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2024年19冊目 『その選択が健康寿命を決める』は、正しい情報をもとに病気のリスクを下げる方法

2023-09-08 07:44:10 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

健康、老化、病気、寿命という普段から何気なく使っている言葉から、改めて健康寿命の本質を考えます。

 

「避けられない老化を受け入れながら、正しい情報を元にできることをする」

 

健康寿命を延ばす方法=病気のリスクを下げる方法は、大きな努力が必要だったり大金がかかる作業はありません。

それは、誰もが気持ち次第でいつからでも実行できることが、本書で理解できるでしょう。

 

【my pick-up】

◎健康寿命を延ばすには運動

私は「健康寿命を延ばす方法を1つ上げろ」と言われたら「運動」と答えます。生活の中で手助けを必要とする要支援1~2、杖や車いすが必要な要介護1~2の人は筋肉、骨、関節に問題があることが多いようです。裏を返すと、筋肉の衰えを防ぐことで、いつまでもひとりで楽しく暮らせる可能性を上げることができます。

結論から言えば「毎日15分、日光を浴びながら散歩してください」。転倒が怖いからと歩くことをやめると、どんどん筋肉が落ち、体が弱くなってしまいます。すると、かえって少しの段差につまずいて転倒しやすくなり、骨折から寝たきりになる危険が高まります。

◎お酒はまったく飲まないにこしたことはない

お酒は「体に良い」というわけではなく、医師が積極的にすすめるものではありません。アルコールは発がん物質の一種だということは忘れないでください。また、大量にアルコールを接種し続けると、認知症のリスクが上がることもわかっています。顔が赤くなるタイプの人は無理に飲まない、飲むときは少量を心がけるようにしましょう。分解酵素の強弱は遺伝子によるもので、いわば先天的なもの。ですから「練習すればお酒は飲める」というのは間違いです。毎日浴びるほど飲んで週に一度の休肝日を設けてもリスクが下がることは期待できません。

◎認知症の予防は脳トレより筋トレ

認知症の予防に効果があるのが人とのコミュニケーションです。積極的に人と関わっていきましょう。家族だけでなく、近所のコミュニティやサークルなどに参加して人と話す機会を作ってください。「脳トレ」は認知症予防にはあまり意味はありません。脳に刺激を与えるには、思考を巡らせるより、体を使った運動です。

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