小学校3年生になる孫から、爺ちゃんちに夏休みの課題のポスターを描きに行きたいと電話があった。
食育、防犯、防火などなどいろいろなテーマからポスターを描くという課題から、孫は緑化というテーマを選んだ。
まだ3年生の孫にはポスターと絵画の違いも判らないから、話はそこから入り、では緑はなぜ大事なのか、緑を必要としているものは何がいるのか・・・・孫と私でディスカッションをしてポスターの方向性を見出す。
しかる後にアイデアスケッチを描かせ、そのアイデアをより目立たせるためのダメだしもしたから、ポスターは1日で仕上らなかった。
二日目の朝、昨日のおはようとは違って、た・だ・い・ま!という孫の元気な声と共に孫がやってきた。
パレットの上で絵の具を混ぜて色を作ることなどは教えるが、私にはジョウズな絵を描かせる気はないので、一切手はくわえないで孫が描くままに任せておいたが、孫はクワガタやトンボ、キツツキなどを図鑑で調べながら黙々と描いている。
結局、昼食をはさんで夕方5時近くまでかかってようやく仕上がったが、よく飽きもせず二日も集中出来たものだと思ったが、孫にとってはポスター作りは勉強とは思っていなくて、普段は出来ない絵の具遊びを堪能したに過ぎなかったのかも知れない。
今朝のただいまのあいさつのわけはそんな遊び場に戻ってきた気分だったのだろう。
*さてどんな仕上がりになったのか、見ていただきたいのですが、課題の要点を書いたパンフレットの最後に、「未発表の作品に限る」という注意書きがあったためここでお見せできません。