評価 (3点/5点満点)
ベストセラー『思考の整理学』の著者・外山滋比古さんによる、誰でも実践できる知的生活術です。
①頭に刺激、②体にいたわり、③心を豊かにするために、いくつになっても実践できる賢い生き方、日々の向上術が満載です。
「無知であることを自覚して営む日々の暮らしこそ、知的生活。年をとって忘れっぽくなることを嘆くことはない。むしろ日々これ新しく前進すると考えよう。老年恐れるに足らずとの心境に至れば、人生は明るく楽しいものになる。」
90歳を超えた今も評論家、エッセイストとして活躍されている外山さんの前向きな姿勢が窺えます。
また、読み物としてもなかなか奥深い1冊に仕上がっていると思います。