評価 (3点/5点満点)
クリエイティブな人たちが実践している「クリエイティブ・メンタルマネジメント法」の全体像を示し、メンタルリソースの整え方、リトルC(小さなクリエイティビティ)の実践方法、仕事のやりがいを高める方法、そしてウェルビーイングになるにはどうすれば良いかについて説明します。
信頼できる学術的エビデンスや著者自ら実際に測定したデータなどに基づいていますが、1つの考え方として参考にし、実践に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【my pick-up】
◎座りすぎと不安の関係
クリエイティブな人は、仕事の内容や時間帯によって、仕事の場所を変えることが得意です。一個所に止まっていると思考が凝り固まり、クリエイティブな発想を阻害することを知っているからです。その結果、座りすぎも回避できるのです。
◎マルチタスクを避ける
クリエイティブな人は一見割り込みタスクにも嫌な顔をせずに対応する傾向がありますが、本来は、やっているタスクを中断されることを好みません。特にクリエイティブな思考をしているときはなおさらです。そのようなときには、場所や時間を工夫することで、割り込みが入らない環境をつくり上げることにとても長けています。
◎クリエイティブな人はサウナを習慣にする
実際にサウナをよく利用する起業家の方の感想を聞くと、サウナに入った瞬間、熱気でごちゃごちゃと考えることができなくなるので、重要性や緊急性の低いことは一切考えなくなり、本当に考えるべき本質的なことだけを考えるようになるといいます。