厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2023年83冊目 『「丁寧」なのに仕事が速い人の習慣』は、仕組み化で丁寧さと迅速さは両立できる

2023-02-19 16:18:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

本書のテーマは、お客さまを感動させるほどの「丁寧な仕事」がどういうものかです。

 

丁寧さと迅速さを信条に、ピアノ運送業界で売上をトップクラスに導いた著者が、丁寧な仕事の考え方や姿勢から、行動や仕組み化・習慣化までお伝えします。

お客さまからの支持や感謝の結果、現在はピアノだけでなく精密機器などの配送・設置も手掛けているそうです。

 

【my pick-up】

◎「3人のお客さまから言われたこと」は必ずサービスに落とし込む

重要なことは「3人のお客さまから同じことを言われたら、そのことについて真面目に考えなさい」というものです。3人のお客さまから同じことを言われていたら、同じ要望がもっと多くあると考えていいと思っています。つまりそれはニーズが高いという場合や、あるいは多くのお客さまが不満を持っているという場合があります。

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2023年82冊目 『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』は、人生の後半戦を自分らしく生きるための「自分業」のすすめ

2023-02-19 16:03:00 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「残りの人生も今の積み重ねでいい?満足している?」

 

この本は、40歳前後で多くの人が感じる「このままでいいのかな?」というモヤモヤ感、つまり「40歳の壁」の正体を分解しながら、自分らしく生きるために「人生の後半戦をどうデザインしていくか?」を考えるためのものです。

 

<40歳の壁とは?>

「まだ、これからの道を選び直すことができるかも」という期待と、「選んで失敗すると積み上げてきたものが消えてしまうのでは」という不安が入り交じる分岐点。そこに立ちはだかるのが「40歳の壁」です。(P22)

<40歳から「自分業」を始めてみる>

自分業の定義は、「お金・つながり・健康の3つの要素を満たす仕事」「やりがいが持てる仕事」「自分が裁量権(コントロール権)を持てる仕事」。(P67)

本業を自分業にするべく試行錯誤するか、副業・複業と組み合わせてトータルで自分業にする。(P68)

 

いきなり40代になってキャリアをチェンジするわけではなく、アラフォー前後でメインの仕事と並行して自分業を育てていき、シフトする。

育児やキャリアの壁に悩み、自分業で乗り越えた著者のノウハウが詰まっています。

 

【my pick-up】

◎幸せな人生の土台となる「つながり」

「良い人間関係」は、一緒にいてストレスを感じない人、気が合う人とのゆるく長く続く関係のことです。また、関わる人が多すぎると、人間関係のストレスやコミュニケーションコストがかかります。30人くらいの人との「何かあれば集まる」「困ったら相談できる」「雑談が弾む」くらいのゆるく細いつながりが、幸福度を高めてくれます。ここ数年で知り合った人が2人以下という人は、人間関係が固定化されやすいタイプ。年を取ると、減ることはあっても、増えにくい可能性大です。そんな人は、いろいろな人に会う機会を意識的につくることが大切です。

◎幸せな人生の土台となる「健康」

一度FIREやアーリーリタイアしたものの、結局復職してしまう人に多いのが、「生活が自由気まますぎて、身体を壊した」というパターンです。仕事をしていないので生活リズムが崩れる、動かない、好きなだけ食べる、人と話さない、考えることがない。仕事を持っていれば、それだけで「規律正しく生活する」という強制力を私たちにもたらしてくれます。もちろん仕事以外の趣味や習い事でも同じことがいえます。決まった時間に出かける、人と会う、思考力を使うことをルーチンとして日々に組み込んでおくことは、40歳以降の人生を幸せに生きるために大切です。

◎あなたにとって心地よいビジネスをどう組み立てるか?

私のやっているオンラインサービス「毎朝の瞑想ヨガ」は、「知る」ゾーンの商品です。人数が多い、参加者の身体を見ない、オンラインでレッスンが一方的に流れます。スタジオヨガは「できる」ゾーン。個別レッスン希望者には「磨く」ゾーンの人もいます。なぜ、単価が高いとわかっているのに「できる」「磨く」ゾーンをもっとやらないのか?それは、私自身がそれを「やりたいのか?」を模索している最中だからです。

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2023年81冊目 『職場のズレ解消図鑑』は、お互いを尊重して働ける職場を目指す

2023-02-19 15:51:50 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「こういうことあるある!」と思える、さまざまな「職場のズレ」が図鑑形式でたくさん列挙してあります。

 

問題の一つひとつに解決方法が提示されており、いきいきと働ける職場への改善に繋げるハンドブックとして活用できます。

 

社長は社員を、上司は部下を、部下は上司を、同僚はお互いを尊重することができれば、「職場のズレ」はそれぞれの価値観を認め合う行為に変わり、シナジーを生み出すことに繋がると思います。

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