川本裕子の時間管理革命 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2005-07-29 |
評価 (3点/5点満点)
マッキンゼー勤務を経て現在、早稲田大学大学院(ファイナンス研究科)教授である川本裕子さんの著書。これまで道路公団民営化委員会等の公職も務めています。
川本さんがこれまで時間の使い方について考えたり、書いたりしてきたことをまとめたもので、「出口から考える」思考法や時間の「総量管理」等のアイデアが紹介されています。
本書はテクニックや様々な工夫以前に、自分の気持ちの持ちよう、つまりどんな時間にも対応できる自分をしっかり確立することの重要性を説いています。
時間管理の基本が分かりやすく書かれており、かつ1時間程度で読めるボリュームですので、このジャンルの本をあまり読んだことがない方にオススメです。『革命』というのは少しおおげさかな・・・
<my pick-up>
「部下の業績をきちんと客観的に評価できない管理職ほど、外形標準的な勤務時間の長さで評価する傾向にある。若い世代は、外形標準的な勤務時間の長さで評価する昔ながらの習慣に違和感を覚える。そこに、世代間の意識のずれが生まれている」