってくれる人のことです。

ベースのところでもっとも重要なのは謙虚さかもしれません。

◎話す、書く機会を増やす

話がうまくなるいちばんのコツは書くことです。

文章を直しながら、同じようなことを何度も何度も書いていれば、自然に口からそのまま出てくるようになります。

頭の中で考えたことを口から出すのが話すことであり、それをキーボードに打つのが書くことです。

◎時間力を阻害する誘惑-時間を決めないで残業をたくさんする

わたしは残業が嫌いなので、よほどのことがないかぎり残業はしませんし、部下にもさせたくありません。

ところが、残業していないと落ち着かない、働いている充実感がないという人は少なからずいるわけです。でも、わたしの知っているかぎり、そういう人は、いざというときに瞬発力が出ません。だからよくないのです。

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