3月27日の午後、久しぶりの東京に向かうも、すっかりオノボリサンで総武線・秋葉原のホームで改札口が判らず10分ほどウロウロ迷い、ようやく改札を出ることが出来た。
改札からさらに10分くらい歩いて、ターナー色彩KKのショールームに到着。
ここにある、特殊な製品に興味があってはるばる小田急線・JR快速中央線・JR総武線を乗り継いだ訪ねて来た。
さいわい他の客もいなかったことから、店長さんともじっくりと私の意図を聞いてもらい、それに見合う色材などの話が出来、写真のような塗料を購入してきた。
ところで、下の写真の作品は私が30数年昔に、ある雑誌のグラビアページに発表をした作品「奇怪な機械たち」の内の1枚で、風力肩たたき機である。
この作品はすでになく、これは当時の掲載誌からの複写でピントも甘く、お見苦しいところはご容赦をいただきたいが、このほかに縄跳び練習機、寝ていても自動で動いてくれる全自動ルームランナー、鶏の飛翔訓練機などなどのナンセンスマシーンのレリーフを作っていた時期があった。
この塗料は面白かったが、個人的な工場で製造されていたものか、極めて短期間しか売り場に出ず、いつの間にか姿を消してしまった。
ターナーにこれに近い塗料があるという情報があり、それを見せてもらいに来たのだ。
結局、それとは少し違うが、ターナーのそれはそれで、別の遊びが出来そうで、少し試作をするつもりで一応製品を購入してきた。
さて、このターナーの絵の具からどんな工作に発展していくのか、色によるマジックでモーさん流のおもしろ工作の新作が出来そうな気がしてきた。