厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2024年188冊目 『超一流の凡人力』は、トップを支えるナンバー2の働き方

2024-06-11 17:08:41 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

株式会社わかさ生活の執行役員専務、松浪宏二さんが、「凡人力」を発揮するための心構えと仕事論をお伝えします。

 

天才である創業者と、一流の凡人である経営参謀。

天才創業者の夢を実現するためには、自分事としてともに行動し、覚悟を持って形にしていく実行者の存在が必要不可欠です。

たとえ凡人だったとしても、天才と仕事をする上でのスキルを磨けたら、超一流の凡人に成長できると言います。

 

凡人でも努力すれば、天才を支えて組織の中で大きく活躍できる。

今現在、ナンバー2のような働き方をしている方は、本書を片手に「自分は何のためにここで働いているのか?」自分の胸に問いかけてみるといいでしょう。

 

伴走者は、トップと現場の橋渡し的存在であり、トップの夢を実現させる実行者です。

覚悟を持って責務をまっとうする、会社において非常に重要な役割です。

トップに上り詰めるだけがキャリアでもないし、トップになる素質がないことに早く気づくことも大切かと思います。

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2024年187冊目 『あえて話さない戦略』は、今すぐ相手にアドバイスを言うべきなのか?考えさせられた

2024-06-11 13:36:53 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「あえて話さない戦略」とは以下のようなものです。

 

・今は伝えず、あとで伝えたほうがいいこともある。

・質問によって、相手から答えを導き出したほうがいいこともある。

・アドバイスするより、悩みを聞いてあげるほうが相手の心が軽くなることもある。

・あえて沈黙することで、相手に考えてもらうこともある。

 

まずは自分との対話を始め、自分の考えを深めるきっかけに本書がなればいいと思います。

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2024年186冊目 『国税調査官は見た! 本当に儲かっている会社、本当は危ない会社』は、所得を過少に申告していると思われる会社を見抜くノウハウ

2024-06-11 13:25:13 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

税務署の調査官が税務調査をするとき「申告書や決算書のどこを見て調査先を選んでいるのか?」「会社の何を見ているのか?」を紹介する1冊です。

 

・国税調査官が儲かっていそうな企業(脱税していそうな企業)をピックアップする場合、最もオーソドックスな方法は「売上が毎年急増しているのに利益が伸びていない」企業を見つけること。(P65)

 

・税務署員が必ずチェックする勘定科目は「売上」「利益」「現金・預金」くらいだが、数年分の「流れ」で見る。極端な話、「売上」と「利益」を数年分比較してみるだけで、その企業の状態はかなりわかる。(P92~93)

 

・期末の経理処理の誤りは非常に多く、税務調査で見つかる追徴課税の大半は期末の税務処理に関するもの。「期ずれ」は税収不足の中簡単に追徴税が取れるので、調査官は実績をあげるために頻繁に指摘するようになった。(P145~146)

 

調査官は「儲かっている(が所得を過少に申告していると思われる)会社」を調査先に選ぶ必要があります。

調査官の多くは、それほど詳しい会計知識を持っているわけではありません。乏しい会計知識の中で、ポイントを押さえて会社の本質を探っているのです。

決算書の数字を参考にしつつ、様々な情報をもとに複数の角度から企業を分析しています。

 

元国税調査官の著者が、税務調査の手の内の一部を明かしてくれています。

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