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2016年191冊目『仕事の結果は「はじめる前」に決まっている』

2016-10-13 21:32:55 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、限られた時間で最高の質のアウトプットを出すための仕事の「段取り」を紹介します。これはマッキンゼーで入社後3か月で叩き込まれる基本技術とのことです。

その中心は「ミニマム思考」。価値を生み出す最も重要なことに集中して、最少の力でそれを成し遂げる思考法のこと。ミニマム思考ができる人は、仕事に取りかかる前に、集中すべき最も重要な仕事を明確にして、それ以外を「捨てる」。ミニマム思考を実践できる人にとって、仕事の結果は「はじめる前」に決まっていると言えるのです。

・精度の高い仮説を立てる。

・仕事の全体像を描き、モレなくダブりなく仕事を設計する。

・仕事をはじめる前に最終成果物をイメージする。

今ここにある仕事を大切にして、楽しく工夫しましょう。段取りがよくなれば、仕事が楽になって早く終わります。それは同時に、自分のために使う時間を生み出すことにつながります。自分のために使う時間が、人生を豊かにすると思います。

【my pick-up】

◎究極の段取りは、早寝早起き

究極の段取りは、早寝早起きです。朝早く仕事をはじめ、残業をせずに帰る。五感が鋭敏になり集中力が高まります。朝は仕事がはかどります。脳がリフレッシュされた状態なので、頭を使う仕事をするにはもってこい。集中力もアップするので、特に考える作業を中心に仕事を進めるといいでしょう。私は22時には寝て、5時に起床する生活をするように意識していますが、そのような生活を数日続けられると、5~6時間かかる仕事が、2~3時間で終わる感覚があります。また、会社の始業時間よりも早く仕事をスタートすれば、会社の会議や打ち合わせ、電話対応などに時間をとられることなく、仕事を進めることができます。

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