四十の手習いではないが、団地のG-3による芝生の刈込作業から抜け出して、七十の手習いで「高齢者のためのレクリェーション」というミニ勉強会に行ってみた。
いやいや、これ以上にボランティアの領域を広げようという気はないが、最近少し気になることがある。
というのは、このところ私のこのブログのアクセスカウントが異常に上がる。
タレントなどの有名人のブログに比べれば何のこともない数だが、 個人的な、それもマニアックな方向性もない日常の雑事を書いているに過ぎない、文字通りの「ひとりごと」なのだが、1日のアクセスが70~80という日が続き、あろうことか100カウントを超えた日もあった。
通常は20前後のカウントであったことと比べると、やはりちょっと異常現象ともとれる。
上記の写真をクリックしてアップ画面でご覧をいただきたいが、このブログにたどり着いた多くの検索ワードは「高齢者向きの工作」というのが圧倒的に多い。
高齢者自身がパソコンで検索をしているとは思えない・・・ということは、これは介護の関係者による検索だと思われる。
子どもの工作教室に加えて、後継者養成という目的で最近は大人の工作教室も始めたが、どうやら介護の世界でも私の工作は必要性があるらしい・・・と思い始めていた矢先にフェースブックに冒頭のミニ勉強会の投稿があった。
幸い会場も私の住まいから電車で30分ほどの距離で遠くはない。
前にも言ったが、この分野にまでボランティアの領域を広げてしまうと、老化した私自身の頭の処理能力では賄いきれなくなってしまう。
しかし、それが求められているのなら放っても置けない。
そこで、私自身は直接かかわらないが、このブログを通して介護の関係者が参考に出来る形のアップして行きたいと思っているが、介護の世界を全く知らない私は、少しでもその世界の周辺を知って、その状態に即した工作情報を流したい。
まず、介護施設の中で、工作というものを楽しんでもらうには・・・
1回の時間は・・・
参加者の人数は・・・
認知症の程度は・・・などなど判らないことばかりで、少しづつその情報に触れ、現場の要望に即したアイデアを提供したい。
一般的な介護施設と有料老人ホームの違いも知らなかった私にはまだまだ学ばねばならないことだらけだが、まずは最初の1歩を踏み出したに過ぎない。
しかし、私自身がぼけてしまう前に役立てるように急がねばならない。
そのうち私自身がデイサービスのお世話になって、紙コップの首ふり人形などを作ってきたのを見て、孫たちが「おじいちゃん、その工作は昔おじいちゃんが考案したのを覚えている?」と聞かれて、オヤ、そうだったかね・・・などという会話をしている姿が目に浮かぶ。