そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

雨の美山もまた楽し♪

2007年07月04日 | 6~8月の草木
京都府の北の端に近く、美山町はあります。
かやぶき民家の集落で有名な所です。

泊まったのはペンション ボリジです、美山町の中でも特に奥まったところにあって、とても静かです。

建物からほんの少し歩くと、由良川の、もう源流に近い部分がとうとうと流れています。
私道を入っていくので、ほとんど人が来ません。


これは、横のほうに流れ込んできている静かな部分です。



こちらはホタルが飛ぶ道にもなっています。

奥にある大きな岩をお見せしたくて、望遠で写しているので、狭い川に見えていますが、実際はかなりの川幅で、深い淵などもあります。

この水面に、淡い光を写して飛び交うホタルは、一生の思い出になるほどのきれいさです。
この夜は一人で眺めるというぜいたくさ・・・



ペンションのお庭は広くて、たくさんの花が咲き乱れていました。

他にも、ヤマアジサイ、ツユクサ、キキョウ、など数え切れない種類があります。

小さなキノコの名前が解りました。ハナオチバタケというのだそうです。
きのこ山書房さんが教えてくださいました。ありがとうございました。

キノコの上の、ホタルブクロに似たお花はジキタリスです。
アザミの歌さんとorangepekoさんが教えてくださいました。ありがとうございました。



ニャンコやワンコもいます。

ワンコは他にも2匹いますが、みなおとなしいです。

このワンコは、保健所で処分されそうになっていたところを貰われてきたとか。
散歩から帰ったばかりで幸せいっぱい、なんだか微笑んでいるように見えました♪

上の左は、立派なスズメバチの巣。
でも、今は空き家なので大丈夫です。

下の左は、オーナーの田中さんがご自慢の不思議な石。
何本も筋が入っていて、端の一つだけが本体から離れている石をみつけて、不思議に思い拾い上げると、手のひらの上でぱらりと開いたのだそうです。


開いたところの写真です。

拾ったときは筋は入っていても、くっついていたというのだから、とても不思議ですね。


お食事は和食にしました。
身近な材料に工夫を凝らされていて、楽しい驚き驚き
ホオノキの大きな葉に包まれた豆ご飯、ホオノキの葉の香りがして、珍しいです。
釣りたてのアユも、目の前で炭火焼でした。

小食の私には食べきれないくらいで、家族にも応援してもらい、二人とも満腹



        

というわけで、家族の求めた魚には会えなかったようなのですが、私は充分に楽しいという皮肉な結果でした。

自然大好きな人なら泊まるだけでも楽しい「ボリジ」です。
ここを基点に、京都大学演習林・芦生の森へ行かれると、もっと楽しめます!

行ってみたいな~~という方はぜひお電話してみてください。
美山町宿泊施設の案内

芦生の森のことはこちらに詳しいです。
芦生の森のガイドをされている藤山さんのHPです。
芦生の森 美山から


雨もまた楽しというからには、もっと水滴があるんじゃないの?
と期待はずれだった方もいらっしゃると思います。

そうです、あるんです!  金曜日に見てくださいね♪
コメント (18)
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