8月19日から23日までの5日間の会期中、関東地方直撃の台風9号を含む悪天候に見舞われて、晴天は2日間だけという不運もあったが、総計450名を超えるご来場者があり、おかげさまにて盛況のうちに会期を終えました。
子どもたちだけのみならず、付き添いのお父さん、お母さん方からも数々の賛辞をいただき、展示を終えた今、あらためてB級アートの道を歩んできたことに自信と誇りを感じさせてもらっています。
ご来場いただいた方々は、子ども連れだけではなく、年配のご夫婦、40代とお見掛けした3人連れの女性のお友達同士、初日にお見かけした方が後日お友だちを連れて再度来てくださったりなどなど・・・。
そんな中で、贔屓の引き倒しとでもいいましょうか・・・・
「今日、私はここに来る前に市の教育委員会と文化会館と*〇〇の3か所に電話をして、この作品を市で永久展示をしなさいと言っておきましたよ」などと、その人は私に関する新聞記事などを集めたファイルを手に 喜々として話をしてくれた人もいたりしましたが、この方をも含めて皆様方からご好評をいただくことが出来ました。
*〇〇とした箇所は伏字にしたものではなく、どこだったのか私が忘れてしまっただけで特に意味はありません。
会期の中で土・日の2日はワークショップも実施し、事前申し込みで一回30名の定員でしたが、両日とも4~5倍の抽選となりました。
外れてしまった子どもたち、ゴメンナサイ!!
また私の展覧会が普通の展覧会と違うのは、作品を手に取って触ってください、写真撮影すべてOKという点ですが、孫のために作った段ボール製の鎧を着てみたいという女の子もいて、こんな申し込みは初めてのことだったが、もちろんそれもOK・・・で早速試着。
また、名古屋から横浜にいるお孫さんに会いに来たついでに、そのお孫さんを連れて、海老名の会場まで足を運んでくれた高校時代の同期生のO氏もいました。
O氏が来てくれて、ふと思ったのは、渋谷、愛媛、高松、博多、秋田、富山などの各地の子どもたちに私のB級アートを見てもらったが、出身地の名古屋ではまだ一度もその機会がなかった。
名古屋の企業の皆さま、代理店の皆さま、そろそろ寿命の尽きかけている後期高齢者の私を動員催事にご利用ください。
この発想の転換のおもしろ工作は企業イメージのアップにもきっと貢献できます。
長くなりますが、最後に今回の展覧会の主催者・海老名市文化会館のブログからの転載・・・
ゴトー孟のおもしろ工作ランド展》
海老名市民ギャラリーにて8月19日(金)〜8/23(火)まで開催いたしました。期間中、荒天の日もありましたが多くのお客様にご来場いただきました。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
もーさん(*ゴトー孟さんのこと)の工作のテーマは、「日常的に家庭内にあるもので」「専門的な道具は使わず」「基本的には小学生レベルの技量で作れる」「そしてどこかにユーモアがある」ということだそうです。お菓子の空箱や使い終わったスプーンやフォークなど、どれも身近にあるものばかりを使っています。普通だったら捨ててしまうものも、工夫次第で何にでもカタチを変え、蘇るのだと、もーさんから教えられました。
印象的なお客様がいました。最初そんなに興味なく見ていた大人のお客様だったのですが、お帰りの際には「これすごいね!本当にすごいね!あの人(もーさん)すごいね!」を連発されていました。お子さんだけでなく、大人をも興奮させるもーさんの作品は本当に素敵です。もーさんの作品には、アイディアだけでなく、「物」に対する深い愛情が感じられます。身近にあるものに丁寧な視線を向けて生きる、もーさんの背中はそう語っているような気がしました。
さあ、私も早く帰って、ガラクタで何か作ってみようっと!
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来場者アンケートより抜粋
●身近なものがスプレーで変身していく事がステキでした。先生の「始めは子育ての一環で」に共感です。子供と一緒に作っていく楽しみを忘れないようにします。
●小学校2年生の7才の息子と参加させて頂きました。ペイント前後で感じが変わってものすごくかっこよくなりました。父親が夢中になっておりました。親子で参加出来る催しには是非今後も参加したいと思います。
●すごくたのしかったです。親の「子どもごころ」に火がつきました。
●大人も夢中になりました。かっこいいものが作れて大満足です。違うものも作ってみたいです。一緒に作る事で、親子の会話も増えていいですね。
●ぼくはうちゅうせんをつくりました。たのしかった。すごくかっこいいうちゅうせんをつくりました。おもしろかったです。またきたいです。